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2019-10-08

スペインまとめ(食べ物・おもしろかったこと)

スペイン(Spain)まとめ(1ユーロ=133円)

■食べ物
スペインで食べた美味しかったもの

スペインはこれ、というものよりもこの店、という感じだった

■コルドバ(Cordoba)
・Taberna Luque(地図)
11月はランチの時間帯に予約なしで行っても入れた。ハイシーズンは予約必須らしい。
一人一杯のお酒と3品くらい頼んでシェアするスタイルで50ユーロ(約6,650円)くらい。店の雰囲気、オーナーの陽気さ、もちろん味も全て良い店。人気があるのは納得である。
Taberna Luque

Taberna Luqueコロッケ

Taberna Luque牛テール
前菜、コロッケ、牛テール煮込み。2日連続行ったので他にもいろいろ食べたけど特に美味しかったもの。

・Bodega Guzman(地図)
コルドバのユダヤ人街にあるバル。いくつかバルに行こうとのぞいたが、本場っぽいところは軒並みいつものメンバーみたいな感じで賑わっていて入りづらかったのだが、ここは老舗かつ広いからいろんな人がいて飲み物の食べ物の地元価格。しかもかなり美味しく、飲むにはかなり最高だった。入った瞬間から樽酒の匂いがしておもしろかった。
Bodega Guzman
ブログにも書いたが、これ全てともう一杯お酒で12ユーロ(約1,596円)

■マラガ(Malaga)
・El Tapeo de Cervantes(地図)
タパスのお店。一つ一つの皿の量は少ないけど、かなり丁寧に作られているのがわかる。料理も美味しいし、何よりデザートがうますぎた。お酒2杯、食事4皿、デザート2皿で45ユーロくらい(約5,985円)
El Tapeo de Cervantes

El Tapeo de Cervantesデザート

・Casa Aranda(地図)
チュロスの店。スペインといえばなので文化体験としてもおすすめ。カフェにいて周りの人がどう過ごしているか見るのが楽しかった。チュロス1本0.5ユーロ(約66円)、チョコ1.65ユーロ(約219円)
Casa Aranda

■バルセロナ(Barcelona)
・La Paradeta Sagrada familia(地図)
好きなシーフードを好きな調理方法で料理してくれるところ。ソテーやフライなど。量は指定しなくても人数で適当に出してくれる。2-3種頼んで30-35ユーロ(約3,990-4,655円)
タコとマテガイのソテー
スペインといえばタコとマテ貝だろうと思ってソテーにした。

タコのフライ
タコが美味しくてフライにもしてもらった。
ここも2日連続行ったので他にもいろいろ食べたが、特にフライ系が毎回美味しかった。

もちろんパエリアも食べたし、他にもバルに行ったりしたんだけど、これは当たりだったなって思うのはここに書いたもののみ。パエリアも店がありすぎて、いろいろ調べて行ってみたけどなかなか難しいものだ。

■おもしろかったこと
・シエスタってほんとにあるんだね
存在を知っていたものの、今まで旅行したことがあったのが大都市ばかりで、そこではシエスタの時間も営業している店ばかりだった。
マラガに行った時、初めてシエスタでやっていない店に出会って、グラナダではさらにそれで行こうと思っていた店に結構いけなかったりして驚いた。もちろん営業している店も結構あって、みんながいうほど休んでないような気もしたけど。
そして東ヨーロッパからだんだん西にきたからかもしれないけど、スペインについてから特に南部は人の感じとかもすごく明るく感じた。イタリアもラテンの国なんだけど、それ以上にラフで明るい感じがしたのはお国柄なのかもしれない。

・カタルーニャ独立問題
詳しくはブログに書いた通りだが
http://michikaizumi.blogspot.com/2019/09/Barcelona.html
行ったのは一旦騒動が落ち着いたところだったから、街中で何か大きな動きがあったわけじゃないんだけど、ベランダにそれぞれの主張が掲げてあるところが多かった。スペインは道路に面してほとんどの家にベランダがあるから、そこに旗を掲げると誰からも見えるのだ。だから道路を挟んで主張の旗がたくさん見えると、観光客である自分たちにもそれが気になるし、何が起きているのか伝える役割も担っていると思った。その土地の特性を生かしたやり方の一つなのかも。


2019-10-07

スペインまとめ(宿泊・交通)

スペイン(Spain)のまとめ(1ユーロ=133円)

■宿泊
・マドリッド(Madrid)
Mola!hostel
Mola hostel
値段(一泊):男女混合ドミトリー 10人部屋 15ユーロ(約1,995円)
基本情報:シャワートイレ共有(室内)、お湯出る、スタッフ英語可、朝食なし、Wifiあり(速度普通)、タオルなし、ラジエーターあり、ロッカーあり、キッチンなし
行き方:地下鉄のSol駅から徒歩5分くらい
その他:カーテンはないけどベッドが個室型になっていて、電源なども個別にあり過ごしやすかった。全体的にすごい綺麗。大型ホステルだけどキッチンがなく、バーと大きな冷蔵庫だけはあった。シャワールームは部屋付だけど、寝るスペースとは別になっていて清潔。

Way Hostel Madrid (写真なし)
値段(一泊):女性専用ドミトリー 6人部屋 12.5ユーロ(約1,662円)
基本情報:シャワートイレ共有(室内)、お湯出る、スタッフ英語可、朝食なし、Wifiあり(速度普通)、タオルなし、ラジエーターあり、ロッカーあり、キッチンあり
行き方:地下鉄Sol駅から徒歩5分くらい
その他:キッチンが広くて調味料など諸々揃ってた、自炊している人が多い。

・コルドバ(Cordoba)
Hospederia Luis de Góngora
Hospederia Luis de Gongora
値段(一泊):ダブルルーム 25.2ユーロ(約3,351円)
基本情報:シャワートイレ室内、お湯出る、スタッフ英語可、朝食なし、Wifiあり(部屋によってかなり弱い)、タオルあり、ラジエーターあり、ロッカーなし、キッチンなし
行き方:コルドバのバスターミナルまたは駅から歩いて20分くらい
その他:コルドバの旧市街の中にあり観光にはかなり良い、主要駅から遠いため歩きかタクシー必須。

・マラガ(Malaga)
Casa Al Sur Terraza
Casa Al Sur Terraza Hostel
値段(一泊):ツインルーム 32.6ユーロ(4,335円)
基本情報:シャワールーム共有(室外)、お湯出る、スタッフ英語可、朝食なし、Wifiあり(速度普通)、タオルあり、ラジエーターあり、ロッカーなし、キッチンあり
行き方:マラガのバスターミナルから徒歩20分くらい
その他:屋上があって気持ちがいい。マラガの中心までは歩いて10分くらい。キッチンに調味料など揃っていて良い。

・バルセロナ(Barcelona)
 Sant Jordi Hostel Sagrada Familia
Sant Jordi Hostel Sagrada Familia
値段(一泊):ダブルルーム 37.8ユーロ(約5,027円)
基本情報:シャワールーム共有(室外)、お湯出る、スタッフ英語可、朝食なし、Wifiあり(速度普通)、タオルあり、ラジエーターあり、ロッカーなし、キッチンあり
行き方:地下鉄のCamp de l'Arpa駅から徒歩15分くらい
その他:大型ホステルの個室。個室はフロントがある隣のビルにあってビル内移動が多い。他の部屋と共有のリビングルームが広くて綺麗。個室用のキッチンもあるが、小さい。
Sant Jordi Hostel Sagrada Familiaリビング


■交通
チューリッヒ(Zurich), スイス(Switzerland)
↓ 約2時間半 世界一周航空券
マドリッド(Madrid), スペイン(Spain)
↓ バス 約4時間半 25.6ユーロ(約3,404円)
コルドバ(Cordoba)
↓ バス 約3時間 10.97ユーロ(約1,459円)
マラガ(Malaga)
↓ 飛行機 約1時間40分 59ユーロ(約7,847円)
バルセロナ(Barcelona)

・マラガからグラナダ日帰り
バス 約1時間45分(片道) 11.43ポンド(約1,600円 ※1ポンド=140円)
※購入サイトの関係で通貨がポンド

・バス会社 ALSA https://www.alsa.com/en/web/bus/home
スペインのバス移動はALSAがかなり本数がある

・飛行機 Vueling https://www.vueling.com/en/
スペイン発祥のLCCでスペイン国内は強い。結構荷物や時間の制限が厳しい

バルセロナ空港

2019-10-03

14年後のサグラダファミリア

バルセロナ(Barcelona)といえばやはりサグラダファミリアである。あまりにも有名なガウディの未完の作品。一時期は複雑な建築であるがゆえ、資金不足で完成まで300年かかると言われていたが、拝観料の徴収と3D構造解析技術の発達により2026年には完成すると言われているらしい。それでも建設し始めてからは、140年以上が経っているが。

2003年に見に来た時よりもかなり工事が進んでいたので驚いた。前に来た時は、確かに300年はかかるよなーと思っていたけど、今見たらもう出来上がりそうな勢いだ。

サグラダファミリアに関しては、事前予約は必須だと思う。朝から当日入場の列ができているくらいなので、入れるのかもしれないが列には並ばないと行けないし、11月のオフシーズンですら結構な列だった。
https://tickets.sagradafamilia.org/en

チケットを買う時には教会内部のみを見学するチケットもあるが、塔にも上りたい場合にはSagrada Familia with Towersというチケットを購入する必要がある。こちらは日本語のオーディオもついているのでおすすめ。29ユーロ(約3,857円 ※1ユーロ=133円)
2017年のサグラダファミリア
2017年の外観。こちらがよく写真などに使われる側で、ガウディがまだ生きていた頃に建築された生誕のファサードと呼ばれる塔。

こちらは2003年の外観。
2003年のサグラダファミリア
全くもって同じアングルじゃないため違いがわかりにくいけど、左右や背後の建築物が2003年の時点ではほとんどない状態だった。

生誕のファサードの門は日本人の外尾悦郎さんという方が製作したものだ。日本人が関わっているというのは有名な話だが、彼は現在も芸術工房監督として他の彫刻にも携わっている。
生誕の門

門は葉がモチーフだが、中に虫が紛れていたりして面白い。
生誕の門のカブトムシ

生誕のファサードはキリストの生誕を描いた彫刻になっていて、遠くから見ると彫刻があるというのがわかりにくいが、近くで見るとかなり色々な物語が彫ってあるのである。真ん中に彫られているのは、キリスト生誕と喜びの彫刻だ。
生誕のファサードの彫刻

早速中に入る。2003年当時はまだこんな感じだった。工事中のため中の見学は許可されていなかったのだ。
2003年のサグラダファミリア内部

天井部分が少しだけできていたが、これがどうなるのかなんて想像できなかった。
サグラダファミリア柱

中に入ってかなり驚いた。完全に完成している!というのと、森をイメージした空間で柱は木になり、グラデーションになったステンドグラスは森の中にいて感じられる色々な色のようだった。
2017年のサグラダファミリア

サグラダファミリアステンドグラス

サグラダファミリアステンドグラス2

そして中央にはキリスト像。そしてその下には礼拝堂があり、礼拝堂は信者のみが入場可能。ここにはガウディの遺体も埋葬されているという。
サグラダファミリアのキリスト像

サグラダファミリアの礼拝堂

そして生誕のファサードの塔を上る。エレベーターで一気に上までいき、歩いて降りてくるという感じだ。正直塔に上ったからといって何か特別なものが見える訳ではない。昔来た時は塔にしか上れなかったので、すでに行ったことがあったがここに関しては特に変わりばえがしなかった。

塔からはサグラダファミリアの生誕のファサードのシンボルとも呼べる生命の木が真横から見れる。
生命の木

そして現在も建築中のフルーツのようなオブジェも。
サグラダファミリアフルーツオブジェ

これが生誕のファサードの背面と側面になる訳だが、2003年はまだこういうものの面影すらなく、反対側の受難のファサードが見えていた。
サグラダファミリア2003年
14年でここまで変わったというべきか、14年でここまでしか進んでないというべきか。

そして2003年当時、受難のファサードはほぼ外から見てもよくわからなかったと記憶しているが、今回は全然違っていた。
受難のファサード
受難のファサードは生誕のファサードとテーマも真逆で、キリストの苦悩や悲しみをイメージして、ガウディの死後に製作されたそうだ。
彫刻も角ばった感じのものが多く、ちょっと怖い印象を受けた。

受難のファサードのナンバープレート
この数字のプレートは、縦横斜めどう足しても33になる。33という数字はキリストが磔の刑で死んだ年齢でもあり、復活した年齢でもある。33という数字の理由は明確になっていないが、他のガウディ作品でも33という数字が出て来たり、ちょっとした謎を呼んでいるようだ。

ガウディはサグラダファミリアに全精力を注ぎ、中に篭って仕事をしていたため、身なりなどもかなりボロボロだったそうだ。その格好のまま、ミサに出かける途中に路面電車にひかれてしまった。あまりにボロボロの格好だったため浮浪者に間違われて、手当が遅れたために亡くなったとされている。

サグラダファミリアは実は色々な手続きに不備があり、建築許可のない違法工事であったことが2006年になって発覚した。約46億円を支払うことにより、2019年にようやく合法工事として扱われることになったらしい。

実際にガウディが作成した設計図などは、死後に起きた内戦で完全なものではなくなってしまったらしい。だから今建築されているのは、ガウディの考えを推測して製作されているものなのだ。
もしガウディが生きていたらできたものは自分が考えていたものと程遠いと思うのか、よくできたと思うのか、どっちなんだろう。
それでもガウディが亡くなっても誰かが意思を継ぎ、こんなに有名になった近年にですら問題が色々起きる中、ここまで完成に近づいたというのは単純にすごいと思うし、感動がある。

バルセロナ滞在:2017年11月12日〜15日

2019-10-01

曲線美のカサバトリョ

バルセロナ(Barcelona)ではやりたいことがバラバラだったため、友達とは別行動して、お茶やご飯で合流するという方法をとっていた。
私はバルセロナは2003年、イギリスに留学しているときに一度短期間の旅行できたことがあった。

当時はガウディの作品を見て回ったのだが、その時はまだ中の見学は許可されていなかったカサバトリョが現在は中まで見ることができるというので行くことに。
歩いて行く間にガウディの他の作品であるカサミラの横を通る。これはある実業家のために建てられた邸宅だそうだ。
カサミラ

そしてカサバトリョへ。カサバトリョはこちらも世界遺産に登録されていて、中が見れるようになったのは2004年から。この建物も富豪に依頼されて、もともとあった建物をガウディが改築したそうだ。

カサバトリョ
カサバトリョの全貌は写真に収めることが難しい。建物の前の歩道を道路との境目ギリギリまで下がっても必ずどこかが切れてしまうし、反対側の道路に行っても街路樹があるから下の方が隠れてしまうのだ。

カサバトリョは当日券も販売しているが、ネットで事前購入することをお勧めする。当日券より事前予約の方が安いし、ハイシーズンだとかなり並ぶ上に入れるかわからないからだ。ちなみに私が行った11月中旬は前日に余裕でネットでチケットを購入できるくらいだったのだけれども。
https://www.casabatllo.es/en/online-tickets/

入場は23.50ユーロ(約3,125円 ※1ユーロ=133円)。購入時に入場時間を指定するため、その時間になったら建物の前にできている列に並べば入場できる。
チケットは色々な種類があるが、一番安いチケットでも日本語の音声ガイドが付き、一通りの部屋には入れるので十分だと思う。

そして驚きだったのが、渡される音声ガイドはスマートフォンを利用したものなのだが、スマートフォンを建物の中でかざすと、そこに当時あったであろうものなどARを利用して解説がされるのだ。
スマートガイド
部屋の中でかざして当時の家具がスマートフォン上に再現されているところ。

ガイドによるとこの建物のテーマは海だということだ。入り口では魚の骨を模した階段の手すり。これは一説によるとドラゴンの骨だとも言われているらしい。カタルーニャの伝説に出てくるドラゴンだという解釈もあるという。
カサバトリョ入り口

全ての場所において曲線が美しかった。そしてほぼ自然光で見学するんだけど、こんなに優しく光が入るなんて、やっぱりテーマは海としか思えなかった。海に潜って下から上を見たときに似ていると思ったから。
カサバトリョ内部

水泡のようなデザインのバルコニーのある部屋
カサバトリョバルコニー

カサバトリョバルコニーの部屋

建物の中の吹き抜けはタイルで下から上までがグラデーションになっていた。ここにエレベーターも通っている。
カサバトリョ吹き抜け

カサバトリョ吹き抜け上部

中庭がある部屋は木製の窓枠やドアが光に照らされて、この部屋自体が本当に美しく思った。
カサバトリョ中庭のある部屋

中庭にはモザイクのオブジェが。でもなんかこれはどこにでもありそうな感じ。
カサバトリョ中庭

中庭から見た建物の内側はこんな感じ。こっちは結構シンプルなんだな。
カサバトリョ内側

屋上に行くために当時の屋根裏を通る。使用人の部屋があった場所らしいが、ここも手抜きなしのデザイン。
カサバトリョ屋根裏

屋上に出ると不思議な煙突が。煙突自体は弟子が作ったものらしい。
カサバトリョ屋上

貯水槽として使われていた所の屋根はドラゴンの背中のようだと言われているらしい。とはいえ魚のヒレにも見える。
カサバトリョ水の間

隅から隅まで見て本当に満喫できた。建築に詳しくないが、見た目ですでに楽しめるし、ガイドやARでさらに楽しめた。本当に曲線が美しすぎて、ドア、窓、天井全てが曲線でできているようなイメージを持つほどで、全てに触ってみたくなるようなそういう魅力もあった。

2019-09-30

バルセロナとカタルーニャ

マラガ(Malaga)から飛行機でバルセロナ(Barcelona)へ。
バルセロナの空港から町の中心部へは一番安い行き方で国鉄Renfeに乗ることにした。

バルセロナ空港はかなり広くて、Renfeの乗り場はLCC専用のターミナル2に循環バス(無料)に乗って移動する。そこから電車のマーク案内に沿って行けば駅には簡単に着くがちょっと遠い。
切符を買おうと並んでいたら、見知らぬカップルから話しかけられて、どうやらチケットが余っているからくれるというのでそのままもらった。チケットの仕組みもいまいちわかっていなかったのと、突然で驚いたからまともにお礼を言えたかどうかも怪しい。

そのチケットはマドリッド同様、複数人で1枚を使えて、10回Renfeや地下鉄など公共交通機関に乗れるというチケットだった。一人片道4ユーロ(約532円 ※1ユーロ=133円)はかかるので大変ありがたく、もっとちゃんとお礼を言えばよかったと思った。

ホテルに荷物を置いてすぐにサグラダファミリアを観に行った。内部の見学は別日に予約していたから、外観だけ。
サクラダファミリア

そして一番の目当てはサグラダファミリアの近くのシーフード料理屋だった。
La Paradeta Sagrada Familia (地図)
La Paradeta Sagrada Familia
このお店はシーフードを量り売りして、指定の料理に仕上げて出してくれる。
言葉がわからなくても注文可能だ。指差しで目の前に並ぶ魚介類をさすと、「ソテー?フライ?」などその魚介をどう料理するか(つまりどう料理できるか)というのを聞いてくれる。量も人数に合わせて適当にしてくれるから、特に心配はいらない。そしてこれがどの料理もかなり美味しくて、ここも滞在中に2回行ってしまった。
La paradeta Sagrada Familia food

バルセロナに来たのは2回目だったが、思ったより街並みを覚えていなかった。海辺の町だけどその時はイギリスの海辺に住んでいたからわざわざ見にはいかなかったから、今回は海まで行ってみた。
バルセロナの海辺
マラガほど気温的な暖かさはないのだが、まだまだ海にはたくさん人がいた。

バルセロナの海辺2

この頃のバルセロナはちょうどカタルーニャ独立に関する選挙が行われた直後で、まだ少しバルセロナ市庁舎前で抗議をする人たちはいたが、少し落ち着いた後だったように思った。
カタルーニャ独立抗議

バルセロナ市庁舎前

スペインはもともと17の自治州に分かれていて、その中でバルセロナが所在しているエリア一帯をカタルーニャ州と呼ぶ。
そもそもカタルーニャは987年に君主国として生まれ、主権を持って独自の文化・言語・歴史を持っている。その後スペインが統一された際に、カタルーニャ地方に対する自治権が奪われたが、その後の歴史でも自治権を持ったり、スペインそのものの政治によってまた奪われたりと、独自の文化を尊重されない時期も長くあった。

その後近代では、特に抑圧されていたフランシスコ・フランコ政権が終わり、全ての州が独自の議会と政府を持ち、独自の政策を展開できるようになったのだ。
問題が顕著に現れるようになったのは2010年頃で、観光資源の多いバルセロナがあるカタルーニャ州は中央政府に納める税金は多額になっているにも関わらず、政府からの還元が少ないということ、それに加えてスペイン中央政府がカタルーニャを軽視する発言をしたことが発端となり、これまでずっと独立に関する運動は行われて来ていた。

ちょうど訪れた2017年。10月に独立の是非を問う住民投票が行われ、投票率が4割(中央政府の妨害により選挙に行けなかった人が約15%いた)、その中で賛成が9割という結果だったが、投票率の低さから住民の意思を反映してないとして、中央政府から違憲とされてしまった。
しかしカタルーニャ自治州の首相プッチダモン率いる州議会は独立宣言をし、それを中央政府から違法とされ自治州の政治家たちが逮捕・更迭されたのだ。かなりニュースなどで報道されていた時期だ。そして中央政府による、カタルーニャ地方への自治権の停止(今は解除されている)があったちょうど後くらいにバルセロナに行った。

町中には独立を支持する人たちによるベランダへのカタルーニャの旗の掲揚。Siと書いてある旗を掲げたり。Siというのはスペイン語でYesの意味で、独立に賛成だということを表している。
カタルーニャの旗
ちなみに現在(2019年)まさに当時の政治家や活動家の裁判が行われているところ。独立運動自体は特に大きな進展を見せてはいない。

バルセロナにいて思ったのは、独立運動は何か特別なことではなく、そもそもそこに生きている人たちの根底に自分たちはカタルーニャに生きているという気持ちがあるだけな気がした。町のいたるところでカタルーニャ語を見たし、ベランダでの意思表示もかなりの数だった。
カタルーニャ国旗