2012-06-10

昼間のリマ

その他のリマ(Lima)を紹介。交通手段は基本的にメトロポリターノというバスを利用する。これは停車するところが決まっていて、ちゃんと電車の駅みたいに路線図もあるし、ホームもあるし、自動改札機もある。走るのも専用レーンを走る事になっているため、渋滞に巻き込まれたりすることがないし、旧市街も新市街もすべて網羅しているので割と便利。

駅と専用レーン。

切符ではなくカードを購入してチャージするシステム。カードは最初5ソル(約150円 ※1ソル=30円)で購入する。そのうち2.5ソルはバス代として使える。どこへ行くにも1回乗るのに1.5ソル(約45円)。そしてチャージは0.50ソル(約15円)から。
だから1回しか乗らないならカードはすごく損なのだけど、これを買うしか方法がないのであった。私は最初それを迷っていたら、近くにいた人が、自分のカードで入っていいよと言って1.5ソルで入れてくれた。いい人もいるもんだ。最終的にはカード買ったけど。

タッチして入る。

バスの中。まあ地下鉄みたいなもんだな。次の停車駅も表示されるからわかりやすい、ただ、バスを待っている時にそれがどこ行きかがわかりにくいのでいつも適当に乗ってた。だいたい道は1本なので間違っても急行かどうかくらいで、そんなに迷う事はない。

バスを使わずにいったのは、ミラフローレスから歩いて30分くらいのところにある、ワカ・プクヤーナ(Huaca Pucllana)という遺跡。今もまだ発掘中であり、修復中でもある。入場料12ソル(約360円)。英語かスペイン語ガイドとともにまわる。住宅街のなかにいきなりあらわれる日干しレンガづくりの建物。


お墓が見つかったり。

宴会していた場所が見つかったりしている。

1990年代にはここから海が見えたらしいが、もうビル群になっている。20年でだいぶ変わったんだなあと。

作業中の人たち。

他にもペルーならではの動物を飼育したり、植物を育てたりしている場所が遺跡内につくられていて、そこでペルーについて簡単に学ぶ事はできる。

あとは博物館も沢山あるので、国立博物館(Museo de la Nacion)にも行った。メトロポリターノの駅Javier Pradoから歩いて25分くらい。意外と遠かった。無料で入れて、色々見れるんだけど、全部スペイン語表記という・・・。だからあんまりよくわからなかったのが残念である。でも色々な出土品がどこからでたかとかはわかるし、絵で説明があるものも多いからそれなりにおもしろい。

ちょっとかわいい。

博物館へ行った日は母の日だったから、お母さんが出てくるのを待ち伏せする高校生たち。いいね。

そしてどうしても行きたかったのは、メトロポリターノの駅Centralの近くにあるPolvos Azulesという店。ここは国境の町タクナ(Tacna)から商品を取り寄せている。タクナは税金がかからずにものが買えるらしく(税金がかからずに輸入できる)、他のところよりだいぶ安いというのを友達が教えてくれた。免税店みたいな感じかな。

中はほんとカオス。洋服やら、DVDやら、ゲーム、電化製品、なんでもある。そして見ていて本当におもしろい。




ここでついに携帯を購入した。ずっと安めのを探していて、でもなかなかないのと、回線の契約はいらないから端末だけほしくて、それを普通の携帯屋だとどうも伝えられそうもなかったので、ずっと躊躇していたのだった。端末だけ売っているのがわかったし、少しねぎって500ソル(約15,000円)だったからGalaxy miniというのを買った。携帯を買ったあと、袋が見えないように内ポケットに隠すように店の人に言われた。このショッピングモール(のようなところ)もあまり治安はよくないのかもしれない。無駄な長居は無用だな、多分。

そういうわけで、色々やりたかったことをできて、リマからナスカへ移動するのでした。ナスカにいったあと、リマにまた戻ってきてるから、リマ滞在は意外と長かった。

リマ滞在:2012年5月5日〜8日、10日〜12日
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