バスで4時間半。ほとんどずっと何もない田舎道。シェンゲン協定により入国審査なし。
リガに着くと同じバスに乗っていたフィンランド人の女の子に話かけられる。ホテルを取らずに来たから、どこか知っていたら教えてほしいと。私はすでに予約していたから一緒に話ながら歩く。まだ大学生だと言っていた、自分の年齢と比べると若くて驚く。残念ながらホテルは満室だったからそこで別れたが、若くしてこうやって旅をするということがうらやましいなと思った。
ホテルから出るとすぐにブラックヘッド会館。第2次世界大戦で爆撃されるまで、100年かけて装飾した建築を再現したもの。
その遠くに見えているのが聖ペテロ教会。
その教会の前にブレーメンの音楽隊の銅像が。なんであるんだろうと思ってたが、ドイツのブレーメンとリガは姉妹都市だかららしい。
タリンのように城壁に囲まれているわけではないのだけど、リガも旧市街は新市街とはっきり別れているのがわかるような町で、旧市街の雰囲気は結構好きだと思った。石畳と細い路地か。あとはアール・ヌーヴォー建築の宝庫として有名。
これは3兄弟と呼ばれている建物。
標識に巻いてある何かがかわいい。町中でちらほら見つけた。
昔は町は城壁に囲まれていて、それが一部修復されている。
反対側。
それでもその周辺や隣は民家やお店だから、うまく融合しているというか、とにかく不思議な町のつくりだなと思う。
なんかこの落書きは好きだ。
猫の家。リガはたまに不思議な物が町にある。
これとか。
これとか。私にはよくわからない。
そういえば町中に緑や花が多い気もした。
旧市街を出るともっとアール・ヌーヴォー建築が集まっている場所がある。
隣の国だけどエストニアとは全然違う町並み。
そしてまた市場へ。バスターミナルの横に並ぶ建物が全部そうだ。それぞれの建物で肉、魚、野菜、みたいな感じでジャンル分けされていた。
サーモンがすごいでかい。
外は色々ごちゃまぜに売っている。
遠くに最先端ぽいビル。川を渡らなかったけど、向こう側はまた全然雰囲気違っていたのだろうか。リガのこの時期はやはり観光客だらけでその町の本当の雰囲気はわからないのだけど、市場とか一般の人が集まる場所で見る限りはとても静かな人たちに見えた。タリンよりももっと表情がないような印象。タリンは関わった現地の人の中でも若い人で社交的な人がたまたま多かったから、現地の人が言うような無表情感はあまり感じていなかったからかもしれないけど。
そしてラトビアで驚いたこと。後から周辺国にもあるということがわかったけど、このピンクのスープ。この色は何から来ているのかと思ったら、赤かぶだった。ラトビアでは冷たいスープを結構飲むらしい。これも冷製スープである。味はおいしい、私は好きな味だったのでことあるごとに飲んでいた。
料理はあまり普段食べないものが多く、興味深かった。詳しくはまた食べ物まとめで書く予定。
リガではタリンで出会った日本人の女の子とまた会ってご飯を食べたりした。国が変わってまたすぐに待ち合わせて会えるというのもまた不思議な体験だった。
リガ滞在:2012年8月3日〜5日
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