2019-09-13

チューリッヒで何もしない

ツェルマット(Zermatt)を発つ日、ホテルのバルコニーから見えるマッターホルンには雲が引っかかっていた。一度雲がかかるとなかなか動かないらしいから、ここ数日見ることができたのはラッキーだった。
雲がかかったマッターホルン

ホテルを昼前にチェックアウトして電車でチューリッヒ(Zurich)まで。ネットであらかじめ購入して、52CHF(約5,980円 ※1CHF=115円)。
https://www.sbb.ch/en/home.html

電車の中はかなり綺麗だった。自由席だけど、座席も広めで、友達と二人で爆睡していた。だいたい3時間半くらいで到着。
ツェルマットからチューリッヒ

チューリッヒについて早速ホテルにチェックイン。そのホテルは玄関に機械が設置されていて、事前にもらったコードを入力すると鍵が出てくるという、人がいないチェックインシステムだった。
メインエントランスを開けて、手に入れた鍵で部屋を開けようとするが全く開かない。どうやら間違った鍵が設置されていたみたいだった。
人がいないシステムは楽だけどこういう時とても困る・・・たまたまいた掃除のおじさんが私たちに起きた事態を察してオーナーに電話をしてくれた。どうやらこういうことがよく起きているらしい。結構歳をとって見えたが英語がペラペラだった。
「20分後にくるよ」と言ったので外で待つことにした。結構寒かった。

日本じゃないから20分後、というのを全く信じていなかったけど、30分くらい待ったところで何の人が分からないけど関係者っぽいおじさんが来て、ドイツ語でわーっと色々話しかけられたが全く意味わからないけど、部屋のスペアキーを出して開けてくれた。

とりあえず部屋に荷物を入れることはできたが、スペアキーは渡せないらしく、「電話」と「待て」みたいなジェスチャーをひたすらして去っていった。一体誰だったの・・・?
ドアが閉まったらまた自動で鍵がかかるから、念のため開けっ放しにして本物のオーナーをひたすら待って1時間やっとオーナーが到着して鍵をもらう。

当然もうこの出来事が起きたことにより、街を見て回るという気力はなくなったし、もう薄暗くなっていたが、新たなチーズフォンデュのために頑張って街に出た。

チューリッヒ街並み
結構可愛らしい街並み。

チューリッヒ街並み2
川が流れていて街全体も静かな感じ。

夜になると川に白鳥がこの状態で寝たまま流されていてすごい不思議な感じがした。
川の白鳥

翌日は朝から雨が降っていて、昨日のこともありやる気が出ないままだった。昨夜に購入したブドウと、ツェルマットで大量に買ったチーズとクラッカーをひたすら夕方まで食べ続けるという無駄な1日を過ごす。
チューリッヒ街並み3
なんかほんとにあんまり人がいない。

そしてこの日もまた別の店にフォンデュを食べに行った。多分4日連続だ。スイスにいる間、体の中がチーズになっていくんじゃないかと思うくらいチーズを食べていた。
チーズフォンデュ

チューリッヒの印象があまりない。そんな日もある。

チューリッヒ滞在:2017年11月4日〜6日

2019-09-11

標高3,089m ゴルナーグラート駅

ツェルマット(Zermatt)に来たら必ず乗りたいと思っていた登山列車は、幸いにもまだ11月初旬でクローズ前の時期だったから乗ることができた。

ゴルナーグラート鉄道という、ツェルマットの町から3,089mまで登る列車だ。列車のサイトが日本語にも対応していてわかりやすい。時刻表はそれで確認できる(リンクは春と秋冬の時刻表)
https://www.gornergratbahn.ch/en/winter/railway-information/timetable/

予約は特にせず早速駅に向かい切符を購入。なんと片道47CHF(約5,405円 ※1CHF=115円)でかなり高い。この金額あれば隣の国まで行けそうだ。しかし後から実際に乗ってみて思ったのは、その金額取らないとメンテナンスができないのだろうということ。本当にすごい傾斜を大きなS字を描きながら登っていくが、まぁ本当によく作ったなという感じだ。
ゴルナーグラート鉄道チケット

列車の進行方向右側に座ったほうが景色が綺麗だと事前の調査でわかっていたのに、進行方向自体を間違えて左側に座るというミス。まるで絵葉書のような車窓の景色。雲ひとつない快晴で最高の日だった。
ゴルナーグラート鉄道の車窓

ちなみに車内は4人がけの向かい席が並んでいる。
ゴルナーグラート列車内装

列車の顔はこんな感じ。オレンジの車体がかわいい。
ゴルナーグラート車体

途中いくつかの停車駅があり30分くらいでゴルナーグラート駅に到着する。流石に標高3,000m超えると山には雪が残っていて、空気も凍てついていた。太陽の光が強くて、空気がとても澄んでいて、寒かったけれども、選ばれてここにやってきたかのような満足感があった。

駅はこんな感じでホテルと展望台があり、記憶では売店やレストランは見当たらなかった気がしたのだが、ホテルの中にはあったのかなと思う。どちらにしろ、観光地あるあるの飲食店やおみやげ屋がこぞって出てくるような場所ではなかった。
ゴルナーグラートホテル

周りはもう氷や雪に覆われた山々が広がるだけで、ただ本当にそれだけなんだけど、吸い込まれそうなすごさがあった。
ゴルナーグラートからの景色

私と友達はここから歩いて山を下ることにしていた。昨日見たにも関わらず、そこにある昨日とは別の湖に映る逆さマッターホルンを見たくて、というのと、そもそも2人ともゆっくり歩いてそれを楽しみたいと思うタイプだった。
下り途中に見たゴルナーグラート列車と山の絵になること。
ゴルナーグラート列車と山々

とにかくいろんなところで写真を撮りながら山を少しだけ降り、駅から湖はだいたい1時間かからないくらいで到着した。しかし近づいて見てびっくり、高所すぎて全部凍っていたのだった。
逆さマッターホルン

まあ思っていたのとは違いすぎたけど、なんだかおかしすぎて楽しかった。ここで朝作ってきたサンドイッチを食べたら、多分今まで食べた中で一番美味しいんじゃないかと思えた。

そのままどんどん下って行くことに。特に地図は持っていなかったけど、立看板がずっとツェルマット方面を指していたから難しい道ではなかった。山を下って行くと見える景色も少しずつ変わっていく。そこに存在しているのは上の方で見た山と同じなんだけども。不動のものの偉大さって間違いなくある。
山の途中

本当によくこんなところに列車を走らせたなとまた改めて思う。
ゴルナーグラート列車

どんどん下っていくと、湧き水の横の草が氷柱みたいに凍っているところを見た。ツェルマットにいても何かが凍るほど寒さを感じていなかったから結構驚いた。
草の氷柱

ずっと木のないところを歩いていたけど、下の方に来たら木が多くなり森の中を歩く。ちょうど紅葉が終わりかけだった。
自然があまりにもすごくて、アイスランドでもそう思ったけど、自然の中に神様がいると考えた人たちの気持ちが少しわかる気がした。
森林

結局4時間半かかってツェルマットの町に戻った。思ったよりは遠かったけど、とても実りあることだった。
ちなみに11月初旬で登山道には雪や氷がない状態、靴もトレッキングシューズで問題なかった。少し途中で石が散乱している道があるが、気をつけていれば大丈夫そう。
時期的なことかもしれないが、飲み物や食べ物を買う場所はなかったから持ち物としては必須で、トイレもゴルナーグラート駅にしかないので注意。

ツェルマット滞在:2017年11月1日〜4日