チリのアリカ(Arica)から陸路でペルーのタクナ(Tacna)へ、国境を越えた。
私の目的地はペルーのプーノだったので、まずはアリカのバスターミナルのPullman Busのカウンターでプーノ行きのチケットを購入。20,000ペソ(約3,400円 ※1,000ペソ=170円)。バスターミナルは入って右側が国内のバス、左側が国際バスのカウンターになっていて、行き先が各会社のカウンターに書いてあり、特に迷う事ないと思う。
国境を越えるのは、タクシーが一般的で、それも全て含めてのチケットだった。朝11時に集合して、バスターミナルの隣にあるタクシー乗り場へ。タクシー乗り場に入るのに、入場料みたいなものを100ペソ(約17円)支払う(これもバスチケットに込み)。事務所が沢山ならんでいて、出国用の書類をつくっていた。沢山のドライバーがやってきては、500ペソ(約85円)払って書類を作成してもらっていた。書類作成はタイプライター。おばさんが打つタイプライターの音だけがずっと鳴り響いているという不思議な感じ。
もちろんここに個人的に来て、タクナのバスターミナルまで行ってもらうというのも可能。私はタクナからプーノ行きのバスの運行状況などもわからなかったから、チリの時点でプーノ行きを買った。その分ちょっと高いとは思う。
30分くらいまたされて、タクシーに乗車。5人乗りの乗用車だけど、前に3人乗って6人で出発。タクシーは窓に料金が貼ってあって、だいたい3,000ペソ〜4,000ペソ(約510〜680円)だった。
本当に何もない道をひたすら走り、チリの出国審査所へ。あっさり出国、そしてまた車は走り、ペルーの入国審査所へ。
今まで陸路での出国でほぼ何も聞かれたことなかったから、油断してたら、「ペルーのどこにいくか」「何日いるのか」という質問をされって若干焦った。いつも何も決めてないから、また適当に答えてしまった。そしたら最初90日ビザでいいか?と聞かれて、もちろん問題ないので、いいと言うと、なぜか気が変わったらしく、180日ビザをもらった。一般的には90日ビザになるはずだったから、なんでこれをくれたのか聞きたかった。
そして無事にペルー入国。
そのままタクシーでバスターミナルへ行き、一緒に乗っていた他の人たちはここで降りた。私はここじゃないと言われ、そこでは両替だけするように言われた。ペルーのタクナはごちゃごちゃしていて、チリとは全然雰囲気が違っていた。建物もぼろぼろだし、やはり少し貧しい感じはした。道で色々売っている人も急に増えて、なんだか活気がすごくあるように思えた。
私が乗るバスのバスターミナルまでさらに移動して、下ろしてもらって、バスの座席を決めて完了。タクシーの運転手の人は、終始私の荷物を運んでくれて、最後は時計の時間まで合わせてくれた。さすがお金を払っただけある・・。ペルーはチリと2時間差があるため、この時点でペルー時間の11時になっていた。チリを出発したときと同じ時間になるというのは不思議。
荷物があってあまり動けないから、すぐ隣にあった食堂でご飯を食べた。ペルー(チリ?)の名物、セビッチェと魚介のチャーハンのセットとパスタスープで6ソル(約180円 ※1ソル=30円)。ペルーの物価の安さに驚いた。しかもかなりおいしかった。
周りはこんな感じだった。
2時間くらい待って、バスが出発。ターミナル使用料で1ソル(約30円)払う。
プーノは標高3,800mある場所なので、バスはどんどん山を登って行く。バスの中で高山病になるのが一番最悪だから、空のペットボトルがふくらんでパンパンになってきたら、深く深呼吸したり、水を多めに飲んだりとなるべく意識した。結果、特に問題なく過ごせたけど。地元の人が多いバスで、ペルー独特の民族衣装を着ている人や大きな荷物を抱えた人が乗っていて、なんだか面白かった。
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