ラオスのおいしかったものとブログ記事に載せられなかったおもしろかったことなど
■食べ物
東南アジアにいると少し似通った味が多くなる、タイにも似ている、ベトナムにも似ているような。国の位置関係と共に食べ物のことを考えると少し面白い。タイほど辛いものがなく、ラオスは少し胃に優しい味という感じ。
・カオソイ(Kao soi)
多分ラオスで一番美味しかったもの。ルアンパバーン名物で、ラオスでも北部でしかあまり食べられることがないそうだ。少し辛めの鶏だしスープに野菜と肉そぼろ、でも濃すぎずあっさりなスープで何杯でも食べられそうな味。好みでライムしぼったりして。これはもう1度食べたいなー。ルアンパバーンのナイトマーケット、ロイヤルパレス側の終わりに出ている屋台がめちゃくちゃうまかった。15,000キープ(約150円 ※1,000キープ=10円)。もっと安い屋台もあるけど、ここが一番おすすめ。
・カオニャオ(Khao nyao)
餅米のこと。sticky riceとか言っても通じる。でも日本のお米みたいなやつではなくてあくまでも餅米。東南アジア諸国にあるパラパラのお米じゃなくてお米同士がくっついて塊になっているというイメージ。だいたいおかずとともに、手にとって食べて、その食べ方のスタイル込みでおいしい。ご飯食べてる!って感じが私はした。5,000キープ(約50円)くらいで食べられたはず。
・ピンカイ(Ping kai)
鶏の丸焼き。日本の焼き鳥ほどの味の濃さはないけれど、ちゃんとタレに漬け込んでから焼いているのか、ただの雑な丸焼きじゃなくて、味がしっかりあって食べやすい。餅米にとても合う。
こんな感じで焼いてくれている。12,000キープ(約120円)くらいかな。
・タムマークフン(tam mak hoong)
青パパイヤの辛サラダ。タイ料理でいうところのソムタム。元はラオスからタイに広がったらしいので、ラオスの方が本場になるのかしら。ラオスのは辛いけど、酸っぱいほうが少し強くて、辛すぎず、これもまた餅米にとても合う。タイのも好きだけど、物によっては辛すぎて舌が死ぬ。
・シェイク
東南アジアなら割とどこでもあるけど、やっぱり見つけると買ってしまう。ルアンパバーンのはなぜか有名な気がする。だいたい5〜8,000キープ(約50〜80円)くらい。果物を混ぜると高くなる店もあるが、最初からこの写真のように混ざった物を置いているときはマンゴーとバナナの入っているやつをさがした、本当にうまい。
・カオピヤックセン
米麺。だいたいnoodle soupって言ったらこれになる。
味はかなりあっさりな鶏スープで香草とニンニクの揚げたものがのっている。麺は太め。具は色々あるので、野菜だけとか鶏肉入れたりとか。落ち着く味。10,000キープ(約100円)くらい。
・カオチーサイクアン
サンドウィッチのこと。ラオスでは屋台でも結構売られている。フランスパンに、具は色々選べて、チリソースかけて食べる。普通のサンドウィッチなんだけどね、フランスパンっていうところがいい。ヴァンヴィエンのチュービング受付付近の黄色い看板にメニューがかかれている店は値段と量が最高だった。10,000キープ〜(約100円〜)。
・ビアラオ(beer lao)
ラオスのビール。あっさりなんだけど後味が独特でおいしい、何となくくせになる。瓶で10,000キープ(約100円)くらい。他にも米焼酎でラオラーオというのがラオスのお酒で有名で、これはまさに日本の米焼酎と似ている味。強いからあんまり好きじゃなかったけど。
どっかで宴会に遭遇すると、たいてい「ラオラーオ」って言われてコップを渡され飲まされるという謎の習慣があった。
■おもしろかったこと色々
トピックつくるほどは沢山ない。滞在も短かったし。
でも私はラオスの田舎な感じと自然がまだ沢山残っているところ、観光客多いけどまだそこまで擦れていない感じがすごく好きだなと思った。あとぼったくり価格を言ってくる人に出会わなかった。
昔の日本を知らないけど、もしかしたらこんな風に人々が穏やかで、貧しいけどよく笑って、って過ごしていたのかなあとか思ったりもした。
メコン川を下って思った、大きな川が人々の生活を支えているんだな、と。ブラジルのアマゾン川、インドのガンジス川、タイのチャオプラヤ川、どれもなかったら生活がしずらいだろう。むしろ川があるから生活が始まったという話もあるけど。だから川の側でその生活を見ることはおもしろいのかもしれない。
あと、ラオスの人ほんとによく飲むね。もちろんそうじゃない人も沢山いるんだろうけど、生きているのが楽しそうだなって感じることが多かった国。
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