2013-12-06

インドまとめ-おもしろかったこと-

インドおもしろかったこと何だろうと考えた。全てが違いすぎて逆に言い表すのが難しい。行ってみないと分からない国であることは間違いないと思う。

・とにかく人が多い
人口12億人、そのうち中国を抜くとも言われている。ちなみに中国は今13億人。両国とも本当に正確な数がカウントできているのかが謎だけど。
道に溢れるリキシャ、自転車、人、牛。クラクション鳴りっぱなし。そこをすり抜けて歩くし、間違えば普通にひかれる。
電車の一般席に溢れるように乗る人々。とにかくこんなに人が集まるところは他の国では見た事がない。こんなに多いのだからもう少し管理すればいいのにと思うが、管理できない、いやあえてしていないのか、とにかく不思議な国だった。

・日本語をしゃべれる人たち
どこの国でもいるんだけど、流行の言葉を片言であったりとか、ペラペラしゃべれる人が1人とか、割と少数派であるのに対して、インドは多い。そしてなんでそんなの言葉を知っているのと驚くレベルの人に沢山会った。みんな自分で勉強したっていうけど、それを店の客引きや偽ガイドにしか利用できていないところが悲しいところ。日本語しゃべれるインド人だけ集めて、日本人向けにまともなインド国内旅行会社つくったら案外うまくいったりして。
日本語しゃべれる人の中にはもしかしたらいい人もいるかもしれないけど、何があるか分からないことを考えると、騙されたくない人は絶対に着いて行ってはいけない。店に連れて行かれてしつこいとか、探してた宿に連れて行かれてチップ請求くらいならまだいいけど。
あと騙されない方法としては、知らない人について行かない事、知らない人にもらったものを食べたり飲んだりしないこと。言われた事は他の数人にも同じ事を聞く事、嘘つかれているか間違った情報の可能性があるため。信用できるくらい仲良くなっても絶対だめ。それで仲良くなってからお金請求された人や、睡眠薬のまされた人の話も散々聞いたので。日本語だけでなく、英語も注意。英語しかしゃべれないふりして日本語しゃべれる人もいるので。騙す方も賢くなっていっている。

・でも基本はシャイでかわいい
インドと言えば騙される、女性なら性犯罪が怖いところ。正直それは本当に多いし、気をつけないとだめだけど、ほとんどの人は普通の人であるということも忘れてはいけない。町を歩いていれば、写真撮ってって、ただ本当に家族写真撮ってほしいだけの人もいるし、どこからきたのとか興味津々で片言の英語で話かけてくる人もいる。誰を信じればいいか、それは誰も信じてはいけないけど、ここまではOKこれ以上はNGラインを自分で決めておけばいいのかなぁと思う。私は人が多いところで昼間なら、話しかけて来た人と話しても大丈夫と決めていたりとか。本当は優しくていい人も沢山いるのだろうけど、ネガティブなニュースで評判が落ちてしまうのはもったいないことである。

・たくさんの神様
インドにはとにかく沢山の神様がいる。ヒンズー教を基につくられたインド神話からそれがうまれているらしいのだが、ちょっと調べるだけでも30種類くらいある。町中にも像や絵がたくさんあるのでどんな場所でも目に入るはず。でもあんまり祈ってる姿はネパールほどは見なかったなぁという印象。

・貧富が共存している
何度もブログ内に書いたけど、豊かな人と貧しい人がはっきり分かれている。それが本当に目で見て分かる国。他の国ももちろん貧しい人はいたし、何度もみたけど、インドの場合はホームレスとはまた違う気がする。スラムに住むともまた違う気がする。あれは完全に別の場所だし、別の世界というイメージだ。
もちろん住んでいるところは別々の場所だし、家がない人もいるけど、金持ちの人の隣に貧しい人が普通に暮らしているというか。それでいてカースト制をまだ引きずっているから差別もされているし。でも隣で生活していることが普通っていうか。表現が難しいがインドだけはなぜか共存という感じがした。でも共に助け合っているという意味ではない。

インド旅行は楽しかったけど、騙されないようにとか、色々な事にいつも以上に気をつけていたらものすごく疲れたというのも正直なところ。でもとても濃い時間を過ごした。何というかこれはうまく言えないし、何も嫌な事が起きなかったから満足しているだけかもしれないが、楽しかった。
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿