2018-03-07

中国との国境の町 ラオカイ

サパ(Sapa)をあとにして、いよいよ中国へ行くために国境の町であるラオカイ(Lao Cai)へ移動した。
サパの教会の近くにミニバスがたくさん停まっている場所があり、看板も出ている。そこからラオカイ行きのバスが出ていた。時間は適当で、人が集まれば出発という具合だった。自分は昼前に行ったが何台かバスが待っていた。
バスが何台か停まっていた。バスではなくて自分の車に乗らないかと声をかけてくる人に値段を聞くと30,000ドン(約150円 ※2万ドン=100円)だったので即決した。乗り合いワゴンだ。事前に調べておいた価格だとだいたい4万ドンで乗っている人が多かった。正規の値段はよく分からない。

そこから約1時間。再びぐねぐねした道を下って行く。下って行く間に、道端で商売している人をたくさん見た。水牛の皮を全部剥いで、真っ赤な体がそのまま横たわって売られていたのを見たのは衝撃だった。今そこで皮を剥いだみたいな。
スピードもかなり出ていたこともあったからなのか、車酔いする人が続出して、何人かが車内で嘔吐していた。そんなことも日常なのだろう、危なくなったらすぐビニール袋が車内のどこからか渡されていた。

下に行くにつれて気温が上がって行くのが分かった。到着したらすっかりいつものベトナムの暑さで、久々に真っ青な空を見た気がした。

ラオカイには鉄道の駅がある。事前に泊まるところを決めていなかったから、ちょうどワゴンもそこに停まったし、駅前のホテルに何軒か値段を聞いてみようと思った。おじいさんと女の子がホテルの入り口にいて、雰囲気良さそうだったから値段を聞いてみる。1泊204,000ドン(約1,020円)だった。子供とおじいさんがいるところは変なところではないという、自分の中の今までの経験上の判断と、正直暑すぎて荷物を持って歩き回りたくなかったので、もうそこに決めた。

ラオカイの駅はとてもきれい。でも駅前は全然栄えていない。国境の町はそれなりに人がいるというイメージがあったが、ここは閑散としていた。実際国境はタクシーで行くからもう少し離れてはいるのだが、駅前にも電化製品や両替商がいてもおかしくないのに。


市場も夕方には店じまいな感じ。食べるところもそこまでなくて、色々探して最後だしちょっと高めの店に行ったりした。と言っても鳥の丸焼きとチャーハンと空心菜の炒め物とビールで1,000円くらい。

あとはもうまだ見ぬ中国への不安から、とにかく色々なことを調べる時間にあてた。

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