2019-03-18

韓国まとめ(食べ物・おもしろかったこと)

◼︎食べ物
韓国で食べて美味しかったものまとめ

韓国料理は辛いというイメージがあるが、行ってみると何でもかんでも辛いわけではなかった。むしろ辛いものにほとんど当たらなかった。料理を頼むと必ずついてくる付け合わせのおかず(パンチャン)にキムチや塩辛がついてきて、自分で辛さを調節するものが多い。また、漢方や山菜を使った料理も多く、辛いものを避けて健康食を食べようと思えばたくさん選択肢がある場所だった。

・釜山の冷麺(ミルミョン)
釜山の冷麺は韓国の一般的な冷麺とは違うらしい。韓国の一般的な冷麺は、結局食べていないから確かめようがないが、日本で食べられている冷麺とだいたい同じだという。私はあれのゴムのような食感があまり好きではない。
釜山の冷麺はゴムのような食感がなく、どちらかというと冷たいラーメンのような感じで、食べやすく美味しかった。日本で食べる冷麺もこういうのになればいいのに。
ちなみにヤカンにはお茶ではなくスープが入っている。お茶のようにコップに入れて勝手に飲む。多分これはこの店独特なものな気はする。5,000ウォン(約500円 ※1,000ウォン=100円)。ハルメ伽耶ミルミョン

・全州のビビンパ
全州はビビンパ発祥の地と言われている。いくつか有名な店があるのだが、Hanguk Jipという店に行ったが、美味しかった。ユッケビビンパ13,000ウォン(約1,300円)。パンチャンが豪華で、あまり食べたことのない種類の何かの葉のキムチなど7.8種類出てくる。

・コンビニのおにぎり
意外であったが日本のコンビニ同様レベルが高い。味の種類が豊富で、なぜか日本語表記のものも多く、ビビンパとかプルコギとか韓国っぽい味付けのものもあった。おにぎりがだいたい80-100円くらいで、日本より少し割安というイメージ。包装も日本と同じ方式をとっているから、食べにくくなかった。海外のコンビニで、さっと買って片手でサクッと食べられるものって意外とないけど、韓国のコンビニはかなり使えると思った。

・サービスエリアの軽食
これは美味しいというより楽しいイベントのような感じだった。高速のサービスエリアでの休憩では、必ず何か購入していた。日本と同様、建物内ではフードコートのように色々なメニューがあるが、外では屋台で売られているようなメニューが色々あり、それを一つ一つ見て楽しみ、気になったものを購入して外で食べるという。結局文化が似てるんだなと思う。ヨーロッパやアメリカで高速の休憩はだいたいコーヒーショップでコーヒー飲むかスナックやドーナツ買うかしか選択肢がなくてつまらないと思ってしまう。つまらなく思ってしまうのは、自分に染み付いた文化はこういう時の食の選択肢が豊富だから比べてるんだろうけど。

・ソウルのグルメ
ソウルはさすがに首都なだけあって、たくさんの新しい食に関する提案があるように思えた。日本で今人気の韓国発の食べ物はここから来ているだろうし、昔からある美味しい店もたくさんある。
ソウルの食べ物については別でまとめたのでそちらを参照「ソウル食い倒れ


◼︎おもしろかったこと
・なんだかんだで似ている
近年の若い世代での韓国ブーム(アイドルやメイクなど)を見ていると、世代によってかなり変わって来たのかなと思うものの、日本が韓国に対して、人によっては特別な負の感情を持っている人もいるのは事実であると思う。
韓国に行って驚いたのは、本当に街並みや電車の作り、高速のインター、コンビニの在り方、そういう生きていく上で目にするもの、そして人のたたずまいや行動、旅していく上で必ず体験するものが、ものすごく日本に似ていて、既視感すら感じた。日本が統治していた時代があるせいかと思ったりもしたが、その時代に高速もコンビニもないし。特別に負の感情を持っている人からしたら、これは日本の真似してるじゃないか、と思うと思うのだが、行ってみるとそういう感じではなく、なんかいろいろ似てるというのが、隣の国だし人の行き来もたくさんあるし、そりゃそうなるよねぇという妙な納得感が生まれたのだった。ただなんとなく少し寂れていて、漂う昭和感があるのは不思議。

・同族意識
DMZに行った記事で詳しく書いたけれども、韓国と北朝鮮の同族意識というのは外にいるこちらからしたら不思議な感覚だった。確かに出身地が同じだと盛り上がるあるあるはあるが、それに似た感情なのだろうか。そして私が韓国に行っていた時と、そこから1年経った時では全くと言っていいほど状況が好転したように見えた、今はまた微妙な感じになっているけど、こんなに短い期間で状況変わることなんてあるんだなと。正直それまで元が同じ国でも完全に別の国だという認識が自分にあったから、韓国と北朝鮮が同族であるという話から、支援もまた継続している人たちもいるということを改めて念頭に置いてから、様々な関連事項を考え直すいいきっかけになった。

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