2019-03-07

韓国のパワースポット 馬耳山塔寺

全州から日帰りで行ける観光地として何かないか探していたら、とても興味深い場所を発見した。
2つ並んだ山の見た目が、馬の両耳のような形をしていて、名前もそのまま馬耳山(マイサン)。その山の中に塔寺があるという。そこは約140年前に李甲龍という人が修行のため、山の声に導かれるがまま30年間石を積み上げて塔を120基作ったとそうだ。
もともと韓国は風水や陰陽思想を取り入れた神社が多いらしく、この場所も馬の耳である山の片方は陰でもう片方が陽。プラスとマイナスの強烈な磁気が、エネルギーを生み出す磁場だと言われているそうだった。

現に建てられた塔のうち、人為的に壊された塔以外は風が吹いても雨が降っても揺れることはあっても、崩れることはないという。また、この塔寺で桶に水を入れて凍らせると、その真ん中が天に向かって伸びるように柱を作って凍るそうだ。そんな不思議な現象が起こる塔寺は韓国では有名なパワースポットだそうだ。
確かにパワーをもらえそうである。そしてそれ以上に、李甲龍が一人で30年間も石を積み上げ続けていたというのが、いくら修行とはいえあまりにも狂気を感じられて、これは見なくては、と思い出かけて行った。

全州駅の近くのバス停からバスが出ているというので、まず全州駅に向かう。移動手段がバスしかないのだが、バス停に英語表記がないため、全くわからない。自分が持っているパンフレットなどから全州がハングルでどう表記されるのかをどうにか確認して、駅に行きそうなバスに乗った。T-moneyカードが使えたのは意外だった。

無事に全州駅に到着。なかなか素敵な建物。
駅前から伸びる横断歩道を渡り、駅を背に左側に馬耳山行きのバス停がある。
正直何番のバスがどこに行くかもわからない。事前にこのサイト(https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=9564)を見て、9:40分くらいにバスが来たら聞けばいいやと思っていた。
私が行った時期(9月の平日)は馬耳山の周辺でゴール地点になる北部駐車場周辺では食事をできるところが開いていなかったため、バス停の近くのコンビニで何か買うのが正解だと思う。山歩きには食料と思ってたまたま購入していたが、あまりに売店がないから、助かった。

9:50頃になんの番号もついていないバスが来て、マイサン?と聞いたら頷かれたので乗り込む。約45分で馬耳山の南部駐車場に到着した。ここはT-moneyカードが使えず。3,100ウォン(約310円 ※1000ウォン=100円)。こういう普通のマイクロバスだった。

入口らしきところに日本人の観光案内の方がいて、すごくびっくりした。そこではチケットを買う訳ではなく、地図などをもらった。韓国を旅行していると言うと、「何か嫌な目に遭いませんでしたか?」と聞かれた。特別そういう目に遭う人が多いのかしら。

もらった資料に載っていた簡易地図の紫の道を鎮安方面に辿ることになる。
北部駐車場を目指すのでだいたい1時間くらいの道のりだ。

行きはまだ売店が並び、その中を歩いて行く。

売店が終わる頃に入場券売り場がある。入場は3,000ウォン(約300円)。割と平坦な道が続き、寺院があったり湖があったりする。


途中で石の塔を模して積み上げられたミニチュアの塔たちが。

さらに歩いていくとそれっぽいひらけた場所にでた。そこが塔寺だ。遠くから見ても圧巻である。

近づいてみると一応人が触れられないように柵があった。しかしこれが倒れることがないとは本当に不思議である。土台部分はわかるにしろ、そこから細長くなっている部分は倒れてもおかしくない。

氷の話もあるし、何かを上に引っ張る力が働いているのだろうか。

触れられないようになっているものの、少しでも誤って触れることがあれば崩れ落ちそうだから、歩くのも緊張した。

この場所から引き返して南部駐車場に戻っても良かったが、せっかくなのでそのままハイキングすることにした。ちなみにこの先は塔はもうないから、戻っても良いと思う。

しかしほんとにここで一人で石を積み上げて修行していたとは、あまりに想像を絶する。今こそ観光地化しているが、ただの山の中だっただろうし。

この先も道なりだが、かなり急な段数の多い階段が出てくる。

そして登りきったと思ったら、同じように急な段数の多い下りの階段が続く。そしてようやくゴールである北部駐車場に到着する。写真はないがこっちの方が駐車スペースがかなりあって広い。事前に調べた感じだと売店や、ツアーバスが多く並ぶと書いてあったが、売店も工事中だった。

そしてそこに一番近い鎮安(チナン)という町までのバスが出ているはずだったが、バス停が見当たらないし、人もいないから聞くこともできない。仕方がないから駐車場を出て、町方面に歩けば何かあるだろうと思い歩き始めた。

そしたら駐車場を出て少ししたところにバス停があった。新しく見えるが、あまりに分かりにくい。

これはちゃんと英語表記がある謎。一応観光地という認識があるからか、だったらバス停を分かりやすくしてほしい。意外と本数少ないからちょうど良い時間にたどり着けて良かった。

バスに乗って鎮安バスターミナルまで1,000ウォン(約100円)。バスターミナルから全州バスターミナルまで3,700ウォン(約370円)。全州行きは本数多かった(一番左のピンクの列の時刻)。

鎮安はかなり田舎の小さな町という感じでバスの時間まで少し見て回ったけど、面白かった。

ターミナルで待っているのもおじいさんおばあさんばかりだった。

交通がちょっと分かりにくかったけど、どうにかたどり着けて、ちゃんと当寺を見れたので満足。次はソウルへ。

全州滞在:2017年9月28日〜30日
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