2016-06-06

ナミビア周遊の旅2日目(ナミブ砂漠〜スワコプムント)

砂漠で朝日が昇るのを見るために、日の出が6時頃ということで、朝4時半に起きてDUNE45という砂丘へ向かう。
まだ星がきれいに出ていた。流れ星や天の川も見ることができた。

砂漠に入るのに80ナミビアドル(約800円 1ナミビアドル=10円)。DUNE45までの道はちゃんとアスファルトで整備されており、キャンプ場から約40分で目当ての場所に到着した。まだ明るくなりきっていない道のりで、左右の景色はすでに砂丘だった。

朝日が昇る前に、みなで砂丘にのぼっていく。砂に足がとられて思うように前に進めない。思ったよりこの砂丘をのぼることが辛かった。

上までいくと、周りがずっとずっと砂丘で、ここはどこだろうと思う。

太陽が昇ってくる。

太陽が昇ると、砂丘に赤と黒のコントラストができあがって、本当に美しかった。色々なところで砂漠や砂丘、日の出をみてきたけれど、ここでの景色は特に覚えている。人間が太陽に祈りたくなる意味が分かるような気がした。


砂にまみれてしばし遊んだあと、砂丘を下りる。砂紋もすごい。

また車に乗り、デッドフレイという何百年も前は沼地だったが、それが干からびて今は枯れた木だけが残っているという場所にいった。
その地域に入るには四駆車でなくてはだめだということで、あまりにも暑いし1人100ナミビアドル(約1,000円)出してシャトルに乗って移動した。

ほんとに干からびている。


本当に不思議な光景だった、木がまだ立っているのも不思議だし、根元とかどうなってるんだ、っていう形をしている。

続いてソススフレイという高さが300m、広さも他の砂丘とは比べ物にならないという砂丘にいく。なんかもう結構な山にみえる。

多分写真だと全くわからないのだけど、DUNE45よりももっとずっとずっと遠くまで何もない砂丘が広がっていて、風がふいているのがよくわかって、砂丘登るのが辛いから、自分の呼吸だけがすごく聞こえるようなところだった。

そして死ぬほど暑かった。でも本当に、無限に広がるなにかっていうのがあって、ナミブ砂漠は行ってよかったところの一つになった。

キャンプ場に戻りテントをたたむ。自分でテントを組み立てて、たたむ、ということ自体初めてだったけど、ちゃんとできた。やればできるじゃないか。
パンク仲間のアメリカ人家族とまだ遭遇して、進む方向が一緒だからまた会うかもね、なんて話たりして。
次の目的地であるスワコプムント(Swakopmund)へ出発した。途中なにもない道が続く。何かのロードムービーを思い出した。

そしてまた夕日が沈んで行く。
道はオフロードもあったが、町に近づくにつれてアスファルトのちゃんとした道路になっていった。
スワコプムントについたのはもう結構暗くなってからだったが、町をぱっと見た限りで治安が良さそうに思った。店のショーウィンドウには鉄格子がなくそのまま商品が飾られている、夜なのに子どもも女性も道を歩いていて、塀にはバラ線もなければ塀自体が低くてよじ上れてしまいそう。アフリカの他の土地ではあまり考えられない治安の良さ。

ずっと食パンばかり食べていたので、ケンタッキーにいって満足した。ドミトリーだけど、四人で離れの部屋一つまるまる貸してくれたので、自分のたちだけの場所という感じが安心した。
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