2018-03-05

山岳民族が集まるサパ

ハノイ(Hanoi)からさらに北上してサパ(Sapa)という街へ。
サパは山の中にあり、周辺には山岳民族が住んでいて、サパの町でも見かけることができるというので、行ってみることに。

朝7時のバスに乗るために早朝ホテルでピックアップを待つ。ホテルの人が朝食をパックして渡してくれた。優しい。
ピックアップワゴンに乗り、バスが待っているところへ。結局乗るバスはSapa Expressだった。購入はシンツーリストでしたけど。219,000ドン(約1,095円 ※2万ドン=100円)。

スリーピングバスだし、バスの中のWi-fiも走行中ずっと使えた。休憩所もすごく綺麗で、なかなか良いバス旅だった。だいたい6時間くらいで到着。

サパは山の上にあるから、途中舗装されている道路とはいえ、ぐねぐねの山道をすごいスピードで上っていくのが少し怖かった。どんな国でもスピード出し過ぎの怖いバスに乗ることはあるが、乗るたびに恐ろしいと思う。

サパにバスが入ると、お土産売りの山岳民族の人たちがバスを追いかけてきて、停車するやいなや、あっという間に囲まれる。
皆英語を喋り、宿は決まっているか、トレッキングはするか、お土産を買わないか等々。雨も降ってきて、カバンにレインカバーをかけたり、色々大変だった。私のカバンにはレインカバーが備え付けられていたが、買ってから6年、そのことに全く気づいていなかった。今回の旅の直前にまだ開けたことのないポケットを見つけて、そこで発見した。レインカバーを初めて使う。

私はすでに宿を予約していたから、そちらに向かって歩き始めるが、何人かがずっとついてくる。もう予約してあるから、と断っても何か買わないかと言われるが、大きな荷物と傘もさしているなかでお土産を吟味する気にはとてもなれなかった。
そしたら一人の女の子がやって来て、「宿は予約している、トレッキングも予約している、でもお土産は予約できないでしょ。次に街で会ったらでいいから、その時は私から買ってね!」と言ってきた。なんだかその切り返しが面白くて、少しお互いのことを話してから別れた。結果的にはその子と再び会うことはなかったが、本当に会えたならお土産はその子から何か買おうと思っていた。

ホテルにチェックインしてから散策。雨が降ったり止んだりで山の中だからか霧がすごくて、時折あたりが真っ白になる時もあった。


サパの町は観光地化している。お土産屋と観光客向けのレストラン、トレッキングの人向けのアウトドアショップが多い。なかなか地元の人が行きそうなところが見つけられなかった。

街を歩けばお土産売りの子たちに囲まれて、なかなかゆったり過ごせない。黒く染められた衣装を着ている人が多く、おそらく黒モン族の人たちだと思う。幼稚園児くらいの子もたくさん集まってきて「買ってくれ、買ってくれ」というものだから、とても心苦しくなる場所でもあった。

山の中で雨のせいもあり気温は今まで過ごしていたベトナムと比べるとかなり低い。それでも長袖ジャケット着ていればちょうど良かったが、それまでが暑すぎて、やはり暑い方がいいなと思ってしまう。

町に大きな池なのか湖なのかがあり、それに沿って歩いて行くとマーケットもあった。

マーケットもお土産がほとんどで、現地の人が買い物する感じには見えなかった。ドローンがたくさん売ってる。


野菜や果物の市場は地元の人が買いに来てる感じした。

サパは山の上だからか、停電も多く、雨が降れば道路は冠水するし、なかなか面白かった。町自体はそこまで面白くなかったが、それまでのベトナムとは全然違った。
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