2013-10-05

アンコール遺跡群を巡る旅 2日目

遺跡巡り2日目。1日目に周りすぎて疲れたので1日、間をおいた。また朝7時半にドライバーのJOKが迎えにくる。

トゥクトゥクを2時間弱走らせて着いたのは、ベンメリア(Beng Mealea)。途中で田舎の村の中を走ったり、運転するほうはとても大変そうだったけど、乗っているほうは楽しかった。
この遺跡は『天空の城ラピュタ』のモデルになったとよく言われるが、一般の人が入れるようになったのはポルポト政権の終わりと、地雷の撤去が進んだ2001年のことで、この遺跡自体は(見た目の)モデルになっていないと思われる。ただ遺跡に彫られているのは『ラーマーヤナ』という神話についてであり、その物語の主人公の名はシーターであるという。
物語はラピュタの構想時に参考にされており、それに関連する遺跡の崩壊具合がラピュタを思い起こさせる事から、モデルになったという話がでてきたのかなと思ったり。ちなみに『ラーマーヤナ』はインドネシアのプランバナン寺院遺跡でも彫られているんだって。

原型をとどめないくらい崩壊していて、今でも修復が進んでいない遺跡。アンコールワット規模の遺跡ではないかと言われているらしい。



崩壊しているので、こんな風に階段など通路がつくられている。

道順通りに1周するだけでは全体を見れていなかったので2周目。通路がつくられていない方に、ガイドの人が人を連れて行っていたのでついていく。

この遺跡では子どものチップくれ攻撃と、公式か偽物かわからないガイドの人が、私がどこかに行こうとするたびについてくるから、また勝手に説明を始めてチップをくれと言うんだろうなという気持ちで、いちいち逃げた。
日本にいるときは遠く海を越えた貧しい国の子どものために募金をしたこともあるが、こう目の前にこられ、何もしてないのにチップをくれと言われるとなぜ出したくないと思うのか、特にカンボジアにいる間はそれを考えていた。

しかしこの遺跡はとてもよかった。アンコール遺跡とは別料金で入場に5ドル(約500円 ※1ドル=100円)かかる。
また途中でお昼を食べ、その後に湖のほうへ連れて行ってもらったが、ボートが高すぎてやめた。
そのままロリュオス(Roluos)遺跡群と呼ばれる地域へ行く。遺跡群のなかでは1番最初のピラミッド型遺跡であり、5層になっているバコン(Bakong)。


その近くにあるプリア・コー(Preah Ko)。聖なる牛という意味。

ヒンドゥー教の3最高神の1人であるシヴァ神の乗り物であるナンディンが祀られている。シヴァ神の乗り物だからヒンドゥー教では牛を食べてはいけないし、神聖な生き物として扱う。

この日はここまでまわって終わり。30ドル(約3,000円)だった。14時すぎにはホテルに戻る。天気がよかったのは良いが、やはりトゥクトゥクの乗っていてもだいぶ暑い。

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