プランバナンへ行くのは簡単で、市内を走るトランスジョグジャ(Trans Jogja)という路線バスに乗る。どこに行っても3,000ルピア(約30円 ※1,000ルピア=10円)で、停まる場所が決まっておりちゃんと小さい駅のようになっている。
駅には必ず係員がいて、どこ行きか叫んでいるのでその人に聞けば乗るバスはすぐに教えてくれた。プランバナン行きはマリオボロ通りから乗る場合、1Aのバス。
途中でいきなりガソリンスタンドに寄ったりする。
だいたい50分くらいで到着。終点だからわかりやすい。バスを降りるとすぐに、ベチャの人が遺跡まで行かないかと話しかけてくるが、歩いて10分くらいなので乗らないほうがよい。
町の市場がない方面へ歩いて行き、大きな道路にでる。その道路沿いにある広場がもうすでに遺跡の敷地内なので、道路を渡って柵にそって歩けばショートカットできる入り口があった。
ネットで調べた時に米ドルでも入場料を支払えるということだったが、無理だった。結構高くて現金がなかったので、ATMへ行き引き出すはめに。Plusマークがあるカードは入場口のATMでは使えず、敷地に入る時にショートカットした入り口付近にしかない。
入場料171,000ルピア(約1,710円)支払って入場。外国人観光客は入り口も入場料も違う。
そして歩いていると見えて来た。結構な迫力。
プランバナン寺院遺跡は9世紀に建立されたと言われていて、その後の地震で何度も被害を受けては修復している。2006年に起きた地震でもまた被害をうけ、修復には日本がかなり関わっているようだ。
現在はインドネシアはイスラム教だけど、この寺院はヒンズー教の寺院になる。9世紀頃はまだヒンズー教文化が取り入れられていたためだ。真ん中の1番大きなのがシヴァ堂といって、最高神のひとりであるシヴァ神が祭られているとのこと。
シヴァ堂には入場制限があり、且つヘルメットをしないと中に入れないので並んで待つ。
シンガポールで見たヒンズー教の寺院はもっとカラフルだったけど、色をぬかせば似た形と、装飾も似てる気がする。
各堂にそれぞれ神様の像があった。多分全部修復されたやつなんだとは思うけど。
現地の人も沢山来てたから人気があるのかしら。結構学生が団体で見に来たりしていた。まだ修復作業もしている。
帰っている途中に、現地の親子に話しかけられて、写真を撮ってほしいと言われたのでカメラを受け取ろうとすると、子どもが私の隣に並んだ。親子2人の写真を撮ってほしいのではなく、私と写真を撮りたかったようで、不思議な出来事だった。友達に聞いたら、アジアでは割と起きる現象らしいが、本当の理由が知りたい。私が変な髪の色してるからなのか、日本人だからなのか。
そしてまたマリオボロ通りへ帰る。最後に少しだけバスの駅の近くを見た。こっちのほうがだいぶ田舎で、雑な感じで市場が開かれていた。
プランバナンの駅は割と大きめ。
バスはエアコンが付いているけど、すごく効きがいいのもあれば、悪いのもある。運転手が自分の好きな音楽をかけながら運転するから、なかなか面白い。
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