2012-06-12

ナスカの地上絵を見に行く

せっかくなのでナスカの地上絵を見にナスカ(Nazca)へ。飛行機に乗らないとちゃんと見れないし、それが高いという話と、がっかり世界遺産であるとよく言われていること、あと小型飛行機がかなり酔うというので、最後まで迷っていた。でももうペルーに次来るのなんていつかわからないから気になるなら見るべきだろうと行ってみた。

町はかなり小さく、地上絵を思わせる装飾も沢山。


色んな人のブログを読んで、金額を色々見ていると、だいたい値下げ交渉して100米ドルくらいという感じだったので、それを目安にしようと思った。ホテルからも申し込みできたから、一応値段を聞いてみると90ドル(約7,200円 ※1ドル=80円)だったので即決。翌日7時くらいに飛行場へ。
飛行場には沢山ナスカの地上絵をみるためのフライトの会社が沢山ある。ブログを読む限りだと、ここに来て交渉する人が多い感じだった。


乗る前に名前とかパスポートナンバーとか名簿に書いたけど契約書みたいなのはなかったなあ。そして久々に体重計った。一応重量制限があるっぽいけど、何キロなのかは知らない。そして飛行機のところへ。超小型の4人乗り。

こんなまじかに操縦席が!テンションがあがった笑

そして飛び立ちます!!耳にヘッドホンつけて、解説が聞こえるようになっている。

最初はクジラ。写真だといまいちかもしれないけど、肉眼ではっきり見えるし、飛行機で席のどちらからも見えるように旋回してくれる。

宇宙人。ガチャピンみたい。

猿。

犬。さかさまだけど。

コンドル。

蜘蛛。

ハチドリ。

木と手。また逆さま。でもこれは地上にある展望台からも見れる。

オウム。

アオサギ?heron birdを訳すとそうなるんだけど、日本のどの鳥かわからない。

これで一通り見たという感じ。正直写真を撮るのに夢中で、酔うとか全くなかった。無駄な旋回したり、急降下したりもなかったからかもしれない。景色もすごく楽しかったし、小さい飛行機乗ったのが初めてだったから、ずっと感動してた。


自分の乗っている飛行機の影が見えるなんて!気分はナウシカのメーヴェですよ(壁と天井はあるけどさ)

そして到着。だいたい30分くらいだった。結構あっという間だけど、私の感想としては、本当におもしろかった。見れたのも感動だったし、飛行機も遊園地の乗り物みたいな感じだった。全然がっかり世界遺産じゃないなあと。
なんでこんなにはっきり地上絵が残っているかというと、この地域は年に数時間しか雨が降らないからということだ。数十ミリらしい。それを知っていてこの絵を書いたのか、どうやって飛行機でしか全貌が見えないような絵を書いたのか、色々謎が深まるばかり、でもそれがまた感動する。ちょっと値段が高いのは確かだけど、やはり小型飛行機で見に行く事をお勧めします。


■ツアー情報
英語ガイド付き飛行 90ドル(約7,200円)
ガイドと言っても、これがどの絵だよと言ってくれるくらい。もともとただ飛ぶだけでこの値段。
空港税が25ソル(約750円 ※1ソル=30円)
予約は
Pirwa Backpackers Nazca
Av. Maria Reiche #304

あと、ナスカにバスで到着するとホテルの客引きがすごい、そしてすでにホテルを決めてある事を伝えると、そのホテルはだめなホテルだってしきりにみんな言うけど、全くそんなことはなかった(むしろよかったくらい)。そういう人にだまされないように注意。
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