2012-01-26

国境の街エルパソ

ヒューストンを去って、メキシコとの国境の街の中で1番大きいエルパソ(El Paso)へ出発。

エルパソに関しては、
母が読んでいるガイドブックによるとアメリカで2番目に安全な場所らしく、
友人の助言によると怖い目にあった人がいる場所でもあり。さて、どういう所なのだろうか。

確かにエルパソからメキシコ側へ入るとフアレスという街に到着するが、そこは麻薬に関して抗争がずっと続いている街で、
警察の責任者がギャングに屈して辞職したというニュースがあったり、何千人もその事件関連で殺害されていたり、
と、それはメキシコ側の話だけど、そこから入国してくる人が暮らしている街なのだから、少なからず不安はあった。

『ノーカントリー』という映画で、麻薬取引をする最強の主人公が初めてエルパソで失敗して、
後ろから撃たれながらメキシコ側へ走って逃げるというシーンがあって、私もそういうイメージがある。

移動はまたAmtrakで約19時間、74ドルでした。
今回は今までの教訓をいかして、夜も寒くないようにバスタオルとダウンを常備して完全に乗り切った。

電車から見える景色もなんだかいつもと違う


Amtrakはよく遅れると言われるが、初めて遅延に遭遇した。2時間くらい、動物が線路を横切っていたかららしい。
でもちょうど電車からきれいな夕焼けが見れた。


着いてから驚いたのは、結構都会的な部分があるということ。

普通にビルがあり、ビジネスマンもいる(当然か)

ここで地図 →エルパソ
San Antonio Ave.というところを境に、かなり雰囲気が変わる。
ある意味ここが国境だと思った。
El Paso St.をまっすぐいくともう国境の管理事務所になる。
その道沿いの店たち

よくわからないお店(しかもすごく多い)


露店


靴屋


布団屋


建物の色もなんだか違う


日本でいうドンキホーテみたいな色々ごちゃごちゃに売っている店も多く、
しかも似たような店ばかりだった。繁盛しているのだろうか?
メキシコへ行く(帰る)人、アメリカに来る人がこの通りで買い物をたくさんしていた。ほとんどが生活用品。





近くではフリーマーケットのようなものもやっていた


とにかく商品が多い


あとなぜかドレスの店もすごく多かった。


国境への道はもしかして危ないかな?と思ってたけど、
客引きに全く声をかけられることもなく、活気はあったけど、危ない感じが全然しなかった。
夜にちらっとみてみたら、店は全部閉まっていて、というか街から人が全くいなくなっていた。
どこに行ったんだろうと思うくらい静かで、少しだけホームレスの人がうろうろしてた。

誰かの生活の一部を盗もうという感じが街から全く感じられず、
とても穏やかで、すこし異国の雰囲気が味わえる街だと思った。
駐禁をとるひとはセグウエイだったり、なんかいろんな文化がごっちゃになってる。

そしてこれがメキシコへの道


結構混んでいる、なんかちょっと買い物に行ってくる、みたいな感じにもみえる


私は国境を越えないので、これ以上はいけないけど、
遠くの方に本当の国境線がありアメリカの旗とメキシコの旗が2つ


この混み具合を考えると、ノーカントリーの走って逃げる、てのはまあ無理だよな・・。

こっちはメキシコから入ってきた人たち


至ってすべてが普通です。
多分たまに何か問題はあるのかもしれないけど、私が思っていた感じとは違っていた。

国境と反対側には大学があって、そちら側はメキシコっぽい感じが全くなかった。
ちょっと歩くとすぐに乾いた山が


気候はすごく暖かくて、風が強いと自分が砂だらけになるけど、
なかなか興味深い場所だった。
どこに行っても(日本でも)危ない目に遭う時はあるから、その時々なんだなあと改めて思ったのでした。

エルパソ滞在:2012年1月19日〜21日

2012-01-25

こちらヒューストン

ヒューストン(Houston)といえば宇宙センター。それだけを目当てに立ち寄ることにした。
ニューオリンズからヒューストンまでまたAmtrakで約9時間の旅、49ドルでした。

今回の車両は隣がラウンジカー(乗客ならば誰でも入れる)で、大きい窓で景色を楽しむことができた。


着いたら少しだけ雨が降っていて、蒸し暑かった。
ヒューストンは1年中平均気温が10度を超すらしく、ほとんど寒くならない土地だそうな。
日本の姉妹都市は千葉市。(Wiki情報)

ダウンタウンは結構な都会でしたが、ホームレスが多くて驚いた。
橋の下とか公園に沢山暮らしてた。今までは北にいたからあまり外で見なかった。


あと、ヒューストンでは人がバス停やカフェで話しかけてくる率が高かった。
そしてまた偶然かもしれないけど、必ず言われたのが「ヒューストンが好きかどうか」「ヒューストンに住めばいいのに」という2つ。
なぜだろう。

さて、ジョンソン宇宙センター(Johnson Space Center)へ行った時の話。
有名な割には、専用のバスが出ている訳でも、大きく宣伝されているわけでもないのですごくわかりにくい。
ダウンタウンのDALLAS st と MILAM stにあるバス停で249番のバスに乗ります。とよく言われます。
正解なんだけど、別にこの通りで乗らなくても、249番のバスが停まるバス停ならどこでもいいです。どうせ停車するんだから。


バスは毎44分でくるので、開館時間の10時に合わせるには8時44分のバスに乗るといいでしょう。
到着までは混雑具合によりますが1時間くらい。終点なので焦らなくていいです。片道2ドル。
私が行った時はオフシーズンだったのでほとんど人がいなかったけど、きっと夏は混むんだろうなあと思った。

どこかの国だったら行きたいと思ったら、行くことはできるかもしれないけど、
宇宙は、私の場合は今からがんばったら行ける(かもしれないけど)とかそういうレベルではないので、
もうほとんどの可能性が残されていないから色々なところで展示を見るのが好き。せめて行った人の話を聞いたり見たり、行った気になりたい。

ジョンソン宇宙センター到着


でも子供がきたら楽しい場所だったという事実。
私も楽しかったけど、割とシミュレーターみたいな遊ぶ要素が多くてその辺はあんまりだった。
全てのプログラム(アトラクション)は実施される時間が決まっていて、
1つ30分〜1時間半くらいかかるので、着いてからパンフレットを見て、どう回るのか計画を立てないと、
プログラムが終わった時間に次に見たいのがもう始まっていたりします。

私は午後から行ったのですが、ほとんどのプログラムを見ることができた。
私のおすすめは、NASA TRAM TOUR
実際のスペースセンターを専用のトラムに乗って案内してもらえるというものです。


アポロ月到着のときの司令室(本物じゃないけど)


この赤い電話はペンタゴン直通電話。ガイドの人は「いつでもピザが頼めるように」と言って皆爆笑だった・・・


ほんとに働いてた!






ロケットルーム。でかい!




1時間半くらいかかるし、実際に現役で使われているものが沢山みれるわけではないけど、
実際のスペースセンター内を走るし、働いているところもちょっと見れるし、おもしろい。

あとは STARSHIP GALLERY
最初に映像を見て、そのあと展示をみるというもの。
この映像がすごくよくできていて、私は結構感動した。
事の真偽は別にして、月に到着した時の映像と、地球の現場の映像で初めて見るものも多く、なんかその当時の情熱みたいなものがすごく伝わるというか。
そのあとコロンビア号のような失敗もあったけど、次のチャレンジャーで成功したよ!みたいな見せ方もすごいうまい。

こんなこと一生に一回はやってみたいよ






触れる月の石


映像は15分で、展示は自分のペースで、なので次に見たいプログラムに合わせる事ができるという点でもおすすめ。


他にもヒューストンは美術館・博物館がすごく多くて、見る物には困らない場所だと思った。
ただあまり食べるところが見つけられなくて、それはちょっと困ったけど。

天気がよいときのヒューストンをいくつか。






天気もよかったので夕焼けもきれいでした


ヒューストン滞在:2012年1月16日〜18日

2012-01-24

酒と音楽と太陽と・・・観光客!

ニューオリンズ(New Orleans)に着いてすぐに、泊まるところへ移動した。いつもの安いドミトリー。
到着してすぐに、大音量でそのホステルからレゲエが聴こえてきて、「もうここは違う国だ」と思った。

だってもう日差しが違うんだもの。

私がセーター着ていることなんて、ほんとバカみたいだった。

まずは地図を →ニューオリンズ
2005年にカトリーナという大型ハリケーンでニューオリンズの8割が水没し、住んでいる人種の割合が入れ替わってしまうほどの被害だったそうだ(Wiki情報)被害が大きかった地域にそれまで半数を占めていたアフリカ系アメリカ人が住んでいたようです。
当時私は伊豆の寿司屋でその報道を見ながら、変な名前をつけるもんだと思っていた記憶しかないのが悲しい。
他国の災害って現地の大変さがわかるっていうのは、相当なレベルの災害であっても、その情報を自ら追いかけなければ何も知らないままなんだなと。

そこまで大きい街ではないので、歩いて中心部まで行くと、そこは想像していたところと全然違っていた。
やはりニューオリンズといえばジャズ発祥の地なので、そこら中で演奏しているのかと思っていたけど、
アメリカの観光客がバーボンストリート(Bourbon Street)という有名な通りで飲み歩いて、騒ぎまくっているカオスな状態を目にすることになった。

ちょうどその日はNFLの地元チームの試合だったらしく、
観光客だけでなく地元の人も練り歩いていたようだった。

みんなこういうジャラジャラしたやつを首に何個もかけて、グラスを持って飲み歩いている。

私も1人ではなかったらやってみたかったけど、なんだかできなかった。

こんな風に建物からそのジャラジャラを投げるおばさんと、それをもらいたがる人たちも。


一番盛り上がっていた地域は、フレンチクオーター(The French Quarter)という、昔フランスとスペインの植民地だったときの時代の建物が残っている地域。
建物はとても趣きがあって素敵だった。飲み歩きの人たちがいるから真逆の雰囲気すぎてそれが面白かったけど。





人乗りすぎて落ちそう・・・。


こういう店もたくさんあるし。

でも色々なとこから色々なジャンルの音楽が聴こえてきたので、
酒の印象のあとはやはり音楽、そして日が沈むのが遅いので、太陽の印象。


あとは訪れている人がとにかく楽しそうにしている印象が強い。やはり暖かいところは全てが違っていた。

次の日はNFLの試合もなく、少しだけ落ち着いた街を堪能することができた。
マーケットをやっていたり、


色々な演奏を聴くこともできた。



前の日とは違って、のどかな街になった。こっちのほうが好き。

あと、ニューオリンズといえば色々な人におすすめされたのは「カフェドウモンド(Café du Monde)」


日本にもあるみたいだけど、ベニエ(あげたドーナッツみたいなのに砂糖をかけたお菓子)というお菓子とカフェオレが有名らしく、それは体験してきた。
普段甘い物はアメとアイス以外ほとんど食べない私ですが、これはおいしかった、すごく!
日本のサイトを見たら、かかっている砂糖の量が100倍は違うけど。
私の家の近くだと、まさかのひばりが丘パルコにあるみたいなので、帰ったらいってみよう。


写真だとわかりづらいけど、ベニエの下に砂糖が大量にある。あまりに多いのでふるい落として食べた。

そしてミシシッピ川沿いでカフェオレを飲む私・・・この旅始まって以来の1人セルフタイマー。
背中が丸すぎてへこむ。


しかしこのお店はとにかく混んでいます。

席に座る場合でも、持ち帰りでも並ぶので、それ覚悟で。
私は持ち帰りにして15分くらい並んだかな。席はすごく暗いし人がごちゃごちゃいるので、持ち帰りを推奨。近くが川だし、すごく気持ちがいい。



めっちゃ混んでいるのに、外で休む従業員の人たちと、つくっているのをのぞく少年たち。なんか不思議な光景。
あとから呼び戻されてたけど。作っているのはみんなアジア系の人たちなんだよね。それもなんか不思議。

ニューオリンズでは植民地時代の文化が残った食べ物(クレオール料理やケイジャン料理)やシーフードがあって、
食べることが楽しい街でもあった。やはり食は重要。

お酒はほとんど飲まなかったけど、音楽と太陽を満喫して、
次はまたAmtrakでヒューストンへ。

ニューオリンズ滞在:2012年1月14日〜16日