2012-06-05

観光客だらけのクスコ

そう、それはなぜかというとマチュピチュへ行くための滞在ポイントだから。空港もあるし。だからもう色んな国からとにかく人がきてるというイメージ。だから現地の人もお土産売りに精を出し、民族衣装を着て、リャマを連れて、写真を観光客向けに撮らせたり。そして私が滞在している時は日本のゴールデンウィークだったから、日本人も日に日に増えていった。
マチュピチュ内にあるワイナピチュというのに登るつもりで予約をしていたのだけど、うまくとれておらず、クスコで取り直した時には1週間後の日程しか取れなかった。というわけで予定していなかったのだけど、クスコに1週間くらい滞在したのだった。
しかし、結構面白い事は沢山ある。周辺の町に遺跡が沢山あるし、お土産屋が多いし安いし、オーダーメイドの靴をつくってみたり、このエントリーはクスコの町自体を紹介。

標高は3,400m。だから日本からいきなりくると、高山病になる可能性がかなり高い、もちろんボリビアのラパスと同じく、ならない人もいるが、初めて来る人は薬持ってた方がいいのかなと思う。ただ、クスコのそこらじゅうに薬局があって、高山病の薬はすぐに買えると思う。

街並は美しい、細い道と坂道と、かなりの観光地なのにそこまですれてない感じがいい。警察もかなりパトロールしているので、あまり危険も感じなかった。


カミソリの刃すら通さないという壁がある道。12こ角がある石が混じっているらしいけど、それを滞在中は知らなくて特に注目してみなかった。でも12までいかなくても、かなり角の多い石が混じっているのは見てすぐわかるので、それが面白かった。

アルマス広場にあった電灯の柱。結構インカ時代を意識した装飾が多くて、それも面白い。もちろん後から作られたものなんだけど、あえてモダンにしないところがよい。あとこの表情がなんとも

最初の日は、学生たちが制服着て行進するイベントが行われていた。やはり普通に暮らしている人たちが集まる時が一番おもしろいと思う。



あとはとにかくお土産を沢山買ってしまった。プーノからクスコまでくる間にも、色々な民族衣装を着た人を見て、とにかくその刺繍や色遣いが素敵すぎて、自分用にポンチョを買ってしまったのだった、いつ使うんだ。でもほんとに全部手作りだから、同じものがないし、これを作るまでにかかった時間を考えると本当に感慨深い。もちろん、お土産用に大量生産されている感じの商品もすごくかわいいし、とにかく自分の好みであった。
Av.El Solというメインストリートを、アルマス広場を背にしてまっすぐ15分くらい歩くと、お土産屋が集まったマーケットがあり、そこでかなり時間を費やした。お店の人とコミュニケーションとるのも面白いし、結構子どもが学校終わった後に手伝っていたり、子どもの方が英語しゃべれてお母さんを手伝うという光景が色々なところで見れて、そういうのもよかったな。


道でも小さいものを売っている人たちが沢山いて、公園で休んでたらこのおばさんがずっと話かけてきて、買う気はなかったんだけど、楽しかったからベルトを買った。だいたいこういうのいらなかったらはっきり「No」と言ってしまうんだけど、この人すごくいい人で断れなかった。

そしてまた他の日はお祭りがあったり。

メーデーにはやっぱりデモがあった。

列の先頭はアイス屋だったけど。

町の中心のアルマス広場周辺にある建物は全てスペイン式の建物で、装飾がすごくきれい、おそらく色遣いが決められていて、マクドナルドやスターバックスもあったけど、ロゴは黒に統一されていた。


そしてクスコと言えば、オーダーメイドの靴。これはおそらく近年日本人の中でクスコに行ったら靴をつくるというある意味ブームだと思う。しかし自分で布を選んだり、靴の形を選んだり、しかも安くできるならば、それはやりたい!ということでやってきた。
場所は2つあって、どちらもアルマス広場から近い。Procuradares通りをアルマス広場を背に進み、突き当たり少し手前のところの右手側にお土産屋がある。その奥に進むと工房があって、そこでオーダーできるのが一つ。以前は店の看板「AWAY」というのが表につけられていたみたいなのだけど、私が行った時は看板はもう1つの店に移動されていて、最初こっちの店の存在には気づけなかった。
もう1つの店の方が簡単。Procuradares通りを突き当たりまで行き、左に曲がる、そしてまた突き当たりを右に曲がる(他に道がないのでわかると思う)と、そこはTecsecocha通り。まっすぐ進んで割とすぐ右手側に靴を売っているところがあるから、そこがAWAY。中に入ると「AWAY」の看板が置いてある。店番をしている人にオーダーメイドしたい旨を伝えると、足のサイズをはかり、靴の形を選び、布を選び、どこの部分を使うかとか、どこに装飾するのかとか、糸の色とか、とにかく全てを自分で決めるのでかなり時間かかった。
そこはすでに作られた靴が置いてあり、オーダーメイドする時間がない人はそれを買って行く人が結構いた。実際その靴たちもすごくかわいい。
ただ1点注意があるとすれば、出来上がり予定の日に出来上がらないこと。おそらくゴールデンウィークだったのもあったのかもしれないが、私は言われた日から2日遅れでできあがった。荷物を送る関係で、かなり通ってせかしてもそれだから、まあのんびり待てる人用かなあと。だから短期で来る人は、出来上がり予定がギリギリだったら、正直間に合わない可能性が高いと思う。トータルで4.5日かかったかなあ。

でもこの靴職人のおじいさんが本当にいい人で、私が何度工房に来ても、優しく迎え入れてくれるんだなあ。しかも焦らないところがいい。なんか私もいつ出来るのか確認もあるけど、なんかこの雰囲気が好きでっていうのもあった。これは違う職人の人、靴の底つけてるとこ。

これがそのおじいさん。

そして出来上がった靴。レザーのブーツで200ソル(約6,000円 ※1ソル=30円)。ブーツ以外にもサンダルやパンプスなど時間があまりかからなさそうなのもあった。


そんな感じでクスコは存分に楽しめた。次は周辺遺跡の話を書く予定です。
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