シャングリラから少し離れたところに、雲南省最古にして最大のチベット仏教寺である松賛林寺があるというので行ってみることに。ラサにあるポタラ宮と似ているとも言われているため、とても楽しみにしていた。
シャングリラは標高3200mあり、到着してから夜までは元気だったのだが、寝る頃になると急に高山病のような症状がで始めた。寒さと頭痛と吐き気までも、どんなに高地に行っても今までなったことがなかったから認めたくないから無理やり寝た。というわけで意外と高山病のリスクある場所なのかも。
起きたら順応したのか、体調がすっかり戻っていたから寺へ。
独克宗古城の大きな門の前から3番のバスに乗る。
バス停っぽいものはないけど、バスに乗るために結構人が固まって待っている。バスは1元(約16円)。
15分くらいで松賛林寺に到着。入場券を購入して、その後用意されている無料のバスに乗って移動。入場料は115元(約1,840円)。色々な情報を見ていると、入場券を購入する建物を無視して、バスに乗らずに歩いていけばお金がかからないとか。お金をかけたくないかどうか別として、そもそも歩く人のための展望台とかがバスから見えたから、歩いてもいいかもしれない。
バスから見えるお寺が思ったよりすごくて感動した。
この松賛林寺は元は1674年に建てられて雲南省最古と言われているが、オリジナルは中国の文化大革命の時に破壊されてしまい、今は復元された姿だということだった。
そして到着。すごい素敵。まあ確かに再建した新しい感じは少しある。でも今でもこの寺院には500人くらいの僧が修行しているという。
入り口の門を入ると曼荼羅が。この先にある寺院は内部は入れるけど写真は禁止。でもだいたいすごくカラフルに装飾されていて、天井の曼荼羅とか、壁や柱もこの門の感じだった。
曼荼羅とは思想の構造を表したものみたいな感じで、以前インドのダラムサラでダライ・ラマ14世の説法をうけたときにも、曼荼羅を旅するシーンがあった。
ダライ・ラマ ティーチング
このエリアに色々寺があるものの、真ん中の寺を目指す。それぞれのお寺の意味の違いはよくわからなかった。
歩いている間にこんな注意書きを見つけた。
「宗教習慣を尊重してください」「文物古跡に思いやりを」
再建された今でこそとても大事な注意書きであるが、そもそも壊したのは・・・って思う。少なくとも今はここでは信仰が守られているのならば、それはいいなとも思ったけど。
一番上まで来るとこんな感じ。
中を見学しつつ、一番上の屋上みたいなところに出ると、やはり細かい部分までかなり色が散りばめられている。これは屋根と壁の間
チベット仏教寺院に行くと必ずある鹿の置物。
真ん中のオブジェは法輪といって仏陀の教えを形にしたもの。鹿はインドのサルナートという、仏陀が初めて説法をした場所として聖地になっているところを表しているそうだ。サルナートは鹿が多く住むので鹿野苑とも表現されるので鹿のオブジェ。
寺院以外の場所は普通に人が暮らしている感じの場所も多く、あまりうろつくのもと思ってやめてしまった。いろんな国や宗教を見てきたけど、本当にいろんな文化がある。
寺院の前には湖というか湿地帯みたいなところがあった。とりあえず上から見た黄色いのが気になっていたし。
近くに行くまでに間、何人もの僧にすれ違った。中にはバスケをこの袈裟を着たまま激しくやっている人もいたりして、結構自由なんだなって思う。
黄色い旗があったところは神木と書いてあった。
遠くから見る寺院が美しかった。
楽器を練習しつつ、スマホに夢中の僧たち。
帰りもまた同じバスに乗って町の中心へ戻った。一度大きなチベット仏教寺院を見てみたかったから、本当に行ってよかった。
最後の日の夜、シャングリラは松茸の産地でもあるので、松茸鍋でも食べようと思った。
そして出てきたのはこれ。
悲しみ。周りを見ていると、これに野菜やらなんやら追加で頼むのが正解な気がしたけど、とっても面倒になり、松茸スープを飲んだ感じで終わった。そして本当に松茸だったのか疑惑だけど、面白かったので良い。
最初は不安だった中国もちょっとずつ慣れてきて、雲南省も田舎で過ごしやすいし、見所が多くすごくいいところだと思った。ここからは帰国に向けて都会へ繰り出します。
香格里拉(シャングリラ)滞在:2017年7月23日〜25日
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シャングリラは標高3200mあり、到着してから夜までは元気だったのだが、寝る頃になると急に高山病のような症状がで始めた。寒さと頭痛と吐き気までも、どんなに高地に行っても今までなったことがなかったから認めたくないから無理やり寝た。というわけで意外と高山病のリスクある場所なのかも。
起きたら順応したのか、体調がすっかり戻っていたから寺へ。
独克宗古城の大きな門の前から3番のバスに乗る。
バス停っぽいものはないけど、バスに乗るために結構人が固まって待っている。バスは1元(約16円)。
15分くらいで松賛林寺に到着。入場券を購入して、その後用意されている無料のバスに乗って移動。入場料は115元(約1,840円)。色々な情報を見ていると、入場券を購入する建物を無視して、バスに乗らずに歩いていけばお金がかからないとか。お金をかけたくないかどうか別として、そもそも歩く人のための展望台とかがバスから見えたから、歩いてもいいかもしれない。
バスから見えるお寺が思ったよりすごくて感動した。
この松賛林寺は元は1674年に建てられて雲南省最古と言われているが、オリジナルは中国の文化大革命の時に破壊されてしまい、今は復元された姿だということだった。
そして到着。すごい素敵。まあ確かに再建した新しい感じは少しある。でも今でもこの寺院には500人くらいの僧が修行しているという。
入り口の門を入ると曼荼羅が。この先にある寺院は内部は入れるけど写真は禁止。でもだいたいすごくカラフルに装飾されていて、天井の曼荼羅とか、壁や柱もこの門の感じだった。
曼荼羅とは思想の構造を表したものみたいな感じで、以前インドのダラムサラでダライ・ラマ14世の説法をうけたときにも、曼荼羅を旅するシーンがあった。
ダライ・ラマ ティーチング
このエリアに色々寺があるものの、真ん中の寺を目指す。それぞれのお寺の意味の違いはよくわからなかった。
歩いている間にこんな注意書きを見つけた。
「宗教習慣を尊重してください」「文物古跡に思いやりを」
再建された今でこそとても大事な注意書きであるが、そもそも壊したのは・・・って思う。少なくとも今はここでは信仰が守られているのならば、それはいいなとも思ったけど。
一番上まで来るとこんな感じ。
中を見学しつつ、一番上の屋上みたいなところに出ると、やはり細かい部分までかなり色が散りばめられている。これは屋根と壁の間
チベット仏教寺院に行くと必ずある鹿の置物。
真ん中のオブジェは法輪といって仏陀の教えを形にしたもの。鹿はインドのサルナートという、仏陀が初めて説法をした場所として聖地になっているところを表しているそうだ。サルナートは鹿が多く住むので鹿野苑とも表現されるので鹿のオブジェ。
寺院以外の場所は普通に人が暮らしている感じの場所も多く、あまりうろつくのもと思ってやめてしまった。いろんな国や宗教を見てきたけど、本当にいろんな文化がある。
寺院の前には湖というか湿地帯みたいなところがあった。とりあえず上から見た黄色いのが気になっていたし。
近くに行くまでに間、何人もの僧にすれ違った。中にはバスケをこの袈裟を着たまま激しくやっている人もいたりして、結構自由なんだなって思う。
黄色い旗があったところは神木と書いてあった。
遠くから見る寺院が美しかった。
楽器を練習しつつ、スマホに夢中の僧たち。
帰りもまた同じバスに乗って町の中心へ戻った。一度大きなチベット仏教寺院を見てみたかったから、本当に行ってよかった。
最後の日の夜、シャングリラは松茸の産地でもあるので、松茸鍋でも食べようと思った。
そして出てきたのはこれ。
悲しみ。周りを見ていると、これに野菜やらなんやら追加で頼むのが正解な気がしたけど、とっても面倒になり、松茸スープを飲んだ感じで終わった。そして本当に松茸だったのか疑惑だけど、面白かったので良い。
最初は不安だった中国もちょっとずつ慣れてきて、雲南省も田舎で過ごしやすいし、見所が多くすごくいいところだと思った。ここからは帰国に向けて都会へ繰り出します。
香格里拉(シャングリラ)滞在:2017年7月23日〜25日
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