2013-06-24

ウクライナからポーランドへ

チェルノブイリ見学を諦め、ポーランドはクラクフ(Krakow)へ移動することにした。うまいことバスがなかったため、電車で移動することにした。
エクスプレスホテルというホテルの隣に鉄道の切符を購入できるところがあり、そこへ行くと外国人専用の窓口があり、そこで購入を試みる。

窓口の女性は英語がわかったので、安心。自分よりは少し若く、とても可愛らしくていい人だったので印象に残っている。その日中に出発してしまいたかったので、今日の便について聞いてみるとfirst classしかなく、約8,000円もした。
高すぎたので翌日の便も検討したが、多少安くなるものの寝台列車の部屋が友達と別々になると言われた。寝台列車での治安はクラスが低くなればなるほど悪くなりそうだと思い少し考えさせてもらうことに。

窓口の近くにベンチがあり、そこで話し合うこと数分。高くてもいいからfirst classに乗る事に決めた。やはり当日移動したいのと、同じ部屋であることの安心感はある。

今日の便で行く事を窓口の人に告げ、クレジットカードで購入しようとすると、カードは使えないという。また窓口を後にしてお金をおろしにいって、改めて同じ窓口へ。今度はその日の便はもうfirst classがなくて、second classでも部屋が別々になると言われた。
そこでまた窓口を後にして友達と話し合ったが、結局別々の部屋になるならば、移動が早い本日の便で行った方がいいだろうということになった。
私たちが何度も窓口に来るから、窓口の人は本当に面白かったようですごくなごやかな感じで手続きが進む。最後はロシア語で「ありがとう」の意味である「スパシーバ」と告げると笑いのツボに入ったのか、それまでどちらかというとおしとやかそうな感じだった係の女性が「ぎゃはは」と笑ったのだった。かわいかった…。こういう小さなやりとりがいつも思い出に残る。

キエフ中央駅へ。ホテルからタクシーで言ったら、最初にホテルのオーナーに言われてた値段と違う値段を言われ、ちょっとごねてオーナーに電話までしたけど値段安くならず。タクシーは運転手に乗る前に金額確認するという当たり前の事を忘れてたことに反省しつつ、出発。


この列車で出発。

部屋は3人部屋でかなり狭い。でかい荷物を置いてしまうと通路は塞がる。

私の部屋は親子づれと私の3人だった。友達の部屋の人と交渉してもし大丈夫であれば、部屋を交換してもらおうと思っていた。
部屋の人はとても気さくなおじさんだったけど、本当にがたいがよくて、一番下のベッドでないと交換できないと言われ、諦めた。私のベッドは3段目だったので。
確かにそのおじさんじゃ3段目まで上るのが不可能だった。その交渉で仲良くなり、その人の友達と私の友達でウォッカ祭りをした。英語がほぼしゃべれなかったが、おじさんの持っていたPCで翻訳ソフトを使いながら会話した。
日本について知っている事は「神風」とか「桜」とかそういう言葉。ロシア語で「ドバイ、ドバイ」が「飲め、飲め」という意味だということを教えてもらった。とても役立った。

ウォッカは瓶の最後にあまったやつを飲む時に願い事をするという習慣があるらしい。そこまで飲みきったことはないので、今後もやらなそうだが、本当に彼らはウォッカが通常の飲み物として存在してるんだなと思った。

ウクライナといえば世界的にも女性がきれいだというので有名だけど、それをどう思うか聞いてみたら、やはり世界で1番だと思うと言っていた。自国の人がそういうなんてすごいな。あんまり意識してみていなかったけど、平均顔がきれいなのかなぁと思った。

確か夜20時出発。朝7時くらいに出国と入国の審査があった。スト2にでてくるキャミィそのものの人が部屋に入って来て、完全に寝起きだから寝っ転がったままパスポートを渡して、顔だけ見えるようにしてあとは寝てた。
今までで一番怖い審査官だったけど、自分の態度が今までで一番適当になった。メガネだけ外すように言われて、あとは観光かどうかだけ聞かれた。

2等列車だけど、朝食にパンとコーヒーはついていた。タオルや石けんもあった。なかなかいいサービス。ベッド狭いけど。

そこからまだ長い旅が続き、1時間くらい遅れて17時頃無事にポーランドのクラクフに到着した。





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