2013-11-11

スワヤンブナートとボダナート

ダルバート広場から歩いて、ネパール仏教の仏塔であるスワヤンブナートを見に行った。丘の上にあるため、方向はだいたい分かっていたから適当に歩いて30分くらいで到着。歩いている途中でパン屋に寄る。ネパールのパン屋も割とレベル高い。

ずっと長い階段が続いていた。

結構上り下りが辛いくらい急。

入り口で入場料200ルピー(約200円 ※1ネパールルピー=1円)を払い入場。そして目の前に仏塔が。

この寺院はモンキーテンプルと呼ばれるくらい猿が多い。猿に飛びかかられたことはないけど、ちょっと怖い。

そしてチベット仏教のマニ車。1度まわすと1回お経を唱えたのと同じ徳を積めるのだという。しかしネパール仏教の寺院にチベット仏教のマニ車があるのはなぜだ。
ネパールには亡命してきたチベット難民が多く、チベット文化が広まっている地域もある。ネパール自体が多民族国であるため色々な宗教が入り交じっている寺院もあるという。

お供えがお米や花、日本のお供えのようにきれいに飾る訳ではないのでとても違和感だった。供えられたものを定期的に片付けている人もいてそれも不思議な光景(日本では片付けているにしても人がいる間にしているのを見た事はない)。

こうやって中に入り込んで掻き出す。不思議な場所だった。

別の日、少し遠くにあるチベット仏教の巡礼地でもあるボダナートへ行った。宿に地球の歩き方があり、バス(というか乗り合いワゴン)が出ている場所が書いてあったのでそこまで行く。バスパークという大きいバスターミナルのようなところではなく、普通の道路の脇からワゴンが出ているのだ。

ちなみにネパールは慢性的な電力不足により信号がない。信号がないからこうやって大きな交差点などでは交通整理している人がいる。
計画停電も実施しており、宿やレストランは自家発電しているところも多いが、計画停電時は電気はお客さんがいても消えるけどWi-fiだけ使える、とかそういう感じのところも多い。

乗り合いワゴンの呼び込みの人がボダナート行きだと言うので乗り込む。ぎゅうぎゅう詰めで進みながら、まだ車外に呼び込みする。

45分くらい乗ると到着。ボダナート前が終点だと思っていたけど、違っていて、降り損ねそうになったところで車内の人が教えてくれた。ここまで20ルピー(約20円)。入場は150ルピー(約150円)だった。すぐに目の前に大きな仏塔が見える。
なぜだかわからないけどこれを目の前にすると落ち着いた。上から見なければわからないが、仏教で宇宙を表すという曼荼羅の形をしている。

スワヤンブナートにも描かれていたけどこれはブッダの智慧の目だそうだ。

そしてマニ車。この地域近辺はチベットからの亡命者が多く住み着いたため、このボダナートが建てられたという。周りには今でもチベット寺院やチベット僧を沢山見かけた。

上に登る事ができる。沢山の人がお祈りをしていた。時計回りにまわるのが決まり。


上で談笑している人たちもいたり、結構自由に過ごしているんだなと思う。

なんだかここは本当に気に入った場所だった。仏塔の上でずっと時間を過ごしていた。
帰りのバスは降りたところの反対側からバスが沢山くる。乗った場所の名前がわからなかったから、バスパーク行きかどうか聞いてそれに乗ってバスパークまで帰り25ルピー(約25円)。



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