バラナシ(Varanasi)滞在中は天気がいまいちな日も多く、まだ雨季が完全に終わっていない感じがした。それでも前日の夜の空を見て、綺麗に晴れていた日の翌日の朝は、朝日を拝む事が出来た。
5時半に起きて宿の屋上にあがると朝焼け。
歩いて近くのガートまで行き朝日を待った。
ガンジス川の向こう側から朝日が静かにゆっくり、いや意外と速かったかもしれない、昇ってくるのが見えた。ほぼ地平線上から太陽が昇るところをみるのはいつぶりだろう。様々な旅の記憶が蘇る。
そして祈りを捧げ沐浴する人たち。
でもなんだか分かる気がした。昇ってくる朝日を見ていると、まっすぐ自分だけを照らしているような気すらして、本当に美しくて、思わず手を合わせたくなっていた。朝日の力すごい。
見れてよかった。路上に差し込む光もきれい。影が長い。
一度対岸に渡ってみたくてボートに乗った。インド人観光客ばかりで、みなとても楽しそうにはしゃいでいたので面白かった。
子ども達ははしゃいでたけど、お祈りしている人たちもいて。
謎の藁人形が流れ着いていたりして。多分何体もあったから儀式に使われるものなのかな。
対岸から火葬場も見えた。
色々なものが見れたバラナシ。まさに異国だった。好きだけどまた来るかはわからない、そんな場所。
この辺りから、インドの貧しさや差別を少し見かけるようになる。何をしたのかは知らないが、低カーストの人たちが路上で他の位の大人にかこまれて棒で叩かれているのを見たり、しつこい客引きを追い払うために警察が銃を向けたり(これは日常の冗談なのかもしれないけど)、小さな事だけどこぎれいな格好をしている人が身分が低そうな人の頭をはたいたりとか、1度気にしてしまうと、とても多く行われているところを見ている気がした。
ヒンズー教の聖地のあとは仏教の聖地へ向かう。
バラナシ滞在:2013年10月12日〜19日
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