2013-04-07

The Sahara 1日目

モロッコで一番行きたかったサハラ砂漠(The Sahara)へついに出発。
サハラ砂漠はアフリカ大陸の3分の1を占めるくらいでかいからモロッコからだけでなく、まぁ一般的なのは他にアルジェリアから行くというパターンが多い。

マラケシュで泊まっていた日本人宿から出しているツアーで、メルズーガの砂漠とベルベル人のノマド生活(遊牧民)している人のところに泊まるというのが面白そうだったからそれに行く事にした。
最初とにかく砂漠に泊まってみたいと思って色々探していたが、調べているうちにわかったのは、信頼できるツアーでないと女性1人の場合たまに危険であるという話があるということ。ガイドは基本的に男性だから、寝込みを襲われるとか、セクハラみたいなことをされるとか、そういうこともたまにあるらしい。そう思うと日本人宿主催というのは私にとっては信頼度が高かった。

ちょうど同じ時期に宿泊していた他の日本人2人と一緒に朝バスで出発。行きはちゃんとゆったりしたバスでよかった。

途中の休憩。モロッコの人って朝食結構重要なのか、割とどんな場面でもちゃんと朝食を食べている印象。


そしてまた5時間後くらいに休憩。かなり長い道のり。遊具が砂の上に建てられているという不思議な公園。

だいぶ砂漠感がでてきた。

野菜タジン食べた。食べ物については後にまとめて書くけど、モロッコ料理はどこ行ってもおいしかった。ほんと素晴らしい。

そしてやっと、約12時間かけて砂漠の町メルズーガへ到着。

バスが到着するとすぐにドアのところに群がりができて、みんな砂漠ツアーはどうだという客引きだった。事前の注意で、名前を聞かれても名乗らないことというのがあった。というのも名前を名乗ってしまうと自分が申し込んだツアーじゃないガイドの人に、「それならこっちだよ」と他のツアーに連れて行かれたりするということだった。そんなことを戸惑う暇もなく、すぐに自分たちのガイドを見つける事ができた。日本語で民族衣装の背中に刺繍があったから。

おうちにいって夕飯。

暗いうちに砂漠の入り口あたりまで移動するため、外に出ると家の近くにらくだが3匹いた。町を抜けてからそれに乗って、最初のポイントを目指す。星がほんとに綺麗だった。夜の間に砂漠の中に入っておかないと、翌日の移動が太陽が真上にくるころになってしまうためだった。日中の気温が50度。信じられない暑さと日差しになるということだ。

とはいえ夜は暑くないから、外で寝てちょうどいいくらい。という訳で、砂漠の入り口に建てられた家の外で布団をひいて寝た。真上が全部星だった。

翌日5時すぎに起きて朝食、そしてすぐ出発。私たちは陽が昇りきることをとても恐れていた。想像もつかない暑さ、強い日差し、水も大量に持っていくものの、限りはある。太陽が昇ることをこんなに恐怖に思う事はもうないかもしれない。

外にはラクダが待っている。ガイドが交代して、ノマド民の家の確か長男であるモハメドさんと砂漠を進むことに。

家はあんなところに建っていたのね。

続く。







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