インドネシアで食べた美味しかったものと、それ以外に書きそびれた面白かったこと。
■食べ物
インドネシアは何を食べても美味しかった。食べ物の金額もペルー並みに安い。
その代わり大きい金額のお札しかなくなってしまうと、屋台などではおつりがないので注意しながらお金を使った。屋台は金額が書いていない、英語の表記がないところも当然多く、何かわからないけど注文するという感じを久々にやった。金額は常に確認していないと、若干ぼられるので注意。
・ナシゴレン(Nasi goreng)
日本でもなじみあるチャーハンみたいなもの。卵をつけるとちょっと金額があがる。基本的にはずれがない。10,000ルピア(約100円 ※1,000ルピア=10円)以下。
・ミーゴレン(Mie goreng)
日本で言うところの焼そば的な存在。冷やし中華を温めたような味だったのだけど、他で食べたら違うのだろうか。10,000ルピア(約100円)以下。
・バクソ(Bakso)
牛肉のつみれ団子の入ったソバ。辛さもないし、あっさりしていて美味しい。8,000ルピア(約80円)以下。
・サユール・プチェル(Sayur Pecel)
茹で野菜にピーナッツ風味のちょっと辛いソースをかけて食べる料理。鶏肉はオプションと知らずにつけてしまいこれで17,000ルピア(170円)になってしまった。美味しかったけど、値段について苦い思い出。
・ビーフンゴレン(Bihun goreng)
焼きビーフン。ビーフンがどうしても食べたくて食べた。やっぱりおいしい。隣の麺はピーナッツ風味ソースがかかっていたからミーゴレンではないのか…?7,000ルピア(約70円)。
・アヤムゴレン(Ayam goreng)
フライドチキンのこと。ポパイというチェーン店があるくらい、インドネシアではメジャーな食べ物と思われるし、どこででも見た。はずれのない一品。10,000ルピア(約100円)以下。
Yogyakarta Backpakerというホステルの近くにある唯一値段表記のある屋台で食べたアヤムゴレンは最高に美味しかった。鶏肉の下味と左の皿にのるソースが神。
・リカリカ(Rica Rica)
魚を辛いソースで煮込んだような食べ物。色々調べてみたけど、イカンリカリカというのだと思う。この屋台のはそこまで辛くなかったが、これはとても美味しかった。魚だからなのかちょっと高めで12,000ルピア(約120円)。
・カップ麺
インドネシアのカップ麺を侮ってはいけない。かなりおいしいし凝っている。やたらと薬味が多いのでつくるのが面倒だけど。種類も多いし、安いのでよい。3,500〜5,000ルピア(30円〜50円)くらい。
これは美味しいというか驚きと注意という意味で
・Oseng Oseng Mercon
めちゃくちゃ辛くて唯一完食できなかった食べ物。しかし屋台のおじさんの一押しらしく、全くそれを理解することはできなかった。現地の人は普通に食べていた。
調べたところ、Oseng Osengはフライ返しがフライパンに当たる擬音語で、Merconは爆竹という意味だそうで。爆竹のように辛い食べ物という意味だったらしい。ちなみに牛の皮とのこと。これを食べた日は胃と腸が熱すぎて眠れなかった。
これはあくまでジャワ島の料理だから、他の島の料理はまた色々あるんだろうな。
■おもしろかったこと色々
・サンバル(sambal)
食べ物の話ともからむけど、インドネシアのどの店に行っても必ず置いてあると言っても過言ではないのがこの「サンバル」という唐辛子とにんにくなどを混ぜたソース。
インドネシアの上記で紹介した料理は、基本的に出された時にはあまり辛さはない。周りで食べている人を見ると、このサンバルで各個人の好きな辛さに調節するみたいだった。サンバル自体はただの唐辛子の辛さというよりは、若干旨味があって辛いがおいしい。かけすぎると、サンバルだけの味になるので注意だなと思った。これは日本でも手元に置いておきたい調味料。
・世界最大のイスラム人口ということ
インドネシアはイスラム教徒が人口の75%を超えており、1億7,000万人以上がムスリムということだ。私のもっていたイメージはイスラム教は女性地位が下であったり、色々問題になる人権侵害のことを思い起こさせる。モロッコへ行ったとき、その感じはなかったものの、やはり男性社会という感じがしたし、女性の働く姿をほぼ見かけなかったという印象。
インドネシアは女性はバンバン働いており、バイクで3人でも4人でも乗せて走り、旅行者から見れば何も厳しい制限がなさそうな生き方をしているように見えた。まだまだこの件については言及できるほど知らないけれど、インドネシアは国教としてイスラム教を定めている訳ではないし(実際バリ島はヒンズー教だったりするし)、世俗主義であるため個人が宗教規則から自由であるということになっているようだ。スカーフは巻いているがな。
前に宗派によるのかなと思ったけど、モロッコと同じスンニ派であることが後から分かり、それよりもこの件についてはインドネシアの国としてのあり方がそうさせているんだと思ったりした。じゃあ一体どこまでの範囲を世俗主義の中で許容しているのか、という点についてはわからないままである。
・ビーチサンダル用のストッキング
写真がないからわかりずらいが、女性がビーチサンダルを履く時に、ビーチサンダル用のストッキングをはいているのが気になった。
日本の足袋みたいな形をしたもので、素材はストッキングと同じに見えた。明らかに浮いているし、指先は外に触れるから若干黒くなっていたりしてかっこわるいのだけど、履いている。肌の露出がいけないのかと思いきや、腕は出している人がそれを履いていたりとか、流行なのか、なんなのかとても気になっている。
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