2013-12-01

ブッダが悟りを開いた地 ブッダガヤ

無事にブッダガヤ(Bodhgaya)の町に到着し、町をふらつきつつブッダが悟りを開いた菩提樹のあるマハボディ寺院へ行った。


訪れた3ヶ月くらい前にマハボディ寺院周辺で爆破テロがあった。死亡者はでず、菩提樹も無事であったが未だに犯人も、どの組織の仕業なのかも分かっていないという。
入場は無料だが、カメラの持ち込みは100ルピー(約150円 ※1インドルピー=1.5円)。裸足で入場する必要があるため、入り口で靴を預ける。

本当に色々な国から仏教徒が訪れていた。


そしてこれが悟りを開いたという菩提樹。

木の下で皆瞑想したり、読経したりしていた。私はどちらもやらないのだけど、ずっと座ってその中にいた。この場所もなぜかとても落ち着いたから、ご飯を食べに外にでてはまた戻って来て、滞在中のほとんどをこの樹の下で過ごしたと思う。

父の名前の一部がこの菩提樹からきていると祖母が言っていたと聞き、家族のことや他の大切な人たちのことをお祈りと、ここまで来る時に感じたことが沢山ありすぎたためこれまでの色々に感謝していた時、菩提樹のかけらが私のところに落ちてきた。きっとこれは何かに違いないと思い、大切にお守りにしている。

そしてブッダガヤには各国の仏教寺がある。これはバングラデシュ。

中国。他にもチベット、タイ、ブータンなど。

そして日本寺もあった。ここでは朝と夕のお勤めに無料で参加することができる。座禅をやってみたかったので、夕方のお勤めだけ参加させてもらった。時間は季節によるが、10月は17時から。
姿勢・呼吸・心を整えて、何も考えずに20分間を過ごす。それはとても難しかった。2日目にいったときは、難しければ数を1から10まで数えてまた1から10まで数えるというのを繰り返すと良いと言われた。その方法は調べてみると瞑想らしい。瞑想と座禅は違うものということなのだが、宗派によってもやり方が全然違うらしく、私はまだそれぞれを理解できていないが、とにかく集中する環境をつくってすっきりしたかった。

正直ブッダガヤは一番町の人に対して疲れてしまった。そこらを歩けば金をくれだし、マハボディ近くを歩くと日本語をしゃべれる自称ガイドが近くを案内すると何度も言ってくる。小さい町だから何度も会っちゃうのね。
だからマハボディにいる時と、日本寺にいるときはとてもよかった。

そしてここから夜行列車でデリーへ戻る。夜のブッダガヤからガヤ駅までの移動は絶対危ないと思ったが、同じ宿の欧米人カップルが同じ時間帯の電車だったからオートリキシャをシェアして駅まで行くことができた。3人で且つ男性が混じっていれば心強い。リキシャは宿のお抱えリキシャを呼んでもらい、そこらで拾うより少し高く1台300ルピー(約450円)だったがまだ安全性はある。

駅に到着するとまさにデリー行きと書かれた電車が発車したところで、時間前であったが時間前に発車して電車に乗れなかった体験談を読んだ事があったため、走って追いかけた。走りながら電車から顔を出している駅員に私の乗ろうとしていた電車の番号を告げると、違うと言われたので走り損であった。周りのインド人がめっちゃ笑ってた。
相変わらず寝ている人が多い駅。

私の電車はちゃんと時間通りにきて、無事に乗れた。デリーまでは3Aクラス(エアコン付き2等寝台)で、Upperベッドを予約したのに、先に乗っていた人が勝手に寝ていたため真ん中のベッドになった上に、6人コンパートメントのうち3人がいびきがすごくてほぼ眠れなかった…。この時はなぜか20ルピー(約30円)を手数料として取られた。よくわからない。

ブッダガヤ滞在:2013年10月19日〜21日
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