2018-04-19

万里の長城はすごかった

北京(Beijing)に行ったらやはり万里の長城を見に行きたい。というわけで着いた翌日早速行ってみた。

もちろんツアーで行く方法もあるが、バスで1本で行けるというのでその方法を選ぶ。
万里の長城といっても6,000km以上の長さがあり、観光客が見に行けるポイントは色々ある。その中でも八達嶺長城というポイントは北京から近く行きやすい。

地下鉄で積水潭(积水潭)駅に行き、そこから10分くらい歩いてバス停まで行く。
バスは877路がノンストップで八達嶺まで行き、919路が各所に停車しながら進むらしいが、出ている案内は877号についてのみだった。

まず電車を降りたら877路のバスが出ているB出口へ。
B出口をでる

B出口を出て道なりに歩くとすぐに、万里の長城行き877路バスはこちら的な看板が出ていて、あとはもう人の波に乗って歩けば分かると思う。
877号バスへの行き方

この日は土曜日だったから激混みで、バス乗り場をぐるっと回って列ができていた。
877号バスの行列
右側の坂を登って、左側が877路のバス乗り場。919路のバス乗り場がどこだったか結局よくわからない。
各国に行って思うけど、日本人は列に並ぶのが本当にうまい。程よい間隔を空けて無駄なく並ぶから、行列の長さでどれくらい時間がかかるかとなんとなく分かる。しかし日本以外の国は列に並ぶのが下手くそだ。(アジアの一部の国の隙間なく並ぶパターンは抜きにして)ほとんどの国では、行列ができていた場合でも人と人との間はものすごく空いていたり、前に詰めていなかったり、3分の1は無駄なスペースが空いている。だから自分の間隔でこのくらいかかりそうだなと並んでみても、思ったより早く進むということがほとんどだ。

この列もそのパターンで、バスが次々と来るというのもあるが、だいたい15分くらいでバスに乗り込むことができた。
あんまり並びたくない人はバスに立って乗る人専用の列があるから、そっちに並べばもっと早く行ける。「877路 立」って書いてあるからすぐ分かる。
立ち乗りの列
しかし休日に立ち乗りはお勧めしない。道路がかなり混み、普段は1時間で行けるところ、2時間15分かかった。行きのバスは12:30が最後だということなので、休日には余裕を持って出発した方がいいかもしれない。
バスの料金はICカード「一卡通」でタッチして支払い。6元(約96円 ※1元=16円)。みんなちゃんと並ぶし、なんの混乱もなくバスが出発。

約2時間後到着。
すごく天気が良くて嬉しい。バス到着してからチケット売り場までは結構歩くし早速坂道になっていたりする。食べ歩きできる食べ物がたくさん売ってるからわくわくした。小さい肉まんみたいなのが小籠包と呼ばれており、5つで10元(約160円)だったから食べながらチケット売り場を目指す。
八達嶺の売店


荷物チェックがありそこを通ったらチケット売り場。チケットは40元(約640円)と思ったより安い。
バスの混み具合を考えると思ったよりは人は多くないなという感じ。土日に観光地行ったらだいたいこんなもんでしょうというレベルだった。

八達嶺は入り口に入ると二手に分かれていて、右へ進むと傾斜が緩やかな女坂、左へ進むと急坂の多い男坂となっている。当然男坂を選択。というか女坂が男坂より混んでいたからそれだけの理由。

早速登り始めるが、確かに結構な急坂。
八達嶺の男坂

少し登って景色を見ると、すごい!これが万里の長城なんだ、と思う。見えているのは女坂で、混み合っているのが分かる。
八達嶺の女坂

男坂は本当に急坂。
急な男坂

男坂を登り切ると小さな砦のようなものがあって、そこから別の道にも繋がっているが、ここまでが結構きつかったのでそこをゴールにした。
男坂の砦

一番高いところから見るとやはり本当にすごかった。遠くまで道が続いているのが分かる。これを遥か昔に作ったなんて、と思う。景色は写真ではなかなか伝えられない凄さ。
八達嶺の全景

男坂からの全景
元々万里の長城は匈奴(きょうど)と呼ばれる遊牧民の侵入を防ぐために紀元前から建設が始まったそうで、紀元前からこの形だったのか分からないけど、山を切り開いて壁を作ったという事実があるというのが驚きしかない。そこから明の時代(日本だと室町から江戸時代くらい)まで徐々に作られていったという。それで6,000km以上壁を作るなんて、やはりこんな規模の遺跡は他にないと思った。
この八達嶺長城も明の時代に作られているが、現在はかなり修復が入った姿だそうだ。

そして行きが急坂なら当然帰りの急坂。行きより急に感じる。これはわざとそう撮っているわけじゃなくて、本当にこういう角度。
男坂の下り
平坦になっている道ももちろんあるけど、基本は急坂。手すりはあるけど低いところにあるし掴みにくいから、お年寄りとか体力に自信がなければ男坂はやめといた方がいいのかもしれないと思った。

なんだかんだで1時間くらいで往復できてしまったから距離は大したことない。
帰りも同じ877路で北京へ。混んでいなかったから1時間くらいで到着した。
八達嶺のバス乗り場


2018-04-18

中国高速鉄道で北京へ

上海(Shanghai)から北京(Beijing)まで中国の新幹線(高鉄)で移動。
北京を最終地点にしたのは、特に理由はなくて、旅に出る前から一旦夏には日本に帰ってくることを決めていたことと、中国に行くことは決めていたので、日本に直行便で帰って来れそうなところ、というだけだった。
あとはマイレージで帰れるかどうかで空いている席を探したところ北京となった。

もともと電車の旅が好きだから、上海に行くことを決めた時点で、新幹線で北京まで行こうと決めていた。
いつものtrip.comでチケットは購入。
席のクラスは二等席、一等席、ビジネスクラスがあり、今回は一等席にした。日本で言うところのグリーン車。933元(約14,928円 ※1元=16元)にtrip.comの手数料が69元(約1,104円)。

上海虹橋駅は本当に広い。まず待合スペースに入るのに荷物チェックがあり、1階はベンチが並び、各ホームへの入口がある。あとはチケットの購入・引き換え窓口。
2階は食べ物屋が並び、軽く食べられるファーストフード系。
上海虹橋駅のフードコート
こういうラインナップ。

時間があったからお昼を食べながら2階から1階を見たが、広さがよくわかる。人間が小さすぎる。
虹橋駅の待合スペース
ちなみにこの建物は地下もあり、そこは荷物チェック前から入れるが、同じく食べ物屋が並ぶ。コンビニもあるから食べ物屋飲み物を調達するには困らない。

行き先によって改札が決まっていて、北京の高鉄の駅である北京南駅行きは全て同じ改札から、電車が出ているみたいだった。電光掲示板で改札の番号が表示されるから分かると思う。
虹橋駅の北京行き改札

出発の30分前くらいから改札前に人が並び始める、座席は二等車も含めて全席指定だからそんなに早く並ぶ必要もないとは思うのだが。
そして15分前に改札が開く。チケットのQRコードをスキャンして通過。

ホームは意外と殺風景。
虹橋駅ホーム

新幹線の顔はこんな感じ。
中国の高鉄の復興号
この車両は復興号と命名され、2017年6月から稼働している知的財産権も含めて純中国産という珍しい新型車両。最高時速は400kmというからかなりすごい。日本の新幹線は今のところ320km。

中国の新幹線はもともと全席禁煙だったのに、無視して吸う人がたくさんいたので、吸った場合は永久に新幹線に乗れなくなるなど、かなり厳罰化してやめさせたらしい。
ホームでは出発前最後のタバコを吸っている人がちらほらいた。

一等車の車両は本当にきれいで驚いた。
高鉄の一等車の中
まぁ日本でグリーン車乗ったことないから比べようがないけど、席と席の間が離れていて、後ろに椅子を倒しても邪魔にならないくらい。

北京までは1,318kmで約5時間。東京から函館まで新幹線だと4時間だから、それより少し長い時間だ。一等車は水とちょっとしたお菓子を配られて、のんびりしながら、案外あっという間に北京についた。景色はずっと田舎な感じだった。揺れも意外となかったので、悪くないなと思う。何より距離にしては値段が安い。二等車だと約半額だから1万円以下だし。

北京に着くとホームは上海より狭くて古い感じがした。タバコ組が一気に灰皿に押しかけたので面白かった。
北京南駅のホーム

北京南駅は天井が低いからか、なんか東京駅とか新宿駅の雑多とした感じに似ていた。
北京南駅の様子

北京の地下鉄は1日券というのがなくて、乗る1回ごとに買うかICカードにチャージして使うかだ。このICカードがあると路線バスはかなりの割引になる。万里の長城へは路線バスで通常の半額で行けるため、ツアーではなく自力で万里の長城に行こうと思っている人はICカードを持つことがおすすめ。

北京南駅は地下鉄の駅と繋がっているため、改札をでて少し見渡せば、チケット売り場があるのが分かる。結構混み合っている。チケットマシンではICカードは手に入れられないので、窓口に並び、「一卡通」と書いて見せればすぐ発行してもらえる。窓口の近くにも一卡通」を売っている特別ブースみたいなところがあったが、それは限定版のもので結構高かった。

デポジットが20元(約320円)かかるので、それにプラスしてチャージしたいお金を渡せば手続きしてくれる。
帰国時には空港の駅でデポジットとチャージした残金を返してもらえるから、適当な額を入れておいても損をすることはないと思う。空港を利用しない場合は、料金によって特定の駅で返金が可能だということだ。

ついた日はもう暗くなりかけていたから、そのままホテルにチェックインして特にどこにも行かなかった。上海の町の中心が都会的だったのに比べると、北京はちょっと庶民的というか、少しだけそんな気がした。