また朝6時半くらいに出発して港へ向かい、小型のボートに乗った。パイネ国立公園内だけど、先日行ったところとはまた別の方向にあるセラーノ川をクルージングして、セラーノ氷河まで進む船。
まだちょっと薄暗い、天気も出発時は曇りであまりよくはなかった。私を含めて7人の少ない人数だったけど、日本、チリ、ポーランド、ロシア、イギリスと国籍がかなり異なっていて、ここでサミットが開ける、なんて言いながら、かなりアットホームな雰囲気でなかなかよかった。
船内はこんな感じ。外は日本の冬の始まりくらいの気温だからストーブ完備、スナックバーも完備で、コーヒーやちょっとしたおやつは欲しい時にいつでももらえた。
天気が悪かったので、見えるはずのペンギンに似た鳥や、山の上にある氷河はあまりちゃんと見えなかった。でも船内でみんなで話したり、パタゴニア地方の動物や植物の図鑑を読んでいたので楽しかった。
アシカの住む島。赤ちゃんが沢山いて、ほんとーっにかわいかった。
小さい滝。なかなか素敵だった。
そしてバルマセダ山と氷河。ちゃんと近くで氷河をみたのはこれが初めてだったので、結構感動。こんなに青いものなんだなあと。天気がよければもっと青いはず。
そして一回船を降りて、セラーノ氷河まで15分くらい歩く。
すぐに氷が浮いているのが見える。おおー!って感じ
この時が雨風が一番強くて、氷河がまじかで見えるところまでの道はかなり狭く、後半は岩なので、ひやひやした。でも到着!
そしてその後、その氷河でウイスキーやピスコを。ここまでで出発から4時間くらい。
そしてやっと晴れ間が・・・。
この時すでに乗客はもちろん、スタッフ含めてかなり仲良くなっていたので、操縦室に入れてもらったり、船を運転させてもらったり(実際はもっただけで、操縦士さんが足で運転してた)、運転している間に「NO!!」っと言っておどかされたり、パタゴニアに嫁に来る人が少ないからこないかと誘われたり、私の名前(スペイン語でmy girlという意味)で盛り上がったり、本当に楽しかった。
そしてお昼にチリワインとパリジャーダ(色々な部位の肉を焼いて盛り合わせにしたもの)を食べた。ここで食べたパリジャーダが一番おいしかった。
お昼が終わると、外に虹が。
その後もずっと虹が消えなくて、初めて虹の根元を見た。まあ根元を見たというのは変な表現だけど、ちゃんと地面から地面につながっているところを見た。
最後は本当にいい天気でプエルトナタレスへ戻った。景色がすごすぎて、ずっと船のデッキにいたくらい。
このツアーは本当に楽しかったので、ちょっと高いけどかなりおすすめ。チリの人の陽気さにも色々楽しませてもらったし、これは偶然だけど、一緒に行ったメンバーがとてもよかった。またヨーロッパ行った時に会えるといいなあ。
■ツアー情報
会社名:Turismo 21 de Mayo
住所:Eberhard 560(宿泊先のHostal Lili-Patagonicosにて予約)
電話番号:(56)(61)614420
E-mail:21demayo@turismo21demayo.cl
HP:http://turismo21demayo.cl/index1.htm
料金:64,000ペソ(約10,880円 ※1,000ペソ=170円で計算)
その他:コーヒー、スナック、少しのアルコール飲料、お昼付き。
ガイドは英語とスペイン語
公園の入場料がかかることはなかった。
そんな感じで、パイネ国立公園を満喫して、またアルゼンチンへ戻る事に。次はエルカラファテへ。
プエルトナタレス滞在:2012年3月25日〜28日
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