2013-09-24

水浸しヴァンヴィエン

ヴァンヴィエン(Vang Vieng)と言えば有名なのはナムソン川をタイヤに乗ってゆらゆらと下っていくチュービング。
もちろんそれをやろうと、チュービング用の首から下げるビニールの財布まで購入していざ受付へいくとこんな看板が。

チュービングやってない…でもカヤックはできる。連日の雨で川の流れが速すぎてチュービングは危ないということだった。でもカヤックも面白そうなのでやってみることに。

本来チュービングは流されながら好きなポイントで降りて、お酒を飲んだりのんびりしたりして、また流されて町に戻ってくるもの。でもカヤックはガイドの人と一緒に行動して、休むポイントは1つ。そこでゆっくりしてまたガイドの人と一緒に町に戻ってくる。
70,000キープ(約700円 ※1,000キープ=10円)。

そして見事な快晴。

カヤックに水はいらないようにする栓が足りないらしく草…。ちょっと不安を覚えつつ乗り込む。

見た目は流れが速くてちょっと怖かったけど、カヤックで進みだすと意外とのんびりでゆったりした時間だった。景色も初期のころのドラゴンボールみたいな感じでとても良い。


日本でもカヤックをやったことがあったし、意外とゆったりな流れに完全に油断していた。気づいたら方向転換できないくらいの距離に木があって、思い切り衝突。一緒に乗っていた友達がかなり木を手でつかんで避けてくれたので私はほぼダメージなしだったが、船はひっくり返った。

2人ともライフジャケットをつけていたので溺れることはなく、そのまま流されていたが、なんだかめちゃくちゃ笑えてきて、落ちた直後にすかさず撮ってもらった写真もなぜか楽しそうである。

流され続けているとガイドの人が助けに来て、船に乗せてもらい休憩ポイントへ到着することができた。欧米人がお酒を飲み、流行の洋楽がかかり、バスケをしたりするような場所だった。友達がいたから、落ちたことも笑えたし、気に入っていたサンダルがついでに流されたことも仕方がないなと思えた。たまには1人じゃないほうがいいな。
あとはライフジャケット様様だ、なかったら死んでた。

お酒を飲むようなお金もないし、1本のビールを半分ずつ飲んで、あとはずっとだらだらしていた。ここの滞在が2時間くらいあって、ちょっと長過ぎるなと思う。

帰りは少し日が沈みかける中。

今日も大変よく遊びました。

この日の夜、ホテルの部屋をものすごくノックする音が聞こえて起きると、床が水浸しだった。近くの部屋の水道から水が止まらなくなってしまったらしい。また水か!ってよくわかんないけど、おかしなテンションになってまたずっと笑ってた深夜2時。

ヴァンヴィエンもとても充実した日々だった。

ヴァンヴィエン滞在:2013年8月8日〜11日
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