2013-11-21

ポカラの大空を舞った日

トレッキングから帰って来て、あとはインド出発までのんびりしていようと思っていた矢先、同じ宿に泊まっていた人からパラグライディングをしないかと誘われた。
どんなに値下げしても4,500ルピー(約4,500円 ※1ネパールルピー=1円)にしかならないと聞いていたが、なんと4,000ルピー(約4,000円)で交渉済みだった。
そして雨季が終わったハイシーズンには8,000〜9,000ルピーになるというので、天気もいい、安い、またとない機会である、という訳で飛ぶことに。

そうと決まれば話は早く、旅行会社へ行って、操縦士が集まるのを待機。電話で呼び集められて集合するところが、なんだか特殊部隊っぽくてうけた。

車にパラシュートを積んで出発。

一気にペワ湖を見下ろす事のできるサランコットの丘へ。かなりヘアピンカーブ気味の道路をずっと同じスピードで上って行く、ネパールの人の運転テクニックすごいな。ローカルバスも同じように進んでいた。

到着するとすぐにポーターが待ち構えていて、パラシュートを運ぶ。運んだ人に操縦士がさっとチップを渡す。もう毎回の出来事なんだろうな。
何かの説明を受ける間もなく、あれよあれよと準備が進んで行き若干戸惑った。

パラグライディングは後ろに操縦士の人がいてパラシュートで飛びながら地上まで降りるというもの。飛ぶ前に操縦士の人に「飛び立つとき一緒に走って丘から自分でジャンプしてね。僕は君を持ち上げられないから」と言われジョークかと思い、若干笑ってみたら「これはジョークじゃないよ。本当に危険だから」と言われた。
つまりあくまでも飛び立つときは人任せではうまく飛び立てないということだ。

しかし丘を目の前にしてみるといくらプロとつながれているとはいえ、ジャンプしろっていうのは結構怖い。

一緒に来た人たちが次々飛ぶ中、私も出発。
結果、全然ジャンプできずに飛び立ったけど、操縦士にひっぱられてパラシュートにぶら下がっていた椅子のようなものに座らされた。パラグライディングって宙ぶらりんだとおもってたけど、ちゃんと座るところあるのね。

わー。

めちゃくちゃ気持ちがいい。



約30分くらい空中を漂って地上に降りた。
途中で操縦させてくれたり、やらなくていいと言ったのに高速回転されたりしたけど、楽しかった。フランスのモンサンミッシェルで空中飛行した時よりさらに自分自身が飛んでいるという感じに近づいた気がした。

山は雲で隠れて見えなかったけど、湖と森が本当に綺麗だったし、これはポカラに来たら是非。
ポカラを本当に満喫して、いざインドへ。

ポカラ滞在:2013年9月6日〜9月17日

ツアー情報:
Flynepal Paragliding
日本人宿サンタナを出て、右にずっと進み5分も歩かないうちに右手にある。
ポカラは他にもパラグライディングやっている旅行会社が多数。
4,000ルピー(約4,000円)※値引き交渉後の値段、9月中旬のオフシーズン価格
飛行中の写真と動画を購入する場合は1,700ルピー(約1,700円)追加
写真を見てから購入するかどうかを決められた。操縦士によって最初に断るとカメラが付かない場合もある。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿