2018-04-03

世界一の棚田 多依樹

天気がとっても変わりやすく、一度その日に棚田を見るのを諦めたものの、夕方前には快晴になった。
多依樹周辺はハニ族と呼ばれる民族が住んでいて、泊まっていた宿から歩いてその集落を通り、棚田を無料で見れる展望台につながっている場所だった。

先ほどの霧の景色が嘘のような晴れ。
ハニ族の集落は一応看板で普高老寨民俗村って示してあるけど、本当に普通に人が暮らしているだけで、特になんの観光地らしさもないので、とても良かった。
特徴としては家の屋根がキノコ型ということらしい、そんなにキノコじゃなかったけど。

展望台から見る景色はすごかった。これ写真に収まらないやつだなって思う。棚田がすごいというよりは、山と山が交互に折り重なり、ずっと遠くまでつながっている感じ。

さっきまであまり人がいなかったけど、子どもが意外とたくさんいて外で遊び始めたりしてた。本当は田んぼに水がひかれる時期が観光シーズンだから、今は現地の人以外ほぼいなかった。


翌日は日が昇るところを見たかったけれども、早朝は土砂降り。少し時間が経つと晴れ間が見えてきたから、宿の屋上に駆け上がる。雲海がすごかった。

どうにか晴れ間が持ちそうな日だったから、街を散策。この周辺には食べるところと商店がいくつかあるだけで、本当に他は何もないのどかなところ。シーズンになるともう少し賑わうのだとは思う。

宿から歩いて20分くらいのところにある展望台に行ってみる。また違った角度から棚田が見れるところ。入場料がかかると聞いていたのだが、係りの人が全くいないからそのまま入った。
すごく入り組んでる。アップにするとさらにすごい。

これが山の間を全て埋めている。迷路みたいで面白い。
管理とか誰がやってるいるのだろうかと思う。結構中国って適当というか雑なイメージあるけど、こういうのの綺麗さが保てているのが本当にすごいと思った。これは水がひかれている時期は空が反転して、本当に絶景だろうなと思った。

そこからさらに30分くらい歩くと、黄草岭(Huang Cao Ling)と書かれた看板があって、ここも展望台。さらに縦長な感じで棚田を見ることができる。ここは普段から無料。

段々の部分がかなり細かい作りになってるとこが多く見れた。

本当に写真だと一部を切り取っただけになってしまう。
ここに来る前はベトナムで棚田の村を散策したばかりだったから、似たような感じだったらどうしようと思っていたが、ここは全く他の場所とは違う、やはり世界一だと思えるところだった。

周りも何にもなくて、シーズン的に観光客がほぼいなくて、のどかでのんびりできた。



この周辺がとてもわかりにくいのでざっくりしたまとめ
新街鎮から多依樹までは乗り合いバンでこれるから、ドライバーに言えばいいとして、
赤いピンが宿 Yuanyang International Youth Hostel(元陽K2國際青年旅舎)。
他にも宿はあるがユースホステルならここがおすすめ。屋上があり高いところから棚田鑑賞できるのと、民俗村の展望台が近い。
Google mapで検索して出て来る場所は全く違う。maps.meには複数同じ名前の宿が出るが、写真の通り普高(Pugao)の近くのヘアピンカーブのところが正しい場所。

Duoyishu Viewpoint(多依樹展望台)が有料の展望台。7月は係りの人がいなくて無料で入れたが、他のタイミングはわからない。宿から歩いて20分くらい。
そこから地図の北方面、道は一本だから迷うことはないが、黄草岭と書かれたあたりが無料の展望台。
新街鎮からバンで見に来るときには、無料が良ければ普高老寨民俗村か黄草岭。有料で良ければ多依樹展望台に行きたいと言えばいけるはず。

現地に行けば適当に歩いたり聞いたりして見つけられるけど、行く前は正確な地図が全然なくて距離感がわからなかったから、参考までに。

多依樹滞在:2017年7月18日〜20日
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿