2013-12-06

さよならアジアこんにちは中東

インド1ヶ月の旅を終えてまたニューデリーへ戻って来た。そしてここでアジアの旅が終わり、中東の旅へ。アジアの安い物価ともさよならである。

飛行機が早朝の5時台だった。宿でタクシーを呼んでもらって夜中に移動することになるが、1人でタクシーはやっぱり不安だった。夜中の12頃に空港に行くと言う方がいたためだいぶ早いけど同乗させてもらって一緒に空港へ。
デリーのインディラ・ガンディー空港では出発の2時間前にならないと空港内に入らせてもらえず、室内ではあるが別の待ち合い室で待たされると聞いていた。実際そうやられていた人にも会ったし。だからそのつもりで念のため入り口の人に航空券控えを見せたところ、あっさり空港内に入れてくれた。待合室がどういうところかは分からないが、空港内は新しくてきれいだし、眠れるような椅子はなかったが安全そうで快適だった。

そして後から見せた航空券控えを確認したら、予約変更する前の1ヶ月前の日付のもので、全然この日に搭乗する証明にならないものだった。よく空港内に入れてくれたな…。
空港にはWi-fiなし。やることなさすぎたけど、インド旅を脳内振り返りしてたらあっという間に時間が過ぎた。

8時間くらいで初めての中東。ヨルダンはアンマン(Amman)に到着。全くどういうところか想像していなかったけど、中東というとどうしても最初に危ないイメージが浮かぶ。イスラム過激派のテロが主な原因だろう。そしてそれがイスラム教が危ないというイメージにも何の情報も知らなければ繋がったりもする。そういう意味で本当に、イスラム教の国を旅で来た事と、中東を少しだけだけど旅できたことは良かったと思う。全ての人が危ないわけではないし、全ての場所が危ないわけではない、全てのイスラム国が戦争をしているわけではない。

空港はきれいだったしWi-fiもあった。入国審査ではどこに泊まるのかを聞かれただけで入国スタンプを押された。

空港から市内へは到着ロビーから出たすぐ前に停まっている黄色いバスで、町のムジャンマ・シャマーリーというバスターミナルまで行く。3.25ディナール(約455円 ※1ディナール=140円)。私自身も初めての国、初めての中東ということで若干緊張はあったが、バスの運転手が優しく声をかえて行き先を教えてくれたので、なんとなく安心した。新しい国について出だしが良いとその先もうまく行く気がしてしまう。

1時間弱で到着し、そこからダウンタウンまではセルビスという乗り合いタクシーに乗り1台2ディナール(約280円)、もしくはメータータクシーでも同じくらいということは分かっていたのだが、バスを降りた瞬間にわっと集まって来たタクシーの客引きと値段交渉を始めてしまった。
最終的に10ディナール(約1,400円)というバカな値段にしかならない。セルビスがどこから出ているかその時はわからなかったため、近くにいた3人組のフランス人家族とシェアして1人2ディナールで行くことになった。1人でメータータクシー乗っても同じ値段になるからまぁいいか、と。ちなみにバスが停まったところの向い側がセルビス乗り場だった。

中東も勝手がわからなかったため日本人宿に泊まることに、あとそこらのホテルより安い。マンスールホテル、別名コーダホテル。イラク戦争が終結した翌年、イラクへ行った日本人青年はアルカイダ組織によって殺害され、その動画も一般公開されたので覚えている人もいるだろう。その日本人青年がイラクに行く前に泊まったホテルがこのホテルなのだという。亡くなられたのは本当に残念だが、情勢を知りながら行った理由はよくわからない、旅していると色々気をつけなくてはいけないことあるなと改めて思う。

アンマンにきて最初に思った事、それは「すごく静か」。ゴーストタウンかと思うくらい静かだったし人がいないように見えた。後々やはりそれはインドと比べていたからだと思い直したけど。

建物が全体的に土の色だ。空気がとても乾燥していた。

ヨルダンからは世界一周中の友達と合流することになっていた。ホテルで待ち合わせて無事会うことができた。ここから数週間は2人旅だ。中東どんなところだろう。

リアルタイムでは今は旅の終盤で現在地はイギリス。この後はアフリカ大陸へ行き、2ヶ月弱旅したあとNYを最終地点にして日本に帰ります。
アフリカはネット環境はあるものの、メールを送るのもやっとという場所も多々あるということで更新はだいぶ止まると思われますがきっと生きています!
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