ハジャイ(Hat Yai ハートヤイ)から飛行機で約2時間でタイの北部の町チェンマイ(Chang Mai)へ到着。
たくさんの寺院がある町という認識で行ってみたものの、町へでてびっくりしたのは沢山の欧米人と観光客向けのレストランの数々。確かに寺院も旧市街に沢山あるが、なんだかもっと静かな雰囲気を予想していただけにびっくりした。
安いゲストハウスは沢山あるから、到着してから宿を決めてさっそく出かけるともう夜だった。
次の日、一番気になっていたドイ・ステープ寺院へ行く。旧市街のチャン・プアク門から出て、向かいに停まっている乗り合いの軽トラを改造したみたいなもの(ソンテウという)に乗り向かう。人が集まったら出発だけど、行く人は意外といるから30分くらい待って出発。片道50バーツ(約150円 ※1バーツ=3円)。
山の上にあるのでかなりくねくねした道を進む。だいたい30分くらいで到着。帰りもソンテウを利用するのだが、ほとんどのソンテウがお客さんを逃したくないからか、戻り時間を決めてまた同じメンバーで下山する形にしていた。見学時間は1時間半くらい時間あるので、結構余裕がある。もちろんそれに乗らないで帰るという手段もあるけど。
お土産屋の並ぶ階段を進む。
そして現れたのがさらに長い階段。
これを見た瞬間に、ドラゴンボールの界王星に行く時の蛇の道を思い出した。落ちたら地獄行きっていうやつ。この上に寺院がある。入場は30バーツ(約90円)。
ちなみにこんな飾りになっている。日本以外のアジアの装飾や仏像はちょっと私にとっては不思議に思う物が多い。日本とは全く違う感覚だなと思う。
中に入ると全てが黄金。ハジャイでは寺院を一切見なかったし、チェンマイにきてからもまだしっかり見学してなかったから、これは圧倒された。装飾もかなり細かくてきれい。中には仏陀の遺骨が収められているそうだ。
仏像もきらきらしてる。日本の仏像は基本的には古くて木製で、それが趣きがあって良いという感じだと思うが、タイはやっぱり全然違うのだな。古いからなんとなくありがたいという気持ちが私にはあるのかなぁと思った、正直きらきらの仏像にお祈りする気になれなくて、でもタイの人たちは信仰心も強いしこの仏塔に何度もお祈りしてた。タイにおける仏教と日本における仏教のあり方は当然だけど全然違う。
インドネシア、マレーシア、タイと来て、色々な宗教シーンを見て、お祈りするということについて考えている。というかなんでそんなに信じることができるのか、ということについて。
ドイ・ステープを後にして、また旧市街へ戻り寺院巡りをする。ほとんどの寺院(もしかしたら見たやつは全部かも)の仏像は金色だった。
ワット・チェン・マン。象に支えられた仏塔がある。これはすごかった。
ワット・プラシン。チェンマイで一番大きな寺院だそうだ。敷地内に複数寺院があるという感じ。入場に20バーツ(約60円)。
壁画もすごかった。
お坊さんが一般の人にお祓いみたいなことをしていた。自由に参加できるみたいだったのでやってもらった。そのとき腕に紐を巻いてもらったのだけど、後から調べたらちゃんとお守りというか願掛けするものだったということで、大事につけたままにしている。女性はお坊さんに触れてはいけないのだが、触れずに紐を巻いていた気がするそういえば。
ワット・チェディルアン。
大きな仏像。
外にはチェンマイで一番大きな仏塔が建っている。地震で崩れてしまった後、修復されたとのこと。仏塔には色々な様式があるらしく、建設当時の記録がなかったため、どの様式にするのか議論されたとか。
十二支それぞれの小さい仏塔も建っていた。かわいい。イノシシが豚なのね。
色々寺院を見て満足して、チェンマイの夜はナイトマーケットへ。旧市街から歩いて15分くらい。暗くなるにつれてすごい人だかりになり、民芸品やら偽ブランド品やら、沢山の店が並ぶ。マーケットの奥に安めの屋台もあり、なかなか面白い。
全然関係ないけど、ナイトマーケット行く途中にあった寺院の中にあったもの。謎すぎる。
チェンマイの旧市街は歩いて全部まわれる。自転車があればもっと楽かもしれない。色々行きたいところへいったら1日で終わってしまった。もっとゆっくりするつもりだったが、なんだかこの欧米人の夏休み雰囲気にのまれたくなくて移動することにした。
チェンマイ滞在:2013年7月30日〜8月1日
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