2018-03-23

ベトナムまとめ(食べ物・おもしろかったこと)

■食べ物
ベトナムで美味しかったものまとめ。記事と被ってるもの結構あるけど

・フーティウ(Hu Tieu)
ベトナム南部特有の麺料理。豚骨ベースでフォーよりは味濃いめだけど、日本の豚骨ラーメンほど濃い味ではない。汁なしと汁ありがあるが、汁ありが好き。麺はビーフンっぽい。スープが絶妙で私はかなり好きになった。ホーチミンではファングーラオ近くの、QUYNHという店がおすすめ(Google map)75,000ドン(約375円 ※20,000ドン=100円)。


・バインミー(Banh Mi)
日本でもすっかり人気のある食べ物に最近なってるバインミー。ベトナム各地で売っている。どこで食べても、間違いのない味。店によって大きさ、味つけ、味の種類、パンの味など全然違うから、好みの店を見つけるために色々食べ歩くのが楽しい。一番のお気に入りはホイアンのPi Banh Mi(Google map)で食べたチキン&チーズ。パンの味、全体的な大きさと辛さの具合がとってもちょうどいい。普通の店で買うと15,000〜25,000ドン(約75円〜125円)くらい。

ホイアンは世界で一番美味しいとされたバインミーのお店もあるし、B級グルメ天国。それは別エントリーにまとめてます
ホイアンB級グルメ紀行


・カオラウ(Cao Lau)
ホイアン名物のカオラウ。日本で言ったらうどんに似てる。結構コシがあるうどんにパクチーが山盛り、そして丼の底に濃いめの汁が溜まっていて、食べる前に全部かき混ぜる。パクチーが苦手な人は嫌いかもしれないけど、汁とパクチーの味がすごく合い、安いのにがっつり食べられて、かなり美味しい。これ日本でも食べたい。30,000ドン(約150円)。


・コムガー(Com Ga)
各国に存在するチキンライス。ベトナムではチキンライスのことをコムガーと呼ぶ。ウコンライスに、香草、チキン、玉ねぎをかけただけなんだけど、なんでこんなに美味しくなるの、と思った。飲んだ次の日に食べたくなるような優しい味。多分店によって違うと思うけど、私がホイアンの有名店Ba Buoi's Chicken Rice(Google map)で食べたのは香草が多いのに、食べた後に口が香草に占められているという感じがしないちょうど良さだった。


・コムヘン(Com Hen)
フエの名物しじみご飯。ご飯の上にもやしと揚げと香草としじみをぶっかけただけのご飯。一緒にしじみだしのスープが付いてきて、それを飲みながら食べる。少し海産物っぽい味に、また香草がうまい具合に。あとはお好みでテーブルにある唐辛子のペーストをつけたり、もともと乗ってる時もあり、少し辛い時もある。だいたい屋台で食べられるもので、10,000ドン(約50円)。こういう雑なのに美味しいってご飯がとても好き。


・ブンボーフエ(Bun Bo Hue)
ベトナム中部の麺、そしてフエの名物であるブンボーフエ。お米の麺に牛肉と魚のつみれのようなものがのってる。スープはトムヤムっぽい味だけどそこまで辛くはなかった。トムヤムっぽい味付けはベトナムではあまり食べてなかったから、意外に思った。35,000ドン(約150円)

あと低予算の旅だけど、フエの宮廷料理を食べてみたいって時には、Hanh Restaurant(Google map)がおすすめ。かなりの量が出てきて楽しめる。一人120,000(約600円)。よほどの高級店行かなければほとんどここで食べても同じ味なのでは、と思った。


・フォー(Pho)
ベトナム北部のフォー。米の麺に牛肉。ネギと香草たっぷり。これぞベトナム。日本でフォーといえばこの北部のやつ。やっぱり間違いのない美味しさ。ちなみに、ツアーなどで連れて行かれるレストランは大抵美味しくない。とりあえずフォーを頼むと、日本の方が美味しいねってなるので、それは忘れて、食べるなら街中で評判になっているローカルな店に行くと美味しいとと思う。


・ブンチャー(Bun Cha)
ハノイ発祥のブンチャー。細い米の麺を少し甘めの焼き豚の入った汁につけて食べる、ベトナム風つけ麺。汁が少し脂っこく見えるが、麺がさっぱりなのと脇に置いてある香草を好きに入れて食べるから、食べた時の脂っぽさはない。日本では出てこない味付け。これもぜひ日本で食べたい味。オバマ元大統領が来たというハノイの有名店Bun Cha Huong Lien(Google map)では、これと揚げ春巻きとビールで85,000ドン(約425円)


・ベトナムのカフェ
少し大きめの町だとチェーン店のコーヒーショップや、おしゃれな店かかなりあって、だいたいWi-fiも使えるし、物価は安いし、ベトナムすごく暑かったから涼みに行ったりしてた。Highlands coffeeはいろんなフルーツティーがあって色々試した。他にも行きたかったカフェも色々ある、次行ったらもっと色々行きたいな


■おもしろかったこと
ベトナムでおもしろかったこと、ブログに書ききれなかったことなど

・バイク大国そしてGrabの普及
とにかくどこに行っても車よりもバイクって感じ。借りるのもすごく安い。あとホーチミンやハノイでよく見かけたのは「Grab」と書かれたゼッケンみたいなのを着ているひとたち。「Grab」はアジア版UBERのようなマレーシア発の配車サービスで、バイクの配車もお願いできる。最近では自転車シェアリングサービスも始めるらしい。東南アジアのタクシーはメーターなしとかごまかしが多いから、Grabがもっと普及したらかなり嬉しい。
みんな迎えにきたバイクにさっと乗っていく姿を本当によく見かけた。使っている人も若い人だけではなく、おばちゃんとかも結構いたし、都市部ではかなり普及してるのかなと思った。

・北ベトナムと南ベトナムの違い
北でも南でもガイド付きのツアーに参加したが、ベトナム戦争の際に北と南が分かれて戦ったということが、自身の考え方に影響を与えているんだろうなと思うような微妙な言葉の言い回しや、戦争に関する意見がみて取れた。ホーチミン出身のガイドさんはホーチミンを決してホーチミンとは呼ばずにサイゴンと言っていた。南ベトナムは統一されて社会主義国家とされた側だから、親の世代から色々受け継ぐことがあるだろうと想像している。バイクの並べ方も北はきっちりなのに対して、南は自由でバラバラ、もちろんどっちがいいとかではないが、日本でも北海道と沖縄で雰囲気が違うように、ベトナムでも戦争の影響にプラスして県民性のようなものもあるのかもしれない。

・Wi-fiがどこにでもあるそして速い!
ベトナミはどこに行ってもWi-fiがある、そして大抵めちゃくちゃ速い。だから本当に困ることなく旅で撮った写真をアップしたり、次の土地について調べたり、とってもよかった。やっぱり旅するのにWi-fiが快調であることはとても重要。


ベトナムはいわゆる微笑みの国ではないけど(もちろん極度にそういう対応をしてくれうる人もいるよ)、皆程よい距離感で接してくれて、とても過ごしやすかった。あんまり構われすぎるとそれはそれで辛いから。そしてやはり食事が美味しい、フォーと生春巻きしかないと思ってたけど、北から南へ縦断しながら、本当に各地の色々な味を食べることができた、安いし。そしてやはりベトナム戦争については知らなすぎたなと思った。DMZやトンネルに行ったり、それをきっかけに調べたり、どういうことが起きたのか知ることは、いつでも自分にとってはとても重要なことだと思う。
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