2012-06-06

クスコ周辺遺跡 その2

他の日はまたツアーでSacred valle(聖なる谷)と呼ばれる場所にある町をいくつか訪れた。朝から出発してバスで進む。途中、上から見下ろす聖なる谷。私はもうこの景色だけで結構満足した。なんというか、谷自体を普段見る機会がないし、そこに町がちゃんと作られてる、というか昔から人が住んでたと思うと感動だった。

最初にピサック(Pisaq)という町に寄った。ここは日曜日は大きなマーケットを開いていて、ちょうど行った日が日曜日だったので、それをずっと見ていた。見ていたら町そのものを見る時間がなくて、どんな町だかわからなかった。

ちなみに私は地球屋さんというオンラインショップで各国のお土産ものを販売してもらっているので、それもあって色んな店で値段を聞きまくってるのだけど、クスコの町の中心にあるお店よりはピサックのほうが安かった。値切る前から値切ったあとくらいの金額のものもあった。先にわかっていれば・・。

町を後にして、ピサックの遺跡のほうへ。すごかった。段々畑の跡の上に建物の遺跡があり、マチュピチュまだ見てないけど、もうこれでいいやと思ったくらい。



その後はお昼。ツアーに含まれてないけど、一応観光客向けの高いブッフェ形式の店を紹介されるがそこは行かず。隣にあった町の定食屋で食べた。10ソル(約300円 ※1ソル=30円)だからちょっと高いかなあ。

そしてオリャンタイタンボへ。ここはマチュピチュへ行く途中の町として有名で、私も数日後また訪れる事になる。でも遺跡があるのは知らなかったな。それも結構おもしろかったから、滞在する人はぜひ。
遺跡の反対側にある岩山は、この写真の下の真ん中あたりの部分が顔にみえて、荷物を背負っている人に見えるという風に言われている。他にも上のほうにもう1つ顔に見えるところがあって、そこには半年に1回太陽が重なるらしく、それで暦を数えていたとか。だから意外と重要な岩山。

入った瞬間にこれだから、結構圧巻だった。

かなり急ではあるけど、上まで登れる。

ここもなかなか素敵。見えている建物はだいたいお墓。


上まで登ると建築物の跡とされる石たちが。その中の一つにどこかでみたじぐざぐの模様が。

これはボリビアのテイワナク遺跡でもみたなあっと。(模様じゃなくてその3段の形)そして同じインカなので意味も同じだった。地下・地面・空(宇宙)。でもペルーはそれぞれに動物も当てはめてて、地下がへび、地面がプーマ、宇宙がコンドルだって。(ティワナク遺跡に行く
こういう遺跡は3つの谷に囲まれているところにつくられているようで、マチュピチュもその1つ。3というのが重要なことだったのだろうか。なんかそういう決まり事ってわくわくするなと。

もう暗くなり始めた頃、次の場所チンチェーロ(Chincheros)に到着。ここではペルー民族衣装の織物の染色について実演するのを見た。また町自体はすごく小さくて、水路があり、こういうところもあるんだなあと。

ほんとうに色鮮やか。全て自然のものから色をとっている。そして驚いたのは、実演する彼女たちは英語がすごく堪能だったということ。

町の小さい教会の前の広場。お土産をずらりと並べて待ち構えている。でもそんなに客引きする感じじゃない、みんな前後左右の人と楽しそうにしゃべってるだけなんだよね。おもしろいなあ。

最後にもう一つお土産屋に寄らされて解散。そこは全然安くなかった。

Sacred valleツアーはすごくおすすめ。ほんとは全部自分でいけるんだなと後から思ったけど。ただやっぱりツアーのよいところは、説明をちゃんと聞けるというところだなと思った。知らなかったことが沢山だ。

■ツアー情報
会社名:Inca Trail Travel Agency Cusco
住所:URB. Lucrepata D-8
メール:info@incatrailtravelagency.com
料金:35ソル(約1,050円)
※入場は前回記事記述の周遊チケットにて(クスコ周辺遺跡 その1
※お昼は自己負担
※ホテルからタクシーで集合場所までいってくれる


そんなこんなでクスコとその周辺を満喫して、ついにマチュピチュへ。
クスコ滞在:2012年4月26日〜5月2日
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