2012-05-25

サン・ペドロ・デ・アタカマへ

アタカマ高地の砂漠をみたくて、サン・ペドロ・デ・アタカマ(San Pedro de Atacama)へ。直行バスがいい時間になかったので、まずは近隣のカラマ(Calama)まで行く。約16時間くらいで到着。ちなみにまだ記憶に残っている人も多いとおもわれる、2010年に起きたチリの鉱山落盤事件(従業員が全員閉じ込められたけど、全員助かった)はラセレナからカラマに行く間くらいにある鉱山で起きた。周りはほんとこんな感じで、作業している人もたくさん見かけた。

到着してすぐにアタカマ行きのバスチケットを購入して、また移動。バス30分くらい出発が遅れた。チリのバスいつもオンタイムに出発するから、結構珍しいなと。
カラマの犬、のんびり。

1時間半くらいで到着すると、なんだか久々にわくわくというか、違うところに来た感が復活して、楽しかった。イースター島はのぞいて、割と街を移動してきたから、「ここはどこだ!」って感覚がやっぱり必要だったのかなと自分で思った。

この、富士山に似たカンカブール山がすごく気に入って、いつも眺めていた。

街並もすごく素敵。





夜は本当に星がきれいで、毎日天の川が見れた。町の中心はもうお土産屋とツアー会社と観光客向けのレストランばかりなんだけど、ゆっくり時間が流れている感じがすごく気に入ったのだった。あと町の中心のアルマス広場はフリーWi-Fiがある。

アタカマと言えば砂漠と間欠泉なので、まずは間欠泉を見に行く事に。町からは結構遠いので、自分でレンタカーを借りるか、ツアーで行くか、タクシーで行くかのどちらか。道が本当に悪いので、安定したツアーで行く事に。
まさかの早朝5時出発。この時間でもまだ天の川がきれいにみえた。すごい。

夜明け前のタティオ間欠泉(Los Geosers del Tatio)に到着。なにげに標高が4000m以上あるという、世界で一番高いところにある間欠泉。アタカマの町自体は標高2400mくらい。高地慣れしていない人にはちょっとつらいかもしれないので注意。はしゃいでた女の子が高山病で途中で倒れてしまったりしていた。あと、本当に、本当に寒い!今までで一番寒かったかもしれない。

少しずつ明るくなってくる。

アクティブな間欠泉は、湯柱がでてくる。ずっと出続けるのではなく、出ては、落ち着いて、また湯柱があがるという感じ。自然が生きてる感じした。

明るくなるとこんな感じ。そして朝食。ゆで卵の温かさが神様に思えた。あとこのツアー会社はブランケットを用意してくれてたので、巻きながら歩く事ができてほんと助かった。

少しだけ明るくなってくると、本当に幻想的だった。

少しまた移動して別の場所へ、同じ間欠泉群だけど。もはや水蒸気がすごすぎて、すごいことになってた。

太陽が完全に山の上に昇るとそれはまた素晴らしかった。

ここには温泉があって入れるのだけど、まだ外が寒すぎて、やめた。入ってる人は結構いて、すごいなーと。もう体のつくりが違う気がする。

ツアーは他には近くの湖や小さい町をまわって、アタカマの町へまた昼過ぎに戻る。寒かったけど間欠泉群はすごかった。

■ツアー情報
会社名:Layama
料金:20,000ペソ(約3,400円 ※1,000ペソ=170円)
※その他に入場料5,000ペソ(約850円)
その他:朝食つき、ガイドは英語とスペイン語、ブランケットがあったのはかなり助かった。
どのツアーをとっても早朝出発なので、防寒はかなり重要。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿