2014-03-07

ヨルダンまとめ-食べ物・おもしろかったこと-

ヨルダンで食べた美味しかったものたち。

■食べ物
・シュワルマ
ドネルケバブを薄めのパンに巻いたやつ。どこでも売ってるいわゆるケバブと味は同じ。中東はいると急にこの店が増えた。うまい。これはポテトと漬け物みたいなのついて3ディナール(約420円 ※1ディナール=140円)だった。何もつけないとボリュームにもよるが1.25ディナール(約175円)とか。

・ホブス(パン)
パン屋で10枚セット0.3ディナール(約42円)くらいで売られている。焼きたてはおいしい。店だとホブスは必ず出てくるし、そのお金っていくらつけられているのか謎なくらい当たり前に注文前にテーブルに置いてあったりする。

このまま食べるのではなく、何かにつけて食べるという感じ。
ひよこ豆を煮てつぶしたフール。パンとセットで1ディナール(約140円)。

ひよこ豆と白ごまのペーストであるホンムス。これはスーパーで缶詰でも売っているし結構好きだった。ちょっと良さげなレストランでも2ディナール(約280円)くらい。

・マンサフ
ヨルダンの代表的な料理。大皿なので1人ではちょっと無理かも。発酵したヨーグルトで羊肉を煮込み、ピラフみたいな感じの米の上に乗せる。上の写真で載せたホブスよりもっと薄いパンみたいなのが出て来てそれと食べたりする。右にの白いスープはヨーグルトのスープ。それを肉に直接かけてもよし。マンサフは好みがかなり分かれそう。発酵したヨーグルトの独特の味が大丈夫であればおいしいはず。4ディナール(約560円)だった。

他の店でも食べてみたいと思って仲良くなったパレスチナ人に連れて行ってもらったとこのマンサフ。
これはマンサフじゃなくて、カプセという食べ物のような気がした。鶏肉にはヨーグルトの味はしない。ヨーグルトスープはマンサフと同じくかけたければかける。しかし鳥丸焼きででてくるとは驚いた。これも美味しかったけど、鳥の味が薄い。

マンサフはヨルダンの代表的な料理だから、ホテルの人などにおいしい場所を聞いて行った方が良い気がする。味的に当たり外れが大きそう。
基本的にはホブスと缶詰と生野菜だったから、それ以外は有名なものしか食べてない。生野菜が意外とおいしい。


■おもしろかったこと
今までの記事に書ききれなかったいろいろ興味深かったことなど。

・フィリピン人の出稼ぎが多い
泊まったどちらのホテルでも掃除スタッフはみんなフィリピン人だった。聞いてみたら、最近は中東に出稼ぎに来る人が多いそうだ。フィリピンの人といえば日本への出稼ぎがなんとなくイメージにあるから意外。働いている人たちは、日本に入る時払うお金が高くなったと言っていたが、あとから調べた感じでは、日本が興行ビザ対象で受け入れていた人たちが省令の改正で出稼ぎに来づらくなったという感じらしい。日本に出稼ぎに来るためのビザが取りにくくなったのかな、と。中東はその点では安いと言っていたので取得もそこまで難しくないのではと予想。中東全体でいうと200万人のフィリピン人出稼ぎがいるそうだ、日本は20万人。

・What is your name?
さんざん子どもから聞かれる。子ども限定。道歩いていてHelloの前にWhat is your name? ずっと聞いてくる。自分たちと全然違う名前を聞いて面白いっていうのもあるんだろうけど、バカにしてる感じもするし、逆に聞き返すとちゃんと答える子どももいたり。しかしやたらと聞かれたので流行ってるのかな…って。
大人は明らかに外国人だ話かけたい!みたいな人はHello!!って言ってくれる。ちょっとふざけてる人はChina!!とか。私は基本的に中国人に思われてるから。こういうときに日本人だよ!って言い返した時の歓迎ムードはすごい。それは行ったどの国でも。

・Welcome
道行く人や、特に店入った時にWelcomeって言われる。それ英語圏だと店入ったくらいではほとんど言われない単語のような気がしていて。で、色々ヨルダン旅行記ブログを行く前に読んだらみんな「沢山の人がWelcomeって言ってくれて歓迎されてる感じがする」みたいなこと書いてあったから、このことかと思った。でもヨルダン旅行中はアジア人をバカにするような感じに何回も出会ったりもあったりとか、正直そのWelcomeって言われているのってほんとに歓迎の意味で言っている人いるのかなぁって思ってしまったり。特に店に入ったとき会う人とか、いらっしゃいませの代わりに言ってるだけな気がしたし、歓迎とはまた違う気もする。ヨルダンで沢山いい人だなって思う人にあったし、ものすごく嫌な目にはあってないんだけど、なんかその事前に読んだWelcome情報は日本人のただの勘違いなんじゃないかって、いや、もちろん好意的な意味で言ってくれている人が多いとは思うけど、なんだかうまく言えないけど複雑な思いを抱えていたりする。
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