2013-10-11

アンコール遺跡群を巡る旅 3日目

遺跡を巡る旅3日目、最終日。今日はついにアンコールワット(Ankgor Wat)を見に行く。
朝日が昇るのを見るために、トゥクトゥクドライバーのJOKは朝5時にゲストハウスに迎えに来た。まだ真っ暗な中出発する。

少しずつ夜が明けていくのをずっと見ていた。


見飽きないものだ。1時間くらいして日が昇りきったので中はみずに先に移動した。

近くのレストランで朝食を食べた後に、バイヨン(Bayon)へ。クメールのほほえみという四面像がある。この遺跡とても好きだ。


バイヨンから歩いてバプーオン(Baphuon)へ。シヴァ神へ捧げられた建物らしい。

回廊がすごかった。

そしてその周りには象のテラス。何だか本当に芸術的な場所だなと思う。
あとはこの周辺にあるアンコール・トム(Angkor Thom)と呼ばれる遺跡を見る。寺院が森の中にたくさんあった。

続いてタ・プローム(Ta Prohm)。ドライバーのJOKが一番気に入っているという遺跡だった。映画『トゥームレイダー』の撮影がされた場所でもあるらしい。元々は仏教寺で、後にヒンドゥー教寺院になったという。

かなりガジュマルに浸食されているけど、ここもまたその雰囲気が好き。


そして最後にまだアンコールワット(Angkor Wat)の中を見ていなかったので行くことに。

壁画がずっと続いている。しかし、色んな遺跡を見た上でここにきたので、ちょっと感動が薄れてしまった。


ここまでで今日のコースは終了。ゲストハウスまでの道のりを行く時に、いきなり違う方向に曲がったから一瞬焦ったが、たどり着いたのは、キリングフィールドだった。
プノンペンには博物館が建てられているが、シェムリアップには慰霊塔だけが建っている。そこには被害者たちの頭蓋骨と、当時の写真が少しだけ貼ってある。なんだか写真は今撮るべきではないと思ってなにもないが、カンボジア人である彼がここに連れて来てくれた意味をちゃんと考えたいと思った。
私がプノンペンには行かないでタイに戻るという話をしてあったから、博物館には行けないからここだけだけど連れて来てくれたらしい。
色んな国の色んな事件で虐殺が行われてきた事実。今までも沢山そういうことがあった場所に行ってきた。まずは知る事から、そして考えること、繰り返さないためにできること。

ここまでで最初に言っていた通り12ドル(約1,200円 ※1ドル=100円)朝日抜きだと10ドル。
ゲストハウスに戻り、ドライバーのJOKとお別れ。最後に彼は「Good luck for your life」と言った。とても嬉しかった、なんだかただの最後の挨拶としての形式的な感じではない気がしたから。私も3日間色々まわってもらって本当によかったと思えたし、これから彼に仕事がたくさん来る事を祈った。
(個人で周りたい人にはおすすめのドライバーなので連絡先を知りたい方はコメントにその旨記載してください。)








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