2012-08-10

ボゴタ行きのチケットがなくなる

赤道博物館へ行き、ホテルへ戻り、そこからタクシーで空港へ向かった。朝からでかけたので、結構時間に余裕があるなかで空港へ到着。
国際線に乗るのは久しぶりで、最初アメリカからボリビアへ行く時に帰りのチケットがないとだめだと若干もめたのでちょっと心配だったが、この時すでに日本に帰る切符を買っていたので、まあ大丈夫だろうと思っていた。
カウンターでチェックインすると案の定、帰る切符はあるかと聞かれ、あらかじめ印刷しておいたチケットの紙を見せる。多分かなり自信ありげに見せたと思う。それで特に問題なく、チェックインできるはずだったのだけど、そのまま手続きしていたら、なんと予約していたはずのチケットが予約されていないとう自体が起きた。

いつもネットで航空会社から直接、もしくは代理店を通して、のどちらが安いかを見比べて買っているのだけど、この時はBudgetAirという代理店を通して購入していた(実際フライトしないとお金は決済されないので課金はされていない)。
いつもはメモに記載しているチケットの予約番号を再度確認するにはネットにつながないと見れないのだけど、奇跡的にキトの空港にWi-fiがとんでいた。それでもう一度確認してもらうけど、やっぱり予約がないと言われる。

方法は2つ。今日は乗るのをやめるか、カウンターで直接購入するか。もうキトではやりたいことがなかったので、カウンターで購入することに。値段が高すぎたらやめようと思った。

空港内にある航空会社の窓口に行く。LANはカウンターが開いていなくて、Aviancaのカウンターへ並ぶ。元々乗ろうとしていたのもAviancaだった。なんでかわからないけど、チェックインカウンターへ並んでいた人たちが数人並んでいた。もしかしたら同じ代理店で予約をとって、キャンセルになった人たちなのかもしれない。というわけで、結局結構な列ができていた。
もうこの時点で乗ろうとしていた午後4時30分の飛行機には乗れなかった。コロンビアの治安は他の国に比べてもあまりよくないので、あまり遅くに到着したくなかったのだけど、もう仕方がない。

やっと私の番になって、値段を聞いてみると次の飛行機で約362ドル(約28,960円 ※1ドル=80円)。私が元々予約していたチケットより2,000円くらい高かったけど、1泊するのと同じ金額になっちゃうのでそれで行く事にした。しかしどうにかチケットがあってよかった。代理店はほんとに今までもしっかり予約できていたところじゃないとだめだなあと思った。

結局22時ちかくにボゴタに到着する飛行機になった。出国の時に、日本に帰るチケットがイタリアからだから、そこまでどうやって行くんだとか、色々聞かれた。でも英語があんまり話せない人で、なんかあやふやになって終わった。無事出国、そして無事到着。

入国審査はほぼなにも聞かれなかった。そして荷物を取って、飛行場から外に出ると本当に今まで見た事がないくらいの、出迎えの人だかりができていた。有名人でも到着するのかと思うくらい。みんなそれぞれ花を持っていたり、ボードを掲げていたり、こんな夜にこの人だかり。そしてセキュリティがかなり厳しくて、警察がたくさんいた。でもやっぱり有名人の到着ではないように見えた。
なんでかわからないけど、私はその時、「もうここで南米の旅を終わりにしよう」と決めた。なんでかわからないけど、全ての雰囲気や空気で、自分の中ですっと思ったのだった。

コロンビアを旅行した人に聞くと、カルタヘナ(Cartagena)はかなりいいとほとんどの人が言ってたから行こうと思ったんだけど、今回はもう中米に行こうと思った。

そんなわけで、ホテルに着く前にもう次をどうするか考えていた。ホテルまではまた空港からタクシーで。タクシーのチケットを発行するカウンターに並んで、行き先を告げて、先に料金を払うというシステム。そのほうが安心だ。ボゴタは思ったよりずっと都会だった。高速道路(のようなところ)をずっと走り、高層ビルがいくつかあって、不思議な色のイルミネーションが輝いていた。
市内に入ると、かなりの人で道が溢れていて、こんなに若い人が外で飲み歩いているんだと結構意外だった。到着するともう夜だったので、さっさと寝てしまった。

なので結局コロンビア滞在は3日間だけだった。
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