チリのプエルトナタレスを出発して、またアルゼンチンへ。国境越えではまた特に何もなく完了した。アルゼンチン入国なので、チリのように持ち物チェックはなく、すんなり通過。
何の変哲もない建物。
エルカラファテ6時間くらいであっという間に到着。家の形がちょっと変わっていた。これが全部ではないけど、歩くとそれなりにある。他の場所では見た事がなかった。
エルカラファテは本当に「観光地」という感じだった。町が小さいから、メインストリートだけで全て事足りる。旅行者向けのピザ屋パスタの店、カジノ、お土産屋、スーパー、旅行会社
エルカラファテはペリトモレノ氷河や、スペガッツィーニ氷河などの氷河があるロス・グラシアレス国立公園の拠点となる町で、氷河の上を歩けるということで、これは絶対に来たかったところだった。さすがに個人的に公園に行って行うというのは無理なので、色々ある旅行会社からペリトモレノ氷河のミニトレッキングという軽めのトレッキングがあるところを選んだ。
朝7時30分頃出発。まだ外が真っ暗だった。バスに乗って、氷河に近い港があるところまで行く。山の色がきれい。
船乗る時からすでに氷河見えている。おおおおー。
アップにするとこんな感じ。
アイゼンをつけてもらって出発。ガイド兼インストラクターの方がちゃんと歩き方を教えてくれる。グループも20人以上にならないように、ちゃんと安全面は確保しようとしている感じがした。
こんな感じで皆歩いている。
ガイドの人に抑えてもらいながら、穴をのぞいたりした。
やはり上に立たないと観る事ができない景色もあるなあと。
人間がとても小さく見える。ペリトモレノ氷河はブエノスアイレスの面積より大きいらしい。だから歩いているのはほんの一部。
そして氷河の上で、その場で氷を削って、ウイスキーで乾杯するのでした。
晴れて来ると本当に青く見える。
氷河自体は雪が積もり続けて、押しつぶされて、気泡が少なくなってくるから氷河になるのだそうで、また、毎年数キロずつ移動するというのが氷河の特徴。気泡が少ないと、青い光を反射して、他の色を吸収するから青く見えるということだそうだ。難しいね。
トレッキングした後はなんだかとても清々しい気分だった。私がまたお昼をお菓子だけにしようとしたら、一緒にトレッキングした人がサンドイッチくれた。結構色々な人に色々な場面で食べ物をもらう事が多い気がする。そんなに貧しくみえるのかしら・・。
氷河がたまに音を立てて崩れる時が合って、そのときの迫力は本当にすごい。水に落ちた後に、海と同じくらいの波が立つ。崩れる時の音はでもすごくよい音だった。氷河が生きている感じする。
トレッキングが終わると、またバスに乗り、今度はトレッキングした時とは反対側の氷河を見に行った。ここは展望台になっていて、反対側の景色をみることができる。確かにでかい。こっちはこっちで違う景色が面白かった。
やはり氷河トレッキングはやってみて正解だったと思った。本当にまたとない体験だった。太陽が出ていたからかもしれないけど、思ったよりも寒くなかったというのもよかったことの一つだと思う(とはいえ冬装備です)。私は運動神経がどちらかと言えば悪い方で、なぜか言われたことが出来なかったりするときがあるのだけど、その場で教えられた通り歩いてみると、意外と氷の上は歩けるもので(アイゼンがあるから)、特に何も心配しなくてもいいんだなと思った。
たまにする氷が崩れる音と、歩く音以外、何も音がしないという不思議な場所でもある。
■ツアー情報
会社名:Hielo&Aventura
住所:Av. Libertador 935
電話番号:02902-492205
HP:http://www.hieloyaventura.com
料金:540ペソ(約10,800円 ※1ペソ=20円で計算)
その他:国立公園入場料100ペソ(約2,000円)かかる。お昼なし。アイゼン、ジャンパー、手袋は貸し出し無料
ガイドは英語とスペイン語
靴は普通のスニーカーで行ったけど特に問題ありませんでした。底が厚めの靴の方がいいとは言われた。靴が心配な人は町中でレンタルできます。
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