2019-04-13

滝の裏側へ

レイキャビックを出てアイスランドの東寄りに移動した。本当はそのあたりの氷の洞窟に行きたかったので、その周辺にホテルをとったのだが、氷の洞窟への入場ができるのは11月から。私が旅行していたのは10月。というわけで、行きたかったところには行けないのだけど、ずっとレイキャビックにいても面白くないので移動することにした。

目指すはレイキャビックから約260km先のキルキュバイヤルクロイストゥル。絶対に覚えられない地名だ。周辺にほとんど店がなさそうなので、安いスーパーBONUSで買い物し、セールフォスという街まで一気に行った。
セールフォスの街はそこそこ大きく、郵便局で手紙を出したり、ガソリンを入れたりすることができた。

レンタカー会社がolisというガソリンスタンドと提携していて、会員価格で通常の3isk(約3円)/L安く給油をすることができ、併設されているカフェの食べ物10%オフ、コーヒーは無料で提供された。

セールフォスまでは前日までに通ったことのある道だったが、そこから先は初めての道になる。そこから約70km先のセリャラントスフォスの滝を目指すことにした。
この日も雨が降ったり止んだりだったが、雨が止んだ瞬間に見える景色には毎回友達と歓声をあげた。目の前を遮るものがなさすぎて、遠くで雨が降っている場所が目視で確認できた。

目的の滝に着いた時は少し雨が降っていて寒かった。駐車料金は700isk(約742円 100isk=106円)

滝から戻ってくる人を見ると、みんなびっくりするくらいずぶ濡れで、そんなに雨降っていたっけ、と思うくらいだった。遠くから見ていると普通の滝だったが、滝の近くに行けば行くほど水量がすごくて、音も凄かったが、とにかく圧倒される。

どうやら滝の裏側に入れるようで、人の流れに沿って進む。

近づけば近づくほどとんでもない大きさの滝の裏側にいることがわかる。そして滝の真裏は水しぶきがすごすぎて、気づいたら全身ずぶ濡れになっていた。最初に見かけた人の気持ちがよくわかった。
いろんな国で滝の裏側に行けることはあったが、徒歩でかつこの規模では初めてだったから、恐ろしくも感じた。とにかくここは行ってみないとわからない凄さがある。ずっとすごいとしか言えなかった。

滝の裏側から出てきたときには天気が回復していて、ちょうど草が黄金に見えてとてもきれいだった。

滝を後にして、キルキュバイヤルクロイストゥルまでドライブを再開。
途中ものすごい雨が降って、遮るものが何もないなかを走ったら、車ごと飛ばされそうな怖さがあった。この日は本当に天気が変わりやすく、大雨が降ったかと思うと、大きな虹が出て、初めて虹の根元を見た気がした。

途中、道路の両脇とも大量の苔に覆われた地域があった。その苔は車で走りながら見ただけでは、苔と認識できるような感じではなく、岩を侵食しもこもこに肥大して、雨のせいで水を含んでキラキラしていたから、ものすごく気持ち悪い生物がいるように見えた。人類が滅んだら世の中こんな風になるんじゃないかと思った。

あまりに気になったので、後日戻ってそこを見に行ってみた。

とにかくこれがずっと続いている。別の惑星みたいだった。

キルキュバイヤルクロイストゥルのホテルに到着すると、入り口には近くで飼われている羊がたくさんいた。毛が長くフサフサで、形はまるまるとしていて、本当にかわいかった。



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