2019-03-22

気ままに過ごすロンドン

ブライトン(Brighton)からロンドン(London)へ移動。
移動方法は電車とバスがあるが、事前に予約しておけば意外と値段がそんなに変わらないのである。バスは時間によってはめちゃくちゃ安い便が出ていたりするが、移動時間は2時間半〜3時間かかる。電車はだいたい1時間で到着するので、今回はロンドン滞在を長くするために電車にした。Southern railway で8.5ポンド(約1,190円 ※1ポンド=140円)

到着してからOysterカード(Suicaみたいなもの)を作ってから、地下鉄でホテルへ向かう。外に出るとイギリスにしては珍しくきれいに青空が広がっていた。ちなみにOysterカードがないと地下鉄はかなり割高になるので、最後にリファンドされるし作った方が良い。

次の旅先の調べ物をするときなど、すでに勝手がわかっているイギリスで過ごすとはかどる。仕事も少しあったから、せっかく晴れていたけど、スタバやホテルでパソコンと向き合っていた。
次に行く国の電車のチケットなどをネットで予約していたら、決済時に通信が悪くなり、結果として複数回エンターを押してしまったらしく、不正使用とみなされクレジットカードが止まってしまった。
クレジットカードはVisaを1枚とJCBを1枚しか持っておらず、Visaの方が止まってしまったのだった。海外だとJCBはほぼ使えないので、とても困ったが、OysterカードのチャージはJCBが使えたので、かなり助かった。欧米系の先進国ではほとんどクレジット払いにしていたが、仕方がないので国際キャッシュカードを利用して、現金生活になった。
後日談だが、結局VisaのサポートセンターからSMSが来て(便利!)、それに電話して、不正利用とみなされた決済が私の行ったものであることを電話でお話し、それ以前の何件かの決済も私かどうかという確認と、個人情報の照合で、カードの利用が再開できた。
ちなみにこういう時の電話はSkypeにお金を入れておくと格安でネット通話できる。ネットがあって、電話も通じるようなところで起きてよかった。

夜はミュージカルに行った。その時イギリスでかなり評価が上がっている作品という話だったので、「マチルダ」を見た。この作品の原作は自分が小さい頃夢中で読んだロアルド・ダールなのもありかなり期待。劇場の装飾がすごい。
せっかくなので1階のど真ん中の結構いい席にしたので98ポンド(約13,720円)。

たくさん散りばめられたアルファベットの中から見つける凄さ。
NAMIE!!

チケットはアプリのToday tixというのを利用して購入した。このアプリは欧米のいろんな国のミュージカルやその他ショーチケットを安く扱っていて、オンラインで購入まで完了し、チケットの受け取りは現地というものだ。
見たいミュージカルを探すのにも役立つし、他格安チケットを扱うサイトと見比べても、マチルダは人気が高く高額になっていた中で、そこそこ安くなっていたので購入した。人気が下火の作品なら、さらにかなり安くチケット購入できるアプリだ。

同じ時期旅していた友達が、このアプリを先に利用していたため、割引の紹介コードをくれていたのに、私は購入時にそのコードを入力するのを忘れた。
FAQを見たら忘れた場合でも後から申請すれば割引されると書いてあったから、その画面キャプチャとともに問い合わせたら、そのルールはもうやめたんだと言われたが、とはいえFAQに残っているのでということで結局10ポンドの割引コードを新たにくれたのであった。対応もなかなか良いので信用できるアプリだと思った。

ミュージカル自体はまぁまぁ面白かった。原作がかなりシュールな作品なんだけど、それと比べると割とコメディ寄りに直されていたのがイメージとちょっと違ったが、子ども向けに作られているのもあり、分かりやすくて普通に笑える作品になっていた。

翌日はロンドンの好きな場所を適当に散歩。留学時代に1月1日やることがなくて、神社の代わりに行ったセントポール大聖堂からスタート。

天気がいいから外を出歩いている人が多かった。セントポール大聖堂の目の前から反対側にかかっているミレニアムブリッジで、テートモダンという美術館へ。

イギリスの美術館や博物館は無料入場が多く、すごく嬉しい。お金がなくてもちょっとした暇つぶしにでも入場して、好きなものだけを見たり、ただその雰囲気を味わうことができる。まさにテートモダンはそんなところ。来るたびにこの吹き抜けの展示は変わっていて楽しみにしている。

そのままテムズ川沿いを散歩したり、また地下鉄に乗って移動したり。

せっかくだからまだ残っているバンクシー作品を見ようと思ってGreenparkの駅で降りた。メイフェアと呼ばれるいわゆる高級ホテルやハイブランドの店など、高級なものが集まる地域だ。
その高級地区にある廃ビルにFalling shopperという作品がある。この場所がどういう場所か知っていればこの作品がシュールに見えるから不思議。

せっかくなのでこの地区からずっと連なるショッピング街を通ってピカデリーサーカスという中心地へ。高級地区ではあるが、そこそこ買いやすい値段の店も多い。とにかくこの建物の感じでずっと店が連なっているのがすごい。

ピカデリーサーカスに来るといつも思うが、この場所自体に楽しいものは何もないのに、なぜみんな噴水に集まるんだろう。

近いのでナショナルギャラリーという美術館があるトラファルガー広場まで歩く。二階建てバスの渋滞。

トラファルガー広場からビックベンまでも結構近いのでまた歩く。
途中のパブ。みんな外で飲みすぎて笑った。楽しそう。

ビッグベン工事中。確か斜めになってることが発覚して工事してるとか。
メイフェアからここまで時間はそこそこかかるけど、無理なく散歩できる範囲だったとは初めて知った。いつも地下鉄ばかり乗っていたから、たまには良い。

この日も夜はミュージカル観劇だったから、劇場の近くのナショナルギャラリーにまた戻ってカフェでお茶してた。トラファルガー広場が案外きれいに見えた。

夜はオペラ座の怪人を観劇。作品はかなり良かった、また見たい!席は3階で少し見えにくいけど、安い席だったので仕方がない。劇場も古く、趣があり、スタッフもこんな端の席なのにも関わらずしっかり案内してくれたり、雰囲気が良かった。22.50ポンド(約3,150円)

やっぱりロンドンが好き、落ち着く。今回は少しだけいつもより予算があったので、かなり堪能できた。

一つすごい発見をした。イギリスの料理はまずいと言われるが、確かに伝統料理は美味しくないし、フィッシュ&チップスは日本の方がうまい。でもまずいというほどではなく、間違った店に行かなければ、選択肢はかなり豊富であると思う。そんな選択肢に加えたい店を発見した。Pizza union
多分新しめの店だと思うが、ロンドンには4店舗あり、私が行ったのはキングスクロス駅の近く。正直イギリスでピザ食べても、なんかイマイチで高いし、だったらケバブ一択って感じだったけど、このピザは普通にうまいし、安い。マルゲリータなんて一枚(日本のデリバリーのMサイズくらい)で4ポンド(約560円)だった。お店も綺麗だし、かなりおすすめ。イタリアのピザとかには全くかなわないので、そこはイギリスだということを忘れずに。

■ホテル情報
Clink 78 Hostel
写真なし。普通の2段ベッド4台の部屋
値段(一泊):ミックスドミトリー 8人部屋 17.31ポンド(約2,423円)
基本情報:シャワートイレ共有(室外)、お湯出る、朝食なし、Wi-fiあり(速度普通)、タオルなし、ラジエーターあり、ロッカーあり
行き方:King's cross駅から徒歩10分
その他:完全にシステム化された大きいホステル。部屋はいつものイギリスの通り汚い。大きな講堂のようなところやキッチンがあってフリースペースと電源は豊富だった。斜め向かいにある伝統的なイギリスの朝食を出す店が結構美味しかった。

ロンドン滞在:2017年10月5日〜7日

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿