2013-08-30

マレーシアまとめ-食べ物・おもしろかったこと-

マレーシアで食べた美味しかったものと、書きそびれたおもしろかったこと。

■食べ物
とにかく色々な人種が入り交じっているマレーシアは食べ物も多種多様。マレー料理もあれば、中華料理もある。クアラルンプールのような大都市では現地駐在員も多いため東京と同じようにどんな料理でも食べることができるだろう。どの国でも中華料理屋は必ずあるが、マレーシアはちゃんと中華系の人が多く住んでいるなかで中華料理屋があるだけあって、他の国より俄然美味しい。それ以外もマレーシアも基本的に何を食べても美味しかった。
また、マクドナルドなどのファーストフード、チェーンのコーヒーショップはたいていフリーWi-fiがあるためちょっと困った時には立ち寄れるのが嬉しい。

・ニョニャラクサ(Nyonya Laksa)
ラクサというマレーシア特有の麺料理。ニョニャ料理というのはシンガポールやマレーシアの中国系移民とプラナカンと呼ばれる中国系移民とマレー系の混血の人たちが発展させてきた料理で、ラクサはラクサでもニョニャのラクサというもの。
ココナッツカレーのスープにチリが少し入り、麺が黄色。これはかなりおいしかった。ちゃんとしたところで食べたためちょっと高め13リンギット(約390円 ※1リンギット=30円)。

・チキンライス(海南鶏飯)
シンガポール・マレーシア料理であるチキンライス。これも中華系の民族が持ち込んだ物で根付いているようだ。鶏がらで炊いたご飯の上に、ローストした鶏を乗せて、お好みでチリをかけて食べる。これもうまい、たまに食べたくなる。タイでもたまに見かけるかな。日本にもお店があるし。

ちなみにシンガポールで食べた時は、鶏のローストではなく蒸した鶏だったな。色々調べると実は選べるらしい。どっちもおいしい。

・バクテー(肉骨茶)
豚肉と野菜を漢方とスパイスで煮込んだ鍋料理。漢方の独特の匂いがするから町を歩いていてすぐにバクテーの店があるというのがわかる(嫌な匂いという意味ではなく)。これも中華系の人々によって持ち込まれた料理で、マレー系の人たちはイスラム教徒で豚が食べられないためこれを食べることはない。

こういう風にご飯にちょっと辛い薬味と一緒に乗せて食べる。味はあっさりめ。日本でなかなか食べられない味だが、私は結構好きで、とても元気がでるような気もする。

・エビソバ
日本のガイドブックにも載っていて、ローカルの人でも賑わう、クアラルンプールでとても有名なお店「ソーキー」の名物メニュー「エビソバ」はエビのあんかけ焼そば。店舗はあるけど、キッチンは屋台と同じ、外でがんがん作ってるところが見ることができるのもおもしろい。
なんというエビの大きさとボリューム!(写真は2人前)。日本語でエビソバと注文するので通じる。エビもおいしいが、このあんもとても美味しかった。食べる価値がある。

・プルフンティアン島のカレー
ココナッツミルクのカレー。プルフンティアン島のコーラルビーチに店が3つくらいしかないのだけど、一番桟橋に近い店で出されているカレー。具によって値段が異なるが、おいしいのはカレールーなので具にこだわらなかった。
ココナッツミルクのカレーの味なのだが、若干の辛さ加減やマイルドさが全てにおいて好みだったので忘れられない味。毎日食べてたら、その店に行くだけで「今日もカレーか」と言われるようになった。

・ナシクラブ
植物の花の汁をご飯に混ぜて炊くため青い色になるというナシクラブ。屋台でおかずを選んでご飯と一緒にもらう。選ぶ具にもよるがだいたい3-5リンギ(約90円〜150円)。
青いご飯の味はちょっと甘め。でも辛めのカレーと一緒に食べるためそんなに気にならない。

・南国フルーツたち
東南アジア全般だけど、日本ではなかなか食べる機会の少ない南国のフルーツが沢山あるのが嬉しい。ドラゴンフルーツは友達といるときに初めて食べてみた。色の割には味が薄めで驚いた。ランブータンは甘くて美味しい。スーパーに行くと見慣れない果物や野菜があるのでそれを見ているのも楽しかった。

・バブルティー
台湾をはじめとしてもはやアジアだけでなく、ヨーロッパですら見かけるようになった個人的には大好きなバブルティー。クアラルンプールで見たのが一番種類が多かった気がする。ブラジルで思った暑い国の人は甘い物が好きというのは、マレーシアでも適応される。
こういう物を頼むととにかく甘いらしく、chatimeというこの店においては砂糖の量を選べるようになっていた。砂糖なしにしても甘いという、不思議な感覚。

■おもしろかったこと色々
・イスラムに関する色々
スーパーで。Halalというのはイスラム法で合法的な物という意味。つまりNon Halalは非合法。この先は豚肉が売られているのだ。
インドネシアでは国民ほとんどがイスラムだからか、こういうコーナーを見かけることが私はなかった(あるのかもしれないけど)。マレーシアは色々な人種が混じって暮らしているから、豚肉を食べる人はここで買えばいい、食べない人は通り過ぎれば良いということだ。お会計も中で済ませる。なぜなら総合レジの子がイスラムだったら豚肉を触ることもできないからだ。日本ではあまりなじみのない習慣である。

RockyというPocky。偽物ではなくまぎれもなくグリコが発売しているロッキー。イスラムの国ではPockyがPork(豚肉)を連想させて売れないため、商品名を変えたのだという。だじゃれみたいな話であるが、ちゃんと考えられた戦略なのだなぁ。

・ドリアン
マレーシアの果物と言えばドリアンといえるくらいマレーシアの人にとってはドリアンは大切な食べ物らしい。においが強烈なことで有名(私はなぜか全く感じないのでわからない)な果物。泊まらせてもらっていた友達と色々話していた結果、日本でいうところの納豆的な存在なのではないかと。好きな人にとってはなくてはならない存在だけど、嫌いな人(特ににおいという意味で)にとっては最悪な食べ物。
マレーシアではいたるところで見かけた。結局食べなかったから次回行ったら食べてみようかしら。ちなみに飲酒してドリアンを食べると死ぬと言われているみたいだが、実際の死亡例はまだなく、マウス実験でも死亡しなかったため迷信説もあるらしい。一体何がほんとなのか、死にたくないからやらないけど。

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2 件のコメント:

  1. 今度マレーシアに修学旅行に行くので、とても参考になりました!
    Rockyを買ってみたいです!!

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