2013-07-17

新しい旅立ち

ついに新しい旅立ちの日がやってきた。
2013年6月29日10時50分成田発ジャカルタ行き。

なんだかとても落ち着いていた。
前回の出発のときは今考えるとやはりそわそわしていたと思う。
今回は荷物も必要な物といらなかった物がはっきり分かったし、航空券は全行程全部あるわけだし、帰る日も決まっている。落ち着きすぎて何だか変だった。

朝家を出る時に腕時計を忘れた。幼なじみにもらったずっとつけているブレスレットも忘れた。両親と一緒に空港に向かっていたのでお父さんに取りに帰ってもらう。あれがないと何となくだめだ。

お母さんと先に空港に到着、お父さんが来て、一時帰国中にバイトしていた会社の同僚たちから電話がきて、お姉ちゃんが来て、私の相方が来て、嬉しかった。
前回行きと帰り両方来てくれた友達は向っていてくれたのだけど残念ながら間に合わず、でも必ずまた会える。

今回のチェックインは世界一周の全ての航空券が揃っているからかすんなり終わった。旅の最初に起こる事ってその先もずっと引きずるという私のジンクスがあり、今回の旅はほんとに忘れ物に注意すべきという教訓。

米ドルはどの国でもビザやその他支払いにちょいちょい使うので両替して、インドネシアルピアも少し両替した。

時間がきて出国。荷物チェックのラインに入っても見えなくなるなでずっと手を振っていたみんなを見て、ちょっと面白いなと思いつつ、手を振りかえす。
お姉ちゃんが撮ってくれた写真。

この飛行機に乗る。

そろそろ搭乗。

直前まで色んな友達や家族とメールしていた。なんだかまだこれからどこ行くんだろうというようなぼやっとした感じの自分。

飛行機が飛び、機内サービスのビールを飲んだら急に気合いが入った。気合いが入ったというと何か違う気もするが、めちゃくちゃ楽しみになって来た!っていう感じ。やっと1人になれた、というと意味が違うんだけど、どこかで何だかまた1人で知らないところに行きたかったんだな、と思う。そしてビール1本目でそう思ったのでアルコールのせいではないと思う。

とても遅れて来たわくわく感と共にジャカルタに到着。飛行機を降りた時の、日本とは全然違う空気が好き。約7時間半の旅。

まず空港でアライバルビザを取得する。到着してすぐにカウンターがあるのでそこで25ドル(約2,500円 ※1ドル=100円)払うだけでもらえる。なんと親切な事に米ドルがない人のためにATMまで用意されていた。

その後入国審査。ものすごい人が並んでいて、空いているところを探せずに結構待った。気づいたら1番最後になっていた。前の人たちがみな「インドネシアを出国する航空券みせろ」と言われていたので、これはまずいと思い(陸路でタイに行く予定のため持ってない)、もうクローズしそうな誰もいない列に移動してみる。今思うと彼らはみなビジネスで入国する人たちだったかもしれないけど。
移動した先はふざけた入国審査官で、適当な事しか聞かれずすぐに終了した。

空港を出て、1番端まで行くとバス乗り場がある。市内までバスで向かう。25,000ルピア(約250円 ※1,000ルピア=10円)。

バスはガンビル(Gambir)バスターミナル行き。さすがにちょっと蒸し暑いなと思う。日本の蒸し暑さとは違うけど、立っているだけで汗は落ちてくる。約1時間半でバスターミナルに到着。
交通量がものすごいことと、ある程度ビルが建ち並ぶ場所の真裏がぼろぼろの民家だったり、とにかくごちゃまぜな感じとこの蒸し暑さでさらにテンションが上がった。

最初は泊まるところを確保しておこうと思っていたので、すでに予約済みだったホステルにターミナルからはタクシーで向かう。30分くらいで25,000ルピア(約250円)。
インドネシアのタクシーはメーターが付いていないものや、メーターを到着時にいじってぼったくるという流しのタクシーも多いということで、必ずBlue Bird社のに乗るとよい。メーター付きで、ぼらないというので有名。

そしてジャカルタの安宿地域といえば、ジャランジャクサ(Jalan Jaksa)というところなのだが、色々調べていると近年そんなに安くない(シングルだと日本円で1,000円以上するという話もちらほら)ということがわかり、全然違う地域のWi-fiがあるドミトリーにした。

到着は夜だったからとりあえずご飯を食べに。並ぶ屋台。

すごい交通量とほぼ無視されている車線、歩行者信号。

一番おいしそうなにおいがしたところで食べる。

飲み物の屋台が隣にあって、だいたいどこも飲み物と食べ物は別屋台。でもだいたい隣り合っている。

思ったより英語が通じない、数字すら通じていなかった。屋台だからなのか。でもわからなさそうにしていると皆手伝おうとしたり、笑いかけてくれたりした。そんな最初の印象。
世界で一番イスラム教人口が多い国。モロッコとはまた違う印象。宗教によってその印象や雰囲気を判断しがちだけど、さらに宗派や国政が影響しているんだろうなと思ったりした。勉強しないといけないことが多いな、世の中。

これからまた行った事のないところに沢山行く。とても楽しみだ。






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