すべての道はローマに通ず

その通りである。
色々な手段や方法、ルートを試行錯誤しながら、わざわざ選んだ訳でもないが物理的にも最終地点であるローマに向けて出発した。

レバントから約6時間。ローマへ到着した。

それまでなんとなくちょっと旅が終わるのが寂しいとか色々思ったりしていたけれど、ローマに到着すると結構あっさりと「さ、1回帰ろう」という気持ちになっていた。それはまだ自分の中で明らかに終わりじゃないという気持ちがあったからかもしれない。

ローマを観光するにはRoma Passという3日間交通機関が無料で、（決められた）美術館・博物館に2つまで無料で入れるパスがあり、それを購入することにした。30€（約3,000円　※1€＝100円）
http://www.romapass.it/?l=en

ローマは留学時代に1度来た事があるのだが、その年の夏は死者がでるほどの猛暑、そして1週間で一気にイタリアを巡る旅だったので、暑さとバタバタでゆっくりとは見れなかった。色んな意味で楽しすぎた思い出があるけど、今回は前回見れなかったところも含めてゆっくり見ようと思っていた。

最初にトレビの泉に行った。後ろ向きにコインを投げ入れると願いが叶うというのは有名な話。

最後だから油断せずに、このまま何事もなく日本に帰れますようにと願う。あとから調べたらコイン1枚だとまたローマに戻ってくるらしい、前回来たときも多分1枚しか投げてないから、今回戻って来たのかしら。

割と道が狭い

この2人乗りの車をよく見かけた。

ベスパの愛好家と思われる人の集団。ローマの休日の影響かしら。

昔ローマに来た時、一番最初にスペイン広場に行った。今回行ってみたらなんと全く記憶と違っていた。階段の記憶はあるのだけど、周りの雰囲気とか、1度行ったらある程度道とか覚えているほうなんだけど、全然記憶と違う。なぜだ。

前は行けなかった真実の口に行ってみる。とても並んでいたので入るのは諦めた。ローマの休日のシーンは印象的だが、ローマの中心からちょっとはずれにあるし、こういう建物の中にあるとは思っていなかった。

そしてこちらも前回中には入らなかったコロッセオへ。チケットはすごい行列ができているが、Roma Passは別入り口なのでここはすんなり。そういう意味でもちょっと得かもしれない。

カラカラ浴場にも行く。漫画のテルマエ・ロマエの世界だわ。

こんな風に公衆浴場があったなんて信じられん。

ローマは結構な都市だけど、歩いてて色々あるから楽しかった。本当に時間を気にせずにひたすら散歩したりもした。1つだけローマだけじゃなくて前に来たときも思ったイタリアのスリが多いという印象は変わらず、特に子どもが多い気がする。それだけが残念というか、どうにかしてあげられないもんなのか。

ローマについてはあと少しだけ続きます。

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