2013-06-10

北欧まとめ-食べ物とおもしろかったこと-

北欧に行った、といっても約1週間で駆け抜けただけだから、まともなものを食べていない。面白かった事といってもきっと本質ではないだろう(そんなことを言い始めるといつどんな場所でも同じことを言えるのだけど)。
少なくとも私はこう感じたのであるという点においてちょこちょこ書きたいと思う次第。

■食べ物について
北欧の物価の高さからまともな店にはまず入れないだろうなと思っていた、そしてその通りであった。ヨーロッパにいる間は特にケバブかファーストフード化しているアジア料理、もしくは中華料理。今回もそれで、個人的にはケバブがすごく好きなのでいつも食べていた。そんな中でも少しだけ紹介できるもの。

・アジア料理のファーストフード(デンマーク)
よく映画にテイクアウトする中華料理のような箱に入れられたタイカレーや照り焼き丼。私はこれ結構好きだった。日本ではほぼ見た事ないよなぁと思ったけど、こういう風にしてわざわざ食べる必要もないんだよね。そしてこれはスウェーデンでは急に数が減ってみなくなった。

・ヘルシンゲアのアイス(スウェーデン)
クロンボー城へ行った時に行列ができていたアイス屋のアイスはおいしかった。これは食べたほうがいい。

・ミートボール(フィンランド)
フィンランドの家庭料理ミートボールとマッシュポテト。見た目はかなり微妙だけど、これは結構おいしかった。タリンからヘルシンキへ行くフェリーの中で食べた。

■面白かった事いろいろ
・デンマークの人々
デンマークと言えば福祉が充実していて所得格差が世界で一番小さいという話だから、いかに恵まれた感が出ているんだろうと思っていた。
デンマークではデンマーク人が95%を占めるというほど移住も難しいようだったが、行ってみると駅にたむろするホームレスもいたし、黒人も結構いた(彼らがデンマーク人なのかもしれないけど)し、そのマネキンもあった。差別的な意味じゃなくて、一体誰がデンマーク人なんだろう、という疑問。これはもっと勉強する必要があるな。

・電車のSilence Zone(デンマーク)
電車の中にSilence Zoneがある。ほんとにめちゃくちゃ静か。誰もしゃべらないのでこういう車両あったらいいのにと思った。

・顔文字のような通貨単位表記(スウェーデン)
スウェーデンの通貨単位はクローナ。SEKと書く。しかしスーパーなどの表記は「:-」。
これが顔文字にしか見えない後一つ「)」を付け足せば「:-)」になるのに。

・水の種類の多さとタブレット(お菓子)の種類の多さ(スウェーデン)
もしかしたらスウェーデン以外でもそうかもしれないけど、水の種類の多さにはびっくり。普通の水と炭酸水、それぞれにフルーツテイストがあってもおかしくないが、そのテイストの種類がめちゃくちゃある。日本のお茶の種類よりもっとあると思う。それに加えてタブレットのお菓子が多い。求められているのは清涼感なのか…。

・玄関前のブラシの謎(フィンランド)
民家の前にほぼ必ずといっていいほどこのブラシが置かれている。コペンハーゲンやストックホルムでは見かけなかった。調べたところ、家に入る前に雪を落としたり、靴を綺麗にするらしいが、他の国も雪は降るだろうし、なぜフィンランドだけこんなにあるのだろうか。

・牛乳というメニュー
フィンランドの食べ物屋さんにそんなに入ってないからこれは思い違いかもしれないけど、フェリーの中、かもめ食堂、ちょっとした食べ物屋に牛乳っていうメニューが存在する。そしてそれはほんとに飲み物としての牛乳なのね。そんなにみんな飲むのだろうか。でもかもめ食堂に来ていた地元の人は、水と牛乳とか、2つグラスを持っていく人が多くて結構びっくりした。

そんなこんなで北欧の旅は終わり。
総括してみても過ごしやすい場所ではあったなと思う。安全度が高いというか、焦ってざわつく感じがないというか。夏の北欧はよかったな、今度はオーロラを見に行きたい。




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