ルアンパバーン(Luang Prabang)で会った日本人が象遣いの免許を取って来たばかりだっていうので見せてもらったのが始まり。
象にはどこかの国で乗りたかったし、ほんとかわからないけど国家試験である象遣い(マホート)の資格を持っているなんてただ単純に面白いじゃないか、と。友達と私の意見が一瞬で一致して、その場で申し込みにいった。
そしてさっそくマホートのトレーニングへ。
車で象の村へ行くといくらか高かったから、自転車で行くプランを選ぶ。ガイドの人は23kmだと行っていたけど、時速をだいたい計算すると恐らく30kmはあった。
初めてマウンテンバイクのギアの使い方を知った。
2時間ちょっとこいで村に到着。自分たちの部屋をちゃんともらえる。厚めのマットレスがあるだけの部屋ではあるが、トイレシャワー(水のみ)つきだし新しくてきれい。
着いてからお昼を食べて、やることがないので寝る。いきなりやることがないっていうのがすごい不思議だった。
起きてから象に乗って散歩兼象を森に返しにいった。もちろん後ろに象遣いの人が乗って操る。
よくある象に椅子が括り付けてあるやつに乗るわけではなく、本当に象に直接乗った。毛がすごく堅くて、皮はとても柔らかかった。意外である。
象遣いの人たちは象の上で寝そべったりして本当に余裕な感じだった。私は象の上が意外と地面から距離があったからちょっと怖かった。象自体はかわいいし優しい感じがした。
象を森に返したあとは徒歩で村までまた戻る。夕飯の時間まで暇だからまた寝る。寝てばかり。
食事がいつもおいしいし、大量に出てくるから嬉しかった。
ご飯を食べた後もまた暇だから、ガイドのアリーと日本の音楽を聴いたり、友達が歌ったり、一緒に飲んだりした。ビール大量に買って来てくれたのだった。
1日目はこれで終わり。まだ象に1回しか乗ってない。
2日目は朝食後に象に椅子をつけて、象と散歩した。先頭に別の象に乗った象遣いの人がいて2匹の象を操っている状態。
昼ご飯を食べて、暇なので村の女の子と遊んだり、子象に乗らせてもらったりして暇をつぶしていた。
そして今更感が満載な中、象を操る時に使う言葉を教えてもらう。
そして最後の試練。象に乗りながら落ちないようにして川をあがってくるという訓練が。
もちろん象遣いの人たちが悪のりして何度も落とされた。でもまた象に乗って、落とされて、繰り返してすごい笑った。川が茶色いし、水かなり飲んだけど別に大丈夫だった。
全ての行程を終えて、全然象を操ることができないまま、ラオスではどこでも象に乗っていいという免許を手に入れることができた。でも長い間象が側にいる生活をしていたから、象がとても好きにはなった。
あと、マホートの人の象とのたわむれかたがやはり自然でプロだなぁと思う。共存している生活を見るのも面白かったな。
ルアンパバーンはそんなこともありとても濃い時間を過ごせたと思う。
■旅行会社情報
名前:Phone travel
料金:78ドル(約7,800円 ※1ドル=100円)
内訳:75ドル(旅行代金)+3ドル(クレジット手数料)
※元は80ドルだけど利用した人の紹介でということで交渉して75ドルに
内容:マホートトレーニング、行きの自転車移動・帰りの車移動、ガイド、昼2回・夜1回・朝1回の食事と水、宿泊
場所:ナイトマーケットのある通りをロイヤルパレス側と反対に進み、ナイトマーケットが終わったあたりの左手側にある旅行代理店。恐らくここが一番安い。
ルアンパバーン滞在:2013年8月5日〜8日
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