2019-08-09

マッターホルンの麓 ツェルマット

イタリアのミラノ(Milan)を出発して、スイスのツェルマット(Zermatt)へ。ここでは再び友達と合流する。

ミラノのセントラルステーションからBrigという国境の駅まで行く。2等車の座席指定で40ポンド(約5,600円 ※1ポンド=140円)ネットで買う時に購入の通貨を間違えてポンドにしてた。
約2時間でBrigに到着。Brigはスイスの駅だから、国境を超える手前の駅で電車が停車してパスポートチェックが車内であった。人によっては荷物を見せたりもしていたので珍しいなと思う。

Brig駅に着いたら、一度外に出て、隣にある別路線のBrig駅に移動しなくてはいけない。とはいえ目の前にあるので迷うことはないと思うけど。Brigからツェルマットへの電車はかなり素敵だった。窓が大きくてほぼパノラマで景色を見ることができる。
Brigからツェルマットの電車

しかしこの電車に乗れたのは15分くらいだった。11月のこの時期だからなのか、電車の不具合なのか分からないが、Vispという駅で乗り換えてバスでツェルマットの手前の駅まで行くようにチケットには書いてあったのだ。

再び乗り換えをしてやっとツェルマットに到着。Vispからならだいたい1時間くらいの距離のはずだが、待ち時間などがあってもう少しかかった気がする。
でも山はすっかり紅葉していて、とてもいい景色が見れたので良かったと思う。
ツェルマットへ
Brigからツェルマットまでで38CHF(約4,370円 ※1CHF=115円)

ツェルマットの駅では変な羊がお出迎え。
ツェルマット駅

そしてこのBrigからツェルマットを結ぶ鉄道がゴッタルド鉄道を呼ばれるのだが、日本の富士山周辺を走る富士急行と姉妹列車らしく、看板があった。
富士急行とゴッタルド鉄道の姉妹列車

駅前に出ると周りは全部山という感じで、都会のミラノから来たから本当に気持ちが安らいだ。実際に滞在してみて、ツェルマットはまた必ず来たい場所になった。とにかく自然の中に身を置くのが心地よかったのもあるが、本格登山をしない人にも訪れることのできるハイキングコースがたくさんあって、町も好きだし、ご飯も美味しかった。
ツェルマット駅前

友達が駅に到着するのを待って、一緒にホテルにチェックイン。ホテルの部屋からは綺麗にマッターホルンの先端が見えて、かなり感動した。
マッターホルン

街を少し散策する。この街は環境保全のため一部の許可された車両以外はガソリンを使用する車を乗り入れることが禁止されているため、車をほとんど見かけなかった。観光客向けのタクシーは全部電気自動車だそうだ。
ツェルマットの電気自動車

街の中では大きめのスーパーが駅前にあり、あとは小さい商店という感じの店がちらほら。ツェルマットに住むほとんどの人が観光業に従事していて、家もほとんどが別荘だそうだ。観光客向けの場所であるはずなのだが、客引きの人などが一切いないためゆったり過ごすことができた。
ツェルマットの街並み

一番のシーズンは夏か雪の降る冬なのだが、私が行ったのが11月のため一番中途半端な時期だったと思う。紅葉は綺麗だったけど、ツェルマット周辺の登山列車はほとんどが10月下旬までの運行で、乗りたいと思っていた電車にはほとんど乗れなかったのは残念だった。

確かに別荘風の家々がたくさん。歩いているとなぜか日本の温泉街のような気もしてきてしまった。
ツェルマットの街並み

町中にある時計台。
ツェルマットの時計台

近くに京都ツェルマット会との友好の記念碑が。京都ツェルマット会とは・・・?
京都ツェルマット会友好石碑

妙高高原との姉妹都市の石碑。こんなに色々日本と関連のあるところがあるとは知らなかった。こんなにアピールするということは日本からの観光客が結構いるのかな?
妙高高原との姉妹都市石碑

翌日から山登りへ
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