リウネからキエフ(Kiev)へ移動。私たちは移動手段が電車しかないと思っていたら、リウネからキエフ行きのバスがあることをホテルの人に教えてもらった。しかもホテルの前の広場から出発するし、本数も結構あった。100UAH(約1,000円 ※1UAH=10円)。
休憩を挟みつつ、だいたい4時間くらいでキエフに到着。キエフの中央駅の裏についた。車内で見せられていた軍人コメディみたいなのが地味に面白かった。
キエフというかウクライナの印象は全体的に静か、でも困っている時に助けようとしてくれる人がちゃんといて、皆それぞれ優しい。だからその静かな感じとのギャップに喜びが大きかったし、静かなのは私にとってはとても過ごしやすいから、ウクライナいいなと思った。
キエフには教会が色々あるので、それを見に行くことに。聖ソフィア大聖堂。入場は53UAH(約530円)。
中は写真だめだったのでなし。こういう形の教会は今までの旅では存在していなかったから新鮮だった。
大聖堂の前の広場。天気が本当によい。
こっちは町の中心の広場。さすが首都なだけあり結構栄えている。
その日は歩行者天国になっていた。
適当に歩いていたら市場が。やっぱり楽しい。
いくらの缶詰とかキャビアとか色々売ってて買うかを迷う。物価は結構安い。この魚のレイアウトが不思議だ。どの店でもこうやって並べてた。
別の日に地下鉄に乗ってキエフ・ペチェールシク大修道院へ。キエフの地下鉄には、世界で一番長いエスカレーターがある。そしてめちゃくちゃ速い。油断すると危ないレベル。
こんなコインを窓口で購入して、自動改札機に入れて入場する。
地下鉄の車両はちょっと古い感じ。他の路線は新しめのもあった。アルゼンチンの地下鉄に似てるな。
この日はめちゃくちゃ雨が降ったから道路が若干冠水していてすごかった。
さらに路線バスに乗って修道院まで移動。友達の地球の歩き方のおかげで市内を周るのには困らない。食べ物屋とかそういう情報はいらないから、地図と交通に関してだけのガイドブックがほしい。
ここはすごかった。天気がよければなお良しだったのだけど、残念。壁画がすごい。
また中心部に戻って、他には聖ムィハイール黄金ドーム修道院。
聖アンドリーイ教会。この教会の色遣いが好き。
反対側から見ると、壁の絵と教会とごちゃ混ぜな感じがおかしい。
キエフではもう1つやりたいことがあった。
チェルノブイリ見学に行く事。1986年に起きた原発事故から約25年経って、2010年に半径30km以内の立ち入りが許可された。もちろん勝手に入る事はできないので、政府の許可を得たツアーだけがガイガーカウンターとガイドと共にしっかりと決められたルートでのみ入る事ができるのだ。
ただ興味があるというのももちろんあるけど、同じ(というと突っ込みが入りそうだけど)状況になった福島のことを改めて考えたいと思った。25年経ってやっと半径30km以内に立ち入る事ができるのに、日本はもう一部解除されてたりとか、何が本当で何が嘘なのか。流されないように自分の中の根拠がないとな。しかし、到着してツアーを探してみたが、基本的には1週間前くらいから申し込んでいないと無理、ということだった。あらゆる会社で聞いてみたが、ツアーに空きがあれば行けるがそれも数日は後の話だった。
諦めかけていたころ、同じホテルに泊まっていたアメリカ人の女性がキエフに人脈があり、翌日いけるツアーを見つけ出していてくれた。
ただ、建物の老朽化などから、雨だとツアーは中止になる。そして私たちはその日に次の町へ移動するか、翌日移動するかを迷っていたが、翌日の予定は雨だった。ツアーを選んで翌日移動することはできたけど、雨が降ったら1日無駄にする、ここまでタイミングが悪いとツアーに行くのをやめたほうがいいのではないか、という結論になり結局行くのはやめた。
また次に行く機会があるかはわからない、そしてそこが観光地化(という雰囲気ではないけど)されていることに疑問を覚える人もいるだろう。ただ自分では何も知らないより知っていた方がいいと思っているだけ。自分が東京出身であのときも東京にいたからそう思うだけかもしれない。
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