2013-06-19

ウクライナ 愛のトンネルへの道

次の目的地はウクライナのリウネ(RivneもしくはRovno)という全く聞いた事のない町だった。愛のトンネルという、まっすぐ伸びる線路の両脇を木がトンネルのように覆い茂っているというとても美しい場所があるという話で、そこに行こうとしていた。

同じ時期に東欧を旅行するという友達と合流するために選んだ場所もリウネ。2人があまり予定を決めずに動いているためタイミングがそこになった。

愛のトンネルに関しては、今でこそ行き方は調べればすぐに出てくるけど、当時(2012年8月)はちょうどネットの記事で話題になったばかりくらいで、本当に色々調べたけど、結局「実際はクレベン(Kleven)という町にあること」「リウネという町が近いところでは一番大きな町だということ」「リウネからクレベンまでの行き方は現地で調べてどうにかするしかないこと」こんな感じの何の確証のない状態であった。

さて、ワルシャワからリウネまでどうやって行くのか、調べているとなんとワルシャワからリウネまでバスが出ている事がわかった。
ecolinesという会社で、1日1本は出ているようだった。29.60€(約2,960円 ※1€=100円)Warsaw 01(Zachoddnia)からRovno行き。※ワルシャワに大きいバスターミナルが2つあるので01を選ぶ。
こうしてやっとリウネ行きのチケットを手に入れることができた。

当日バスターミナルまでは路線バスで行き、ターミナルではチケット記載のプラットフォームとは別のプラットフォームにバスが来て乗り遅れそうになったり、バスの運転手や乗務員は全く英語がしゃべれず、ビザの提示を求められるがどうにか日本人はウクライナ入国にビザがいらないことを伝え、なんか朝から疲れたと思いながら、やっと出発した。


バスの中。急にぼろい感じに。

バスの中では多分ウクライナの警官コメディドラマみたいなのが流され、みんな見ていたのだけど、若い乗客がそれが嫌だったのか、でかい音で音楽をならし始めて車内でケンカが始まった。結果ビデオを止める事になったことにうけた。そっち。

シェンゲン協定が結ばれている国ではないので、久々に出国・入国審査があった。出国は全く表情を変えない軍服の人がバスに来て、全員のパスポートを回収して、判子を押してから戻って来た。

ウクライナの旗が見える。

入国はちゃんとバスから降りてやったが特に質問はされず。

その後税関の審査があって、一応荷物チェックがあって、無事ウクライナ入国。
何度も入国審査を通過して来たはずなのに、時間がたつとあっという間に忘れてしまう。

ウクライナに入ると道路が急にでこぼこになった。でもそういう感じが久々でなんかよかった。

約11時間半でリウネに到着。バスはどこか別のところに向かうようで途中で降ろされたことによる不安と、ウクライナ語もしくはロシア語(私には区別できない)の表記が全く意味不明でここがリウネなのかどうかもわからない、という状態。顔文字でしか見た事ない「Д」が本当に使われてるんだなあと。

ターミナルでは他の町へ行くバスの客引きが多くて、道を聞いたらそのまま車に乗せられてしまう勢いだったので、完全に迷っていた。

どうにか近くに公園があることがわかり、前に見た地図をどうにか思い出して、ホテルがあると思われる方面へ歩き出す。タクシーに乗ればよかったんだけど、両替してないからウクライナの現地通貨を持っていなかった。

運良くホテルには到着した。
友達は電車でどこか別の町からくるということで、ホテルの部屋に早朝の4時にくることになっていた。それまでに愛のトンネルまでの行き方を調べておかなくてはいけない。

リウネで安ホテルが見つからなかったから、なぜか4つ星ホテルに泊まっていた。それでも1泊2,500円くらい。
カウンターの人が英語をしゃべることができたのが奇跡で、友達が早朝に到着することはちゃんと伝えられた。

愛のトンネルについては、「行き方は知らないからネットで調べておくわ」って言われて全てをおまかせした。
存在は知っているようだったけど、現地のホテルの人が詳しく知らないということは、そんなに現地で有名スポットではないのかなーと思ったり。

早朝誰かが部屋に入って来た気がしたけどそのまま寝た。

自分的にいかに大変だったかということを書き留めておきたくて全部書いたけど、これだと分かりにくすぎるので、次のエントリーで簡潔に行き方と金額等をまとめます。








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2 件のコメント:

  1. まさに、ワルシャワから、リヴネに行こうとしていました!
    情報ありがとうございます。

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    1. コメントありがとうございます。お役に立てたならば幸いです

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