2012-04-15

眠らない街 ブエノスアイレス【後編】

なんと久しぶりの更新。元気に生きています。
パタゴニアでバス移動の連続と、イースター島で休息したり、サンテイアゴではまたおもしろいドラマがありました。それはおいおい(いつになるやら)

前編】【中編】の続きです。

私の一番お勧めしたい場所の紹介。
まずはカミニート地区。近い場所に地下鉄駅がないので、バス(コレクテイーボ)を使って移動。
前回記載とおり、バス停には行き先が書いてあるし、バス自体にCaminitoと書いてある、また、観光客が一気に乗ったり降りたりするので5月広場あたりから乗ると簡単かと。片道1.25ペソ(約25円 ※1アルゼンチンペソ=20円で計算)。おつりがないので注意。

この地区は写真のようにカラフルに色が塗られていて、しかも絶妙な組み合わせなところが気に入っている。正直別に何もない場所なので、これだけ見に行く感じ。この地域に生まれた画家キンケラ・マルテインという人のアイデアらしい。




レストランがたくさんあり、そこでタンゴショウをやっている。あとは街の通りでタンゴの格好をした人と一緒に写真を撮れたり。男性観光客は女性とかなり接近して写真を撮るため嬉しそうに見えた・・・。


芸術家が集まる場所でもあり、通り中で自分の作品を売っている。ブエノスアイレスはここ以外でもそういう場所が多く、やはり少し他の国とは異なる部分があるなと思った。


タンゴダンサーの女性。スタイルすごいいいな。


建物を見ていても飽きないし、レストランに入らずともタンゴは外で踊っているので見ていても飽きないし、色々な作品を見ていても飽きないので、結構時間を費やした。
注意があるとすれば、この建物の地域をでない事。すぐ隣はスラム街だし、カミニートと呼ばれる場所は警察も沢山いて観光客も多いからいいが、バス停なんかには多分スラム街から出てきたんだろうと思われる人がたむろっていたりもした。襲われる事はないだろうけど、一応注意が必要なのかと思う。

そして一番おすすめなのがサンテルモ地区。ここは日曜日になるとアンテイークマーケットが開催され、普段なら危ないはずの日曜日でもかなりの人で賑わっていた。他の曜日にもいったけど、古本市や、そもそもアンテイークの店(骨董品だけでなく洋服とかも)が多く、おもしろい場所だった。日曜日は特にだと思うけど、タンゴもそこらで踊っている。五月広場のBalcarceという通りからもうずっと続いているのでそこから歩くと良いと思う。

このごちゃっと感が素敵。




お金や切手


カメラとか、あと何だろうこれらは


パフォーマンスする人も


毎週開かれているので、出店している人同士がわいわいやってる感じで雰囲気もよかった






こんな感じで1つ1つの店を見ていたらきりがないけど、日曜日は全てこれにつぎこんだ。まあ他の店ほとんど閉まっているから。なので、ブエノスアイレスにいくなら、ぜひ日曜日を。

あとは、ブエノスアイレスはコロン劇場(110ペソ=約2200円)

劇場を見るのが結構好きなので行ったけど、好きでないならとばしていいと思う。英語ガイドあり。

カフェ・トルトーニ。

市内最古のカフェでかなり観光客が並ぶ時間帯があるけど、空いている時は空いている。値段設定が高めだけど(入れないレベルではない)、ブエノスアイレスのカフェ文化の始まりと思ったら行かずにはいられなかった。

かなあ。行ってないところで話題なのはブエノスアイレスからバスで1時間くらいのLujanというところにある動物園。トラや像にさわれることで有名らしいが、私はそれらの動物に触れることとブエノスアイレスの関係性がよくわからなかったのでスルー。
あと行きたかったけど、後から知って行けなかったのが世界で2番目に美しいと言われている「El Ateneo」という本屋。

あとはとにかくカフェ文化を楽しむ事が一番の醍醐味と思う。
サンテイアゴの事を書くのはまだ先になると思うけど、サンテイアゴでの楽しすぎる思い出は、ホテルで同室だったサンテイアゴからきた女の子2人と朝ご飯カフェをしに行ったことから始まっていたりする。
ブエノスアイレスでのカフェは出会いの場であり、別れの場でもある、でもそれが新しい出会いをうんで、私の記憶にずっと残る事になった。そう思うと、やはりこれはこの街を代表する一番の文化だと思わざるを得ない。

ブエノスアイレス滞在:2012年3月15日〜19日
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