2012-06-04

インカエクスプレスでクスコへ

プーノからクスコへはバスで移動する予定だった。方法は2つ。通常通りの一般バスで行くか、途中で遺跡があるポイントに降りる観光バスに乗るか。値段はだいぶ高いのだけど、せっかくなので遺跡を見ながらクスコまで到着するバスに乗る事に。通常のバスは朝発、夜到着で35ソル(約1,050円 ※1ソル=30円)。観光バスは各地の入場料とお昼、車内での飲み物、ガイド込みで121ソル(約3,630円)。まあ高いけど、馬鹿高いわけではないからいいかと。あとポイントは朝発で夕方着であるということ。できるだけ知らない所に夜到着するというのは避けたいと思うから。

朝7時にバスターミナルから出発。

途中フリアカ(Juliaca)という町を通る。プーノとは違い、かなりごちゃごちゃしている感じ。闇市や不法バス、違法駐車が多く、かなり問題になっているとか。写真でわかりずらいけど、家から鉄筋が飛び出ているのは、まだ建設中という意味で、建設完了すると税金を払わないといけなくなるから、その対策ということだった。

最初の停車はプカラ(Pukara)。ここでは博物館へ。写真は禁止だったから庭だけ。オリジナルの出土品が結構みれておもしろかった。インカ帝国のあらましを聞く。

町の様子。ここはプーノより標高がたかく、3,900mある。


教会の中も見学。電飾があるんだね。

そしてまたバスは走り、ラ・ラヤ(La Raya)へ。ここはアンデス山脈のララヤ峠が見れる。なんと標高は4,335m。今までで一番高いかもしれない。山がきれいだった。

そして沢山のお土産屋。どうやって運んでるんだろう・・。

途中でリャマ、アルパカ、ビクーニャの見分け方を教えてもらったんだけど、難しすぎて忘れてしまった。しっぽの生え方と首の感じで見分けるのだったはず。

バスはとにかく風景がよくて気に入った。思い描いていたペルーというか、もうマチュピチュ見なくてもイメージできそうな感じになった。お昼はブッフェスタイルで、1時間くらい休憩した。

途中でデモに遭遇。学校の教員たちによる賃金向上のデモだった。このデモはクスコについてもほぼ毎日やっていた気がする。メーデーが近かったからかしら。

そしてラクチ(Raqchi)へ。かつて寺院があって、今は建物の真ん中の部分しか残っていない。インカ帝国発祥時からここにあり、かなり古い。この壁が中心の柱のようなもので、この上に屋根があって、両脇ささえる柱があったようだ。横は100m、高さは14mあるというから結構大きい。


居住区のあと。1つの建物に10人が暮らしていたといっていたが、とても10人くらせる広さではなかった。

やはり景色がすばらしいと思う。

そして最後にアンダワイリージャス(Andahuaylilas)へ。他の教会とは違って、教会内部の壁画が一面に描かれている教会。写真は禁止だったからないけど、天国と地獄を表現した壁画があったり、確かに他の教会とは雰囲気は違っていた。教会の中にあるキリスト像を、過去に地震が起きた時、守ろうとして外に持ち出したら地震が止まったという話があり、その奇跡の教会であるとも言っていた。外側も工事中だったのでいまいちな写真しかない。

そして約10時間かけてクスコへ到着。楽しかったけど、1つ1つの場所を見る時間が少なかったから、ちょっと急ぎ足だったなあという印象。でも普通のバスは何度も乗ってるし、こういうのもいいかなと思った。

■ツアー情報
会社名:INKA EXPRESS
住所:Jr. Tacna N 364
メール:reservacusco@inkaexpress.com.pe
料金:121ソル(約3,630円)
※お昼、遺跡・博物館入場料込み、ガイドはスペイン語と英語、バスでの飲み物サービスあり。
※バスターミナル利用料に1ソル(約30円)別途かかる。

同じ会社でクスコからプーノへ観光しながら進むルートもある。また他にも数社同じルートで出しているので、要確認。クスコのバスターミナルにカウンターがあるのでチケット購入は簡単。
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