2012-06-09

ワイナピチュに登る

ワイナピチュにも登ってきた。ワイナピチュというのは、マチュピチュ遺跡の後ろにある山のことで、いわゆるマチュピチュの写真として見せられるものにはこれが必ず写っているはずだ。ワイナピチュは前の記事に記載した通り、事前に予約が必要。(ワイナピチュ予約方法

登山グループが2つにわかれていて、7-8時に入場するか、10-11時に入場するかの二択になる。朝は雲がまだかかっていて景色がはっきり見れないと聞いていたので、第2グループである10-11時で入山。これにはさすがに時間通りいって並んだ。

全体像はこんな感じで、ワイナピチュ山に登ったあとも、裏側をぐるっとまわって、月の神殿までみることができる。

さっそくスタート。これよくみると人が登っている姿が見える。ああ、やっぱり大変そうだなあと。

思った通りの道であった。でもマチュピチュ山やまよりは低いから大丈夫であろうと、全然心折れそうにならなかった。ただ前日の山のせいで筋肉痛がひどかったけど。ワイナピチュ登山は、マチュピチュ山よりも距離が短いけど、道は少し危険に感じた。細道が多いし、人も多い。何人か毎年落ちたりしているらしいので、かなり注意が必要だと思った。

たまにこんな感じの道もありつつ、頂上に到着。多分30分くらいだった。

頂上から。正直に言うと、マチュピチュ山からの景色の方がずっとずっといい!景色目当てなら、こっちじゃなくてマチュピチュ山だ。

ただ、私がワイナピチュ感動したの、こんなところに建物のあとが残っているということ。少なくとも階段は多少整備されているのに今ですら登るのがこんなに大変なところに、どんな生活があったのだろうと。あと、あんまり人の手が入ってないままになっているところが多いというところ。横に突き出ている遺跡なんて、まさにラピュタだと思う。


上まで登ったところで、月の神殿目指して、山の反対側を下る。下りだからちょっと楽。でも急坂である事に変わりはない。

途中、木のはしごを降りてみたり。

森の中を歩いてみたり。

草に覆われた建物跡の雰囲気がよい場所にでると、月の神殿がもうすぐ。

到着!!ワイナピチュ頂上から1時間弱。
太陽の神殿がマチュピチュにあって、月の神殿がワイナピチュにある意味はなんだろう。私調べでまだ答えがよくわからないまま。日本に帰ったらまたちゃんと調べよう。

中は洞窟っぽくなっていて、洞窟ならではのひんやりした感じとしーんとした感じ。なんかちょっとぞっとした。


行きは下りだったということは、当然・・・帰りは上り。

どうにか戻る事ができ、出口で「ワイナピチュに登ったよ」判子を押してもらったのでした。なんだか遠足みたいだな。あまりにも疲れたので、またマチュピチュ遺跡を見ながら寝転んでいた。

そんなこんなでマチュピチュをかなり満喫した。翌日クスコへもどり一気にリマまで飛行機で飛びました。クスコへ戻る時は電車を降りたらすぐにコレクテイーボを捕まえられたので、10ソル(約300円 ※1ソル=30円)。タクシーの客引きがかなりの高値でしかも本当にしつこかった。
マチュピチュずっと来てみたいと思っていたから、本当にこれてよかった。マチュピチュの町自体はかなり安全だし、気を張る必要があまりなくてすごく気持ち的にもゆったりできたのであった。唯一心残りがあるとすれば、旅の途中で会ったイギリス人夫婦と会おうと言っていたのだけど、お互いにいる場所を勘違いしていて、アルマス広場(ペルーのどこにでもある)で待ちぼうけてしまったこと。今思えばおかしい話でもあるけど、旅の途中に、また誰かと再会するというのはなんだかまたとない経験なので会いたかったなあ。


■チケット情報
マチュピチュ+ワイナピチュ入場料 152ソル(約4,560円)
ネットで事前予約が必要。

マチュピチュ滞在:2012年5月2日〜5日
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